住みたい習志野

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立崎市議を偲ぶ(習志野市議会での思い出シーン・アンソロジー)

2022-09-09 00:50:58 | 市議会

9月5日に亡くなった、市議会議員の立崎誠一さん(以下、9月13日の新聞に掲載された訃報です)

生前の市議会での思い出シーンです。

(市役所ホームページ、「市議会インターネット中継」より)

「戦争法案反対」と書いたシャツで登場。議長との話し合いで上着を羽織ることにしたけど、上着の下からシャツの字が見えて、「出ちゃうね」と、茶目っ気たっぷりにつぶやき

市長に質問してるのに、部下(市の幹部)が回答。「以前の市長は自分で全部答えたが、今の市長は市の幹部に代りに答弁させる。君たちはいつから市長になったのか?」と、市の幹部をからかう

「前荒木市長、宮本市長(当時は市議)や秘書課長が、平日に業者とゴルフ」と、市と業者との癒着を批判

➀市長が自分の後援会長がやっている「資源回収協同組合」に毎年6億もの仕事を「随意契約(競争入札でなく、特定の業者と契約)」で与え、事務所用地を無償で提供し、ただのプレハブ小屋を「本社」だと称している。こうした特定業者との癒着はやめるべき、という指摘に、宮本市長は「他人(?)の政治活動については答えない」と、自分の後援会長であることすら認めようとしない

このプレハブ小屋を「本社」と称している

実際業務をやっている事務所には市の土地を無償で供与

➁この「資源回収協同組合」とも関連するが、以前市の幹部らが毎年「視察」と称して中国旅行に行っていたのは許されない、と追及したところ、クリーンセンター所長が、当時自分も中国視察(旅行?)に行ったことをポロリと「白状」してしまった

「必要もないのに毎年中国旅行に行っている」と市が追及されていた。その時の市議会でのやりとりです。

H25年12月議会

支度料につきまして国に準じた内容で改正することといたしました。具体的には、これまで定額制で支給しておりましたものを、原則不支給、支給しないことといたしまして、ただし、保険料や医薬品など、必要性が認められたものについては、領収証等で確認の上、実費を支給するもので、本年11月1日から施行したところでございます。

H26年9月議会

◆委員 今後中国視察は必要性が生じなければ行かないものだと認識をしております。特に問題になるですとか、それが資源になっていないと著しく疑われるような疑義がない限りは、中国視察は基本的にはないものだろうと認識をしております。それは顧問弁護士がそう回答したからなのではなく、国がそういうふうな発言があったからだというような認識でいてもよろしいでしょうか。

◎クリーンセンター施設課長 どちらかという2つに1つではなく、総合的に勘案して今年度からは行かないというふうに判断させていただきました。

市長の許可を受けて、市の幹部が市役所で「安保法制支持」発言をしてテレビで放映された。誰が見ても「習志野市役所(幹部)の見解」なのに、「個人の発言」と、責任逃れをする宮本市長

安保法制をめぐって元自衛隊でイラク派兵の経験がある習志野市危機管理監の太田清彦氏が市長の許可のもとでテレビインタビューに答え、「職場で、市の名前が入った制服を着て安保法制支持の発言をしたのは、憲法を順守すべき公務員として許されない。それを許可した市長も問題」と批判。それに対し、宮本市長は「一個人の発言」で問題ない、と答弁。周囲をあきれさせた。(市長の許可を受け、市の幹部が市役所で市の制服を着て公式に安保法制支持の発言をしたのに、「個人の発言」?習志野市、どうにかしてます)

 

市職員の「安保法案」肯定発言について議会発議(朝日新聞) - 習志野市民フォーラム

市職員の「安保法案」肯定発言について議会発議(朝日新聞) - 習志野市民フォーラム

陳情受理番号27号「習志野市職員のテレビでの発言の真意を問うとともに習志野市の日本国憲法遵守の確認を求める陳情」について7日の本会議で市長への質問が議員発議されまし...

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価格.com - 「NEWS23」2015年7月14日(火)放送内容 | テレビ紹介情報

(千葉日報の記事)

社会|千葉県内ニュース|千葉日報オンライン

テレビ番組で安保法案“肯定” 中立欠くと批判も市「個人的発言」 習志野市の危機管理監

 参院での採決が迫る安保法案に関して、陸上自衛隊出身の習志野市危機管理監、太田清彦氏がテレビ番組で実質的に法案に賛成する主旨の発言をしたとして波紋を広げている。15日には、太田氏の“真意”をただす陳情が市議会の委員会で審議された。

 開会中の同市定例市議会に提出された陳情によると、太田氏は7月14日放映の深夜のニュース番組で、安保法案について「自衛隊の活動は広げるべき」などと「実質的に賛成する発言」をしたという。

 陳情は、法案に違憲論もあるなかでの太田氏の発言が、政治的中立の範ちゅうを超えていると指摘。(1)発言が個人的なものなのか(2)市の了承を得たうえでの発言なのか(3)市と市長は発言をどう評価するか-などを確認するよう求めている。

 15日の市議会総務常任委は陳情を不採択としたが、質疑では一部委員が、太田氏が市長の許可を得て出演したことなどから“公的発言”と指摘。これに対し、市側は「市の業務を紹介することは認め、それ以外は個人の発言として区別して発言するよう指示したが、編集上カットされた」とし、「勤務終了後の時間外(の発言)なので、個人の発言として理解してほしい」と繰り返した。

市役所の非正規公務員の低賃金、賃下げにも義憤

最近では市役所で低賃金で働く非正規公務員(会計年度任用職員)の皆さんのうち200名の人たちをフルタイムからパートにし、月の給料を一挙に1万5千円も引き下げる、という乱暴なやり方を改め、もとのフルタイムに戻すよう市議会で追及(総務省は、「法の趣旨に沿わない」習志野市のような自治体は是正するよう指導していく、としている)

こんな痛快な発言がもう聞けないと思うと、本当に寂しいですね。

訃報:一代の風雲児、立崎誠一習志野市議が亡くなりました - 住みたい習志野 (goo.ne.jp)

(編集部より)

立崎さん、実に見事な人生でした。それとは対照的に、病と闘い、重篤な状態にあった立崎さんに心ないコメントをされた「死に体習志野」さんから、また心ないコメントが届きました。病と闘う立崎さんやご家族に再三にわたって「名前を名乗らず」嫌がらせの電話をされてきた方のようです。不適切な内容なので掲載しないことといたしました。

前回の心ないコメントに対する他の市民の方のコメントです。

「瀕死の人に「税金泥棒」呼ばわりとは!
ご存知ないのかも知れないが、当該議員は病状極めて重篤な中、回復を期して戦っておられます。
投稿は自由ですが、品格ある投稿をお願いします。」

「死に体習志野」さんには再度このコメントを熟読して頂き、お考えを改めて頂くよう切に祈ります。

 

 

 

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