いろいろな紙が私の家にあります。
今回はそれらを使って同じ字を同じ調子で書いてみることに...。
12月号の全書芸の巻頭辞に「一生懸命」の題で堀 天鶴先生が
「実践を積み重ねてきた価値のある大変奥の深い言葉」として書かれている
「礎」を参考題材にさせていただきました。

まずは、蓼科の陶仙房で求めた竹を材料とした和紙
筆ざわりはごわごわしていて、毛邊半紙と同じような色をしています。

こちらは小国和紙
なかなかの個性の持ち主で、結構書き初めのうちに墨を取られる感じがしました。
でもさすが北国の和紙、とても丈夫そうです。



左:厚手の半紙で師範試験の時の小文に使いました。結構墨ものばしてくれます。
下の娘の退職願などもこの紙で私が書きました。
中:玄楽画仙紙(半切の四分の一)これも厚手で「牛橛造像記」を全臨するときに下敷きとして使いました。
厚手なので安心して下敷きに出来るのですが、折り込みに弱く、特に折り目が消耗します。
今回はそれらを使って同じ字を同じ調子で書いてみることに...。
12月号の全書芸の巻頭辞に「一生懸命」の題で堀 天鶴先生が
「実践を積み重ねてきた価値のある大変奥の深い言葉」として書かれている
「礎」を参考題材にさせていただきました。

まずは、蓼科の陶仙房で求めた竹を材料とした和紙
筆ざわりはごわごわしていて、毛邊半紙と同じような色をしています。

こちらは小国和紙
なかなかの個性の持ち主で、結構書き初めのうちに墨を取られる感じがしました。
でもさすが北国の和紙、とても丈夫そうです。



左:厚手の半紙で師範試験の時の小文に使いました。結構墨ものばしてくれます。
下の娘の退職願などもこの紙で私が書きました。
中:玄楽画仙紙(半切の四分の一)これも厚手で「牛橛造像記」を全臨するときに下敷きとして使いました。
厚手なので安心して下敷きに出来るのですが、折り込みに弱く、特に折り目が消耗します。
右:市販の普通の色紙です。この三つの中では一番墨をのばすような気がしました。
(これは何かに転用できそう......)


(これは何かに転用できそう......)


左が皆さんおなじみ毛邊半紙、右は兄弟分の白蓮半紙です。
この二つ、特に毛邊は書きなれているせいもあって、墨ののびも良く
気持ちよく書ける気がしました。
********************
たかが紙、されど紙の感を深くした一日でした。
さて、皆さんもお家にあるいろいろな紙を使って、書き味をお試しになって
その感想をお聞かせください?
この二つ、特に毛邊は書きなれているせいもあって、墨ののびも良く
気持ちよく書ける気がしました。
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たかが紙、されど紙の感を深くした一日でした。
さて、皆さんもお家にあるいろいろな紙を使って、書き味をお試しになって
その感想をお聞かせください?