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創業者は豊田(とよだ)、社名はトヨタ(読者投稿)

2023-02-16 22:17:28 | 雑学

(ブログ読者の投稿です)

創業者は豊田(とよだ)、社名はトヨタ

豊田章一郎氏が亡くなりました。
トヨタ 豊田章一郎名誉会長が死去 世界有数の自動車メーカーに | NHK

トヨタの今日の発展を築いた経営者であり、自動織機の発明者・豊田佐吉の孫に当ります。

 ところで、お名前は「とよだ」と読みます。それなのに、社名はトヨタ。なぜでしょうか。

 90年前、昭和8年(1933)に豊田自動織機自動車部として創業した頃には「とよだ」自動車で、英字でも「TOYODA」となっていました。

トヨタ初の乗用車「AA型」のエンブレム。漢字で「豊田」が図案化され、英字は「TOYODA」となっている。

昭和11年(1936)、豊田自動織機から自動車部を分社化するに際し、全国から商標のアイディアを募集したそうです。その際、

・濁音がなく、さわやかで言葉の調子もいいこと

・片仮名で「トヨタ」と書いた場合、末広がりとして縁起がいいとされる「8画」になること

・創業家の名字から離れることで、個人の会社から社会的企業へと発展するという意味を込めたこと

という3つの理由で「トヨタ」が採用され、商品は「トヨダ号」から「トヨタ号」に改称。新会社も「トヨタ自動車工業株式会社」として設立されたということです。

 歴代社長の顔ぶれを見てみると、豊田佐吉(始祖)、利三郎(初代)、喜一郎(第二代、実質的創業者)、石田退三(第三代、中興の祖)、中川不器男(第四代社長)、豊田英二(第五代)、章一郞(第六代)、達郎(第七代)、奥田碩(第八代)、張富士夫(第九代)、渡辺捷昭(第十代)、そして現在の豊田章男社長と、必ずしも豊田家ばかりではないことがわかります。「豊田自動車ではない」という精神が、今も受け継がれているのでしょう。先日、章男氏から、4月からは佐藤恒治氏に経営が引き継がれることが発表されました。

 なお、トヨタの城下町・愛知県豊田市は「とよたし」と読みます。昭和26年(1951)に市制を施行した当初は、「挙母市(ころもし)」という珍しい名称だったそうです。しかし、自動車産業が本格的に発展を迎える中、世界のトヨタの本社所在地として昭和34年(1959)、「豊田市」に改称されたということです。そういう次第で「とよたし」と読むわけです。

先日の「ダットサン」に続いて、車の雑学でした。

知らなかった。日産「ダットサン」の「ダット」は「脱兎」だったんだ! - 住みたい習志野

 

 

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