誰も戦争を止めようとしないどころか、戦争を激化、長期化させようとしている権力者たち
プーチンのウクライナ侵略によって始まった戦争。殺し合いがエスカレートし、世界中の支配者たちやメディアが戦時プロパガンダで国民を戦争に駆り立てる、そんな時代に今私たちが生きていることに、恐ろしさと怒りを感じます。
戦争で自分たちの支配の危機を乗り切り、国民を抑え込もうとする世界の権力者たち。
その一方で「戦争はいやだ」と立ち上がる民衆
<ロシアでは>
「ウクライナへ行きたくない」兵士たち
国内の反戦運動を抑え込み、投獄しているが、命がけの反戦デモを敢行する人々。若者たちを中心にSNSでロシア苦戦の戦況が知られ、「こんな戦争やりたくない」という兵士が続出。
▽「戦場に行きたくない」弁護士に相談殺到
ロシア軍は、今後、製鉄所に投入していた部隊を東部ドンバス地方に転戦させ、攻勢を強めるとみられます。しかし、ウクライナ侵攻から、まもなく3カ月。長期化するにつれ、ロシア兵の“士気低下”もあらわになってきています。
(ロシア兵から相談を受けた弁護士)「相談に来るのはウクライナに行きたくない人や、再び戻りたくない人です。」
ロシア南西部の街、クラスノダールで弁護士をしているミハイル・ベニヤシュさんです。 従軍を拒否した兵士らの弁護を受け持ったところ、相談が殺到し始めたと言います。 「(弁護士グループ全体で)約2000件の相談がありました。沿海地方から北コーカサスまで、全土からです。相談内容の一つに、装甲のない車両で移動をさせられることがありました。前線では簡単に砲撃される状態だったのです。」
今や兵士らは、ウクライナで多くの戦死者が出ていることを知っていると言います。それがロシア軍の兵士不足につながっているようです。
「今では兵士たちもウクライナのSNSやメディアに精通しています。ウクライナで起きていることは衝撃でした。相談件数から考えると兵士不足は深刻で、部隊編成するのは難しいでしょう。誰も死にたくないんですよ。」
<アメリカでは>
ウクライナ戦争でアメリカが得る、"値千金の実戦データ"とは?
(週プレニュースより)
「米軍は今、ウハウハでしょうね」
そう語るのは、アフガニスタンでアメリカ陸軍82空挺師団兵士として実戦を経験し、後にS2情報担当将校として活躍した飯柴智亮(いいしば・ともあき)氏だ。それはどういう意味なのか?
「アメリカがウクライナへ供与した兵器がロシアとの戦争で使われており、それによって兵器の実戦データが蓄積されています。軍隊にとって実戦データほど貴重なものはありません。
今、アメリカは第2次大戦後初めて「米兵を死なせずに得られる実戦データ」を収集している。それによって、兵器メーカーは新兵器を開発し儲けを得始めているようだ。
「アメリカが抱える大赤字をこのような形で補填するのはもちろん健康的ではありませんが、今アメリカはなりふりかまっていられない経済状況下にあることも事実です」
ウクライナの次は台湾、「バイデンの戦争」に苦しむ世界 - 住みたい習志野
ウクライナに大量兵器を送り込み、戦争で莫大な利益を上げているアメリカ。しかしバイデンの支持率は最低。戦争の長期化で更に金もうけしようとするバイデン大統領をアメリカ国民も支持していない。
バイデン政権の支持率最低 記録的なインフレに懸念(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
<ウクライナでは>
戒厳令と総動員令を延長
侵攻3カ月、見えぬ終結 ウクライナで戒厳令延長―ロシア、東部制圧狙う:時事ドットコム
侵攻長期化を見据え…ウクライナ議会 戒厳令と総動員令を延長する大統領令承認(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
18〜60歳の男性の出国を禁じ、その一般市民にいきなり武器を持たせ、ろくな訓練もせずに激戦地に送り込む強引なやり方に市民たちが「安全な国に出国させて」と請願
戦時下のウクライナでは、18~60歳の男性は、原則として出国が認められない。報道によると、これを可能にすることを求める請願書に2万5千人の署名がインターネット上で集まっているという。
記者会見で請願書への意見を求められたゼレンスキー氏は、ロシア軍が攻撃を続けているウクライナ東部で「毎日50~100人が犠牲になるかもしれない情勢の下、彼らは国家と我々の独立を守っている」と強調。その上で「自分がこのような請願書に対処するのにふさわしい人物と思わない」と述べた。
さらにゼレンスキー氏は「この請願書は誰に向けたものなのか。地元を守るために命を落とした息子を持つ親たちに、この請願書を示せるのか。署名者の多くは、生まれ故郷を守ろうとしていない」と不快感を示したという。(以上、朝日新聞の記事より)
夫や子どもが何の訓練もなく、機関銃を持たされ、激戦地に送られていることに女性たちが抗議行動
こんなウクライナに誰がした?権力者たちの犠牲にされる市民 - 住みたい習志野
<日本では>
24日に行われる「戦争会議」クワッド(日米豪印4カ国の軍事協力体制)。
戦争か、平和か、歴史の分かれ道に立っている日本と世界 - 住みたい習志野
5月24日、日本で行われる「クアッド」(戦争会議)は歴史の転換点になるかも知れない。日本は再び戦争のうずに深々とまきこまれ、「戦後」は終わってしまう。
今やアメリカを追い抜く勢いの中国を弱体化させるため、「台湾有事」をあおり、台湾軍と自衛隊に中国軍と戦わせようとしているバイデン大統領。
これに対し、日本の首相なら「日本には平和憲法がある。どことも戦争はしない」と主張すべきところ、岸田首相はバイデン氏の言いなりに「改憲、軍事費2倍化、敵基地攻撃、核共有」で沖縄を再び戦場にしようとしています。
敵基地攻撃能力保有や防衛費増額で「日本が再び軍国主義に」 自民提言を平和構想研究会が批判 - 住みたい習志野
「こんな理不尽な戦争をするためのクワッド=戦争会議は許せない!」と、今回のバイデン訪問に韓国でも日本でも反対運動が起きています。
中国メディア“抗議集会”を繰り返し報道 バイデン大統領の訪日を巡り
日本で起きている戦争反対の声。本来なら日本のメディアがきちんと報じなければいけないのに、「中国では日本の反戦運動がこうして報道されている」としか報道できない今のメディアの閉塞状況。だんだん戦前のようになってきているようです。
その中国テレビ局の報道(英語字幕)がこちら
この動画に海外から、以下のようなコメントを初め何百ものコメントが寄せられています。
人にこうだと言われたから、というのでなく、物事をありのままに見ることができる賢明で明晰な青年。これらの人々を称賛します。彼らは米国の侵略が実際に何を意味するのかをよく知っています。
米国に対する日本の反応を見るだけで、平和が広がることを期待できます。
抗議者たちに同感です。日本の指導者は、米国の言いなりになるのではなく、国民の声に耳を傾けるべき
日本人は頭がいい。彼らは自分たちにとって何が良いかを知っています。そして、彼らには平和に生きるあらゆる権利があります。QUADでの米国のギャングは災害をもたらすだけです。
日本人は、米国が広島と長崎にしたことを決して忘れて許してはなりません。
(こちらは台湾のニュース)
Hundreds of people gathered in central Tokyo on Sunday (May 22) to protest U.S. President Joe Biden's three-day visit to Japan, saying the visit could disrupt peace in the Asia-Pacific region.
日曜日(5月22日)には、ジョー・バイデン米大統領の3日間の訪日に抗議するため、数百人が東京中心部に集まった。この訪日が、アジア太平洋地域を戦乱に導く、としている。
(ドイツ・レイバーネットのニュース)
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