隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

0582.叫ぶ女

2005年04月16日 | リーガル
叫ぶ女
THE CASE OF THE SCREAMING WOMAN
読了日 2005/4/16
著 者 E・S・ガードナー
Erle Stanley Gardner
訳 者 三樹青生
出版社 早川書房
形 態 HPB461
ページ数 210
発行日 1958/12/31
ISBN 4-15-000461-7

 

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ペリー・メイスンシリーズである。初版が昭和33年なのでシリーズ初期の作品かと思ったら、53作目だった。ペリー・メイスンは大分読んだつもりだったが、この本は読まなかったようだ。昔読んだ本は殆ど内容は忘却の彼方だが、困ったことに?最近読んだ本でも、2冊前に読んだ本から忘れていくのだ。そういうことからも、こうして心憶えを残すことが大事なのかもしれない。
このところ、息子の入所している福祉施設の資料や、アルバイトで教えているパソコン教室の生徒さんへの教材作成などで、読書がちょっとおろそかになり、この本も1週間もかかって読んだ。

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今回の事件は、油井配給会社の社長ジョン・カービイの話は、ペリイ・メイスンの好奇心をそそるには充分だった。カービイは、郊外で開かれた販売会議の帰り、深夜の道をガソリン缶を持って一人で歩いている若い女にであった。ガソリンを切らして、スタンドから買って帰るところだったという。そこで親切心から女を同乗させ、その場所に行ってみると、自動車は消えていた。という奇妙な幕開けで始まる。本格謎解きの興味も満足させる筋立てで、面白い。

 


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