住みたい習志野

市内の情報を中心に掲載します。伝わりにくい情報も提供して行きます。

核保有国が集まり、ロシアとの本格的戦争を宣言する「参戦国会議」サミット、異様な緊張に包まれる「被爆地」広島

2023-05-19 23:49:15 | オスプレイ、安保、平和

(東京新聞の記事より)

G7広島サミット 「期待と歓迎」とともに「開催反対や不安」の声が上がるわけとは…

G7広島サミット 「期待と歓迎」とともに「開催反対や不安」の声が上がるわけとは…:東京新聞 TOKYO Web

G7広島サミット 「期待と歓迎」とともに「開催反対や不安」の声が上がるわけとは…:東京新聞 TOKYO Web

G7広島サミットへの期待と歓迎が高まる中、開催に反対したり不安を抱いたりする声が上がっている。軍拡の中で被爆地を政治利用する違和感や、...

東京新聞 TOKYO Web

 

 G7広島サミットへの期待と歓迎が高まる中、開催に反対したり不安を抱いたりする声が上がっている。軍拡の中で被爆地を政治利用する違和感や、開催後も平和に近づかないサミットへの失望だ。

◆広島から軍拡の発信をしてほしくない

広島サミットに反対し、原爆ドーム前からデモ行進する人たち。前列中央は高里鈴代さん=14日、広島市で

広島サミットに反対し、原爆ドーム前からデモ行進する人たち。前列中央は高里鈴代さん=14日、広島市で

 「G7前に日米首脳会談を行って、事実上の軍事同盟を強化することは、核廃絶や戦争廃絶とは方向が違い、広島の心を踏みにじるものだ」
 18日、日米首脳会談会場のホテルがある、爆心地近くの広島市中心街。市民団体などが街頭演説し、サミットを前に日米同盟強化を確認する会談の開催に抗議した。
 
 「こちら特報部」があらためて尋ねると、「岸田(文雄)首相は核廃絶の機運を高めると言っているが、現実には日米同盟の強化や北大西洋条約機構(NATO)諸国との連携、つまり軍事強化が主要なテーマ。広島から軍拡の発信をしてほしくない」と説明した。

◆核廃絶 核保有国は本気なのか

 豊永さんは取材に「サミット開催には絶対反対というわけではない」と話す。ただ、「本気になって将来の核廃絶とか、核を少なくするとか、共同宣言に入れてくれなければ、広島でサミットを開く意味はない。でも核保有国の首脳たちがそれを支持するだろうか。(米大統領だった)オバマさんが広島に来たときには謝罪しなかった。今回もかなり不安だ」と漏らした。
 核を保有する米英仏が参加するサミットで、岸田首相が掲げる「核兵器のない世界」がどこまで議論されるかも不透明だ。集会で、富山大の小倉利丸名誉教授(現代資本主義論)は「G7の各国に核を放棄するつもりがないのに、来日を歓迎するスタンスはおかしい。被爆地である広島と核廃絶は切り離せず、今回のサミットはふさわしくない。被爆地が核を肯定し、軍備増強を加速させるきっかけにもなり得てしまう」と懸念を示した。

◆G7は対ロシア戦争の参戦国会議

 サミットの主会場となるグランドプリンスホテル広島がある宇品地区はかつて旧日本陸軍の施設が集まり、中国大陸や南太平洋に兵士を送り出した出兵拠点だった。西岡さんは訴える。
 「母は被爆者で、父は宇品から中国へ出兵した。原爆の被害と、侵略の加害の両面を持つのが広島だ。そうした両面に向き合わないで、都合の良い広島のイメージをサミットで政治利用することは許されない」
 18日には東京の新宿駅東口広場でも、市民団体主催の広島サミット反対デモが行われた。
 参加者らは「NO G7 NO War」と記されたのぼりを掲げ、「ウクライナ戦争を止めろ」「即時停戦を働きかけろ」と声を張り上げた。その後、広場周辺をプラカードを持ちながら歩いた。
 「G7は対ロシア戦争の参戦国会議だ」とも主張。マイクを握った男性は「G7は戦争を早く終わらせるべきだ」と述べた。広島の集会にも参加した女性は「広島の核廃絶の思いを台無しにする」と訴えた。
 そもそも、G7はどのように成立したのか。
 第二次世界大戦の戦勝国として拒否権を持つ常任理事国にロシアと中国を含む国連とは異なり、G7に法的根拠はなく、かつての西側先進国のみで構成されている。Group(グループ)の頭文字からG7と呼ばれる。
 きっかけは1973年の第一次オイルショック。世界的な不況やインフレなど経済問題への対応を協議する場としてサミットが開催された。冷戦終結後の97年にはロシアも加わってG8となったが、クリミア半島を併合した2014年に除外された。
 こうした歴史を経てきたサミットだが、13日の広島集会は「G7を広島で終わらせよう」という宣言を採択した。「主権平等の原則で課題解決に臨む国際社会に真っ向から対立する」と位置付け、「軍事同盟を既成事実化し、気候変動とジェンダーの課題に取り組むポーズを示し、自分たちのリーダーシップを誇示する情報戦の舞台」と断じた。
 登壇したピープルズ・プラン研究所の白川真澄さんは「冷戦終結後の国際潮流はグローバル化だが、その司令塔を担ってきたのがG7だ」と語った。広島サミットでは、「経済安全保障」を名目に掲げ、半導体のサプライチェーン(供給網)から中国を排除する動きに注目。「米国に追随し、日本も輸出規制を強化する方針で、そこにインドも巻き込む。今回のG7は世界的な中国包囲網を敷き、米中対立の激化を招いてしまう」と指摘した。
 
まるで機動隊がデモしているみたい。ここはロシアか?ミャンマーか?
今日の広島。平和デモなのにこれこの通り。機動隊が周りを囲み、外から見たらまるで機動隊がデモしているように見えてしまう異様な光景。ここはロシアか?ミャンマーか?と、この様子にカメラを向ける海外メディアもビックリしているようです。
 
 
 
機動隊がデモ隊の青年を路上に押し倒す画像がSNSで拡散されています。この国にはもはや「表現の自由」はないようです。
 
 
後々「あの広島サミットから第三次大戦が始まった」と言われるかも知れない?
 
今日の日刊ゲンダイの見出し。猿之助さんの記事の下に「歴史に残る暗黒サミット」「さながら軍事同盟と化したG7」などと書かれています。ゼレンスキー大統領も来日し、ウクライナに武器をジャンジャン送る核保有国が集まって戦争を推進する今回のサミット、後々「あの広島サミットから第三次大戦が始まった」と、教科書に書かれるようになるかも知れません。
 
TIME誌が「岸田氏は数十年にわたる平和主義を捨てて、日本を真の軍事大国にしたいと望んでいる」と報道 - 住みたい習志野

TIME誌が「岸田氏は数十年にわたる平和主義を捨てて、日本を真の軍事大国にしたいと望んでいる」と報道 - 住みたい習志野

(TBSNEWSDIGより)TIME誌が「岸田氏は数十年にわたる平和主義を捨てて、日本を真の軍事大国にしたいと望んでいる」と報道岸田総理が米誌「TIME」の表紙に「日本を真の軍事...

goo blog

 

原爆資料館を見学しても「核兵器の抑止力」を強調するバイデン氏。原爆投下への謝罪もなし

(日テレニュースより)

バイデン大統領は昨日の日米首脳会談ではアメリカが核兵器も含めた戦力で日本を防衛していく方針を伝え核の抑止力を強調しました。アメリカとしては核軍縮と核抑止の両立をはかるためあえて、強調した形です。

(朝日新聞GLOBE+の記事)

G7広島サミット、核抑止政策での結束は被爆地の蹂躙だ ウクライナ侵攻を口実にするな:朝日新聞GLOBE+

ウクライナ侵攻、「戦え一択」にかき消される即時停戦の声 被爆地・広島からの訴え:朝日新聞GLOBE+

 

 
 
 

コメントをお寄せください。


<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 石川佳純さん引退会見で流暢... | トップ | 原爆ドームのこと »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。