「鎌倉殿の13人」でスルーされてしまった習志野市
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」好調のようです。
習志野市ゆかりの「阿野全成」についても、いろいろ評判になっています。
大河ドラマで歴代「阿野全成」を演じた俳優さんたち。
ずいぶん昔の大河「草燃ゆる」では伊藤孝雄さんが演じていました。
「住みたい習志野」でも、何回か「阿野全成」について投稿がありました。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に、鷺沼で頼朝と再会する「全成」がいよいよ登場 - 住みたい習志野
「吾妻鏡」(あずまかがみ)に書かれた「阿野全成」(鷺沼で頼朝と再会した異母弟) - 住みたい習志野
でも、結局テレビの「鎌倉殿の13人」では習志野市は全く登場せず、スルーされてしまいました。
「鎌倉殿」の歴史に全く関心を示さない宮本市長
どうやら史跡の保存や町おこしに全く関心のない今の宮本市政が原因のようです。
頼朝と阿野全成が劇的な兄弟の対面をしたとされる鷺沼城址公園周辺には、そのことを示す説明版一つない状態。
それどころか、習志野市の歴史のルーツとも言える鷺沼では、旧庁舎跡地を売却しようとしたり、鷺沼地区区画整理でも史跡の保存は後回し、習志野市の歴史がズタズタにされようとしています。
こんな習志野市の姿勢のせいで、NHKも「習志野市はスルーしよう」ということになったのかも知れません。
一方、東京都北区では文化財説明板「源頼朝の布陣伝承地」が設置されています。
習志野も「鷺沼御旅館伝承地」の看板くらいは立てておくべきでしょうね。
「鷺沼は葛飾区」説も登場
頼朝軍に阿野全成が合流したのは「習志野市鷺沼」というのが「定説」になっていますが、先ほどご紹介した「住みたい習志野」の
「吾妻鏡」(あずまかがみ)に書かれた「阿野全成」(鷺沼で頼朝と再会した異母弟) - 住みたい習志野
の記事に、「習志野ではないのでは?」さんから以下のコメントをいただきました。
こちらには、現在の葛飾区柴又にも「鷺沼」があったことが紹介されています。ここも下総国です。
人情弁護士の下町探訪(第83回鎌倉・室町時代の葛西②) | 下町の法律事務所
柴又2丁目古録天神社石碑
隅田川付近にまで辿り着いていた頼朝がわざわざ習志野まで戻ったというのは何としても解せません、という指摘は無視できません。
興味深いご指摘ですね。
こうした他の自治体の姿勢とは異なり、史跡の保存に興味を示さない「開発優先」の宮本市政のもとで、ふるさと習志野の歴史、どんどん忘れ去られようとしています。
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