住みたい習志野

市内の情報を中心に掲載します。伝わりにくい情報も提供して行きます。

懐かしい「シャボン玉ホリデー」や「モスラ」。「スーダラ節」は仏の教え?

2021-02-26 19:36:26 | エンタメ

懐かしい「シャボン玉ホリデー」や「モスラ」。「スーダラ節」は仏の教え?

コロナで 「巣ごもり生活」が多い今日この頃、ネットを見る機会も多いですね。おかげさまで「住みたい習志野」にも多くのアクセスをいただいています。
今日から「うたのおにいさん」が不定期に投稿してくれます。お楽しみください。

高齢者にはなつかしい「シャボン玉ホリデー」


60年も前のテレビ番組「シャボン玉ホリデー」、高齢者の方々は懐かしいんじゃないでしょうか?
東京都知事にもなった青島幸男(あおしまゆきお)さん、「クレージー・キャッツ」(去年コレラで亡くなった志村けんさんがいたザ・ドリフターズの大先輩です)のコント、番組の最後には双子の姉妹ザ・ピーナッツが歌う「スター・ダスト」。家族そろって見ていました。

怪獣映画「モスラ」で小美人を演じた「ザ・ピーナッツ」

1961年の東宝映画「モスラ」で歌われた「モスラの歌」、NHK朝ドラ「エール」の主人公、古関裕而(こせきゆうじ)さんの作曲ですが、どこの言葉かわからない不思議なひびきに胸がワクワクした当時を思い出す方も多いのではないでしょうか?

 モスラヤ モスラ
 ドゥンガン カサクヤン
 インドゥムゥ
 ルスト ウィラードア
 ハンバ ハンバムヤン
 ランダ バンウンラダン
 トゥンジュカンラー
 カサクヤーンム

どうやらインドネシア語で
「モスラよ/永遠の生命 モスラよ/悲しき下僕の祈りに応えて/今こそ 蘇れ/モスラよ/力強き生命を得て 我らを守れ 平和を守れ/平和こそは/永遠に続く/繁栄の道である」という意味のようです。

植木等さんの「無責任男」シリーズ

シャボン玉ホリデーのレギュラー、「クレージーキャッツ」の植木等さんの「無責任男」シリーズ、痛快でした。


植木等さんのお父さん、信念を持った立派な「反戦僧侶」でした。

植木等さんの父、「反戦僧侶」の型破りな生涯が評伝に:朝日新聞デジタル
植木さんのお父さんはお寺の住職で、キリスト教や社会運動に触れ、僧侶だった妻の父の勧めで得度(とくど:僧侶になること)。部落差別に怒り、出征兵士に「死ぬな」と説いたそうです。治安維持法で弾圧され、お寺が何回も特高警察に「家宅捜索」されました。

「スーダラ節」は「お経」のこと
「ホンダラ行進曲」は観音様がいる山の名前

植木さんの「スーダラ節(ぶし)」、当時大ヒットしました。

若い方は「スーダラ節」を知らないと思いますが、ダウンタウンの浜ちゃんが歌う「出前館」のコマーシャルソングの元歌だ、と言えばわかるかも知れません。

お父さんがお坊さんだったことを意識したのか、クレージーキャッツの歌には、あちこちに仏教の教えが顔を出します。

「スーダラ節」の「わかっちゃいるけどやめられねぇ」は人間の弱さを良く表しているし、「スーダラ」は、元はインドの古代語サンスクリット語で「スートラ」सूत्र 、「経典(きょうてん)」の意味です。

「ホンダラ行進曲」という歌もあります。

これは、サンスクリット語の「ポタラーカ」 पोतलक から来ています。観音様が降り立つという伝説上の山の名前です。日本語では補陀落(ふだらく)と書かれ、チベットにある「ポタラ宮」も、このポタラーカから来ています。

 

 

 

 

古いクレージーキャッツの歌、なんだか有り難い功徳(くどく)があるような気がしてきました。(うたのおにいさん)

 

コメントをお寄せください。

 

 


 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« (一都三県で)千葉県だけが... | トップ | 明日28日のシニアクラブは「... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2021-02-27 00:55:47
真夜中にいっきに見ました。
笑いの質が違うのでしょうか。
健全さを感じました。
あの時代が良かったというのではありませんが、時代と共にす全てが変化していくのですね。
今は、タレントという人種はいますが、芸人がいなくなっているようです。
クイズに答えて、食べて、バス乗って、ゲームしてるだけのテレビタレントばかり、テレビが面白くなくなったのは、笑いも涙も、質が変わってきたからでしょう。
バカっぽい笑い、ウソ泣き、ふざけるだけのコント。
テレビで、クレージーキャッツの番組再放送をやってほしいなあと、思いましたが、今の人にはつまらないのかも知れません。
返信する
植木等 (こん。)
2021-02-27 05:54:05
ボクが小学生の頃、60年ほど前に聞いた「サラリーマンは気楽な家業ときたもんだぁ~」という歌が忘れられません。高度経済成長期に突入した頃でも、小津安二郎の映画の世界が現実にあった時代ですね。丸の内のサラリーマンは、昼に酒を飲んだりして、定時に退社がフツーでしたね。サザエさんの波平さんがかつおくんと一緒にお風呂に入り家族で夕食が当たり前の時代でした。今の日本はずいぶん貧しくなったものです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。