祈りのカルテ | ||
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読了日 | 2019/01/17 | |
著 者 | 知念実希人 | |
出版社 | 角川書店 | |
形 態 | 単行本 | |
ページ数 | 246 | |
発行日 | 2018/03/29 | |
ISBN | 978-4-04-106580-8 |
更津市立図書館からのメールで、「予約の資料が用意できました」とのことで、本書を1月24日に借りてきた。発行日が昨年3月末だから、さほど新しいとも言えないが、僕の後にも予約は入っているらしく、「他の方の予約が入っていますので、2月7日までに返して下さい。」と、係員から念を押される。
著者の新しい作品はほかにも予約が殺到しており、人気の高さを示している。僕は最初に読んだデビュー作『誰ための刃』で、ファンとなって、次々と著作を探して読んだが、前述のごとく人気作家の作品は、常に図書館の予約が多いため、思うようには読み進むことが出来ない。
しかしながら、そんな中でも今までに15冊ほど読んでいるから、一応はファンとしての面目を保っていると言えようか。
いやいや、別に面目を保つために読んでいるわけではない。著者の次々と発表される新作が、僕の読書欲をそそるのだ。現役の医師としての活動をしながらの執筆は、さぞ繁忙を極めているのだろうと、要らぬ心配をするが、そのどれもが一級品のエンタテインメントであることに、重ねて驚くのだ。
この作者と中山七里氏のちょっとした関わり合いが、『中山七転八倒』にも書かれているので、興味のある方は参照されたい。
2月も半ばに入り、月日の経つ速さを実感しているが、ここにきて僕の読書への意欲やスピードなど、以前の状態に戻りつつある。昨年暮れにパソコンの修理が終わって、まっさらになったHDDで快適な環境も得られたから、今のところ何不自由なく使えて、そうしたことも僕の精神状態を安定させているのかもしれない。
半月ほど前に、木更津市立図書館のマイページで、少しまとめて予約をしておいた中から、順に僕の番が回ってきて、メールが届く。こうしたごく当たり前のことが、日常何気なく実施されるのも、パソコンがあってこそだということも、改めて感じ入っている。単純な頭脳構造の僕は、そんなところにも幸せを感じるのだ。
まあ、何より昨年3月から始めたメール便配達の仕事が、いつの間にか順調に進んで、懐具合がほんの少しずつ潤うようになったことも、精神状態に影響しているのだろう。
の記事は昨日(2月15日)出す予定だったのだが、僕は何を間違えたのか前回の記事をだぶって投稿してしまい、今日それに気づいて、慌てて削除する始末だ。
そうした日常の不都合がだんだん多くなっていくようで、少し不安な気もあるが、気に病んでもどうなるものでもない。のんびり気楽にやるしかない。“明日は明日の風が吹く”というではないか。世の中なるようにしかならない。
昨日は3月に行われる、天羽支部会の役員による事前の打ち合わせで、富津市の太陽のしずく(ひのしずくと読ませる)に行ってきたので、そうしたこともミスを招く結果につながったのかもしれない。
天羽支部会とは、社会福祉法人薄光会が運営する事業所の利用者―主に知的障碍者―の保護者・家族の会の一つだ。僕はその副支部長を務めている。同様の説明はもう数えきれないほどここに書いているが、このブログを読む人は、おそらく初めての人が圧倒的に多いだろうと、思っているから同じことを何度も書く必要があるのだ。
近年障害者に対する認知度は昔に比べれば、格段に多くなっているが、世間を騒がしている子供への虐待は、なぜか拡大しているように感じる。難しい問題だ。
# | タイトル | 月/号 |
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1 | 彼女が瞳を閉じる理由 | 2014年2月号 |
2 | 悪性の境界線 | 2015年3月号 |
3 | 冷めない傷痕 | 2017年2月号 |
4 | シンデレラの吐息 | 2017年5月号 |
5 | 胸に嘘を秘めて | 2017年11月号 |
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