我楽多(がらくた)日記

レトロ好き
水曜どうでしょう藩士の書く
へっぽこブログ

一度行ってみたかった

2023年09月30日 11時51分11秒 | 行って来たよ

旅に出た。

いつもはひとり旅だけど、今回は二人旅。


ある日、何気なく誘ってみた。

「(歳くっちゃぁいるが)息子よ。
トローリー!オー!の旅に行かないか?」

「行く」

即決まった。

なんのこっちゃ?!だよね
でも、どうバカ(水曜どうでしょうバカ)
ならすぐわかる

行き先は・・・



黒部ダム


どうバカにとっちゃぁ聖地巡礼でもある。
(1997年
水曜どうでしょう・サイコロ4)

て事で、富山→長野
アルペンルート
洋ちゃんたちがたどった通りに
行っちゃったョー!



9月某日

前日の夕方に富山県に前乗り。
電鉄富山で、予約WEB切符を発券。
明日に備える。




翌日

富山駅

にある 電鉄富山駅へ。

電鉄富山駅から立山駅まで
富山地方鉄道
朝8時11分に乗る。 
約1時間乗車


ボックスシートの電車
ワクワク






水曜どうでしょう より


洋ちゃんたちもボックスシートの
こんな電車だった。





でも、私の乗った電車はベンチシートでした








立山駅から美女平へ
立山ケーブルカー
7分乗車



ものすごい急な坂をガンガン登る乗り物だ。
その乗り物に乗るための階段も
ものすごい急。
コケたら危ないよ~

ちなみに。
先ほど出たWEB切符は、
予約する時に、この立山駅からの
ケーブルカーの乗車時間だけは
予約しないといけません。
(他の乗り物は何時に乗ってもOK)





美女平から立山室堂まで
立山高原バス

50分乗車

グネグネした山道をひたすら走る。
洋ちゃんが四国で苦しんだ道も
こんなだったんだろうなぁ~
車酔いしちゃう人は要注意かも。
道すがら、ナントカ杉 とか、
ナントカ滝 とか、名所は
ゆっくり走ってくれる。
主に左側に見えるから、席が選べたら
左側に座るといいかも。

て事で、その写真は無し
(右側に座った人




室堂が一番寒かったかなぁ。
やっぱり一番標高が高いからね。
2450mだって。
あんまりピンとこないけど・・・。

羽織るものを持って行って正解!




 立山室堂駅から大観峰まで
立山トンネルトロリーバス
10分乗車




今回 黒部ダムに行きたかった
理由のひとつがこれ。
日本唯一の、このトロリーバスが
廃止を検討されている。って言うんだよ。
そりゃ
「無くなる前に乗りに行かなくては!」
となるじゃん。




青い部分は、苦労の末に突破した
破砕帯 





水曜どうでしょう より


「トロリーは大丈夫ですか」

係員
「大丈夫ですよー。

丈夫ですよ。
強い子ですよー」



水曜どうでしょう より

ミスターが「棒っこ」と呼んだ杖。
登山家・大泉曰く
「ピッケルだよ!」





観峰から黒部平まで
立山ロープウェイ
7分乗車




水曜どうでしょう より

洋ちゃんが勢いよく入り込んだ電話ボックスは
もうありませんでした。
自販機も無く、記念スタンプ台が置いてありました。




このロープウェイは
出発から着くまでの間
支柱が一本も無い ってぇから驚き。




小さく見える黒い影が
私たちの乗ってるロープウェイ。
高~い 怖~い



ここは日差しも出てきたせいか
ちょっと暑いくらい。
こまめに脱ぎ着出来る服で
行った方がいいネ。





さぁて、黒部ダムまでの乗り物も終盤戦。



黒部平から黒部湖まで
黒部ケーブルカー 
5分乗車




先の立山ケーブルカーは登りだったけど
今度の黒部ケーブルカーは下り。





水曜どうでしょう より

登山家・大泉のように
棒っこ ピッケル持って下りた方が
正解なくらい急な階段


6つの乗り物を乗り継いで、
約4時間15分
いよいよ黒部ダムが見られるよー!



水曜どうでしょう より

洋ちゃんたちの時あった
この「黒部湖駅」の文字。
見当たらなかったなぁ・・・
ま、この どうでしょうの旅も
20年前だからね。
だいぶ様変わりしちゃったかもね。



トンネルを抜けると・・・
そこはダムだった




ふょ~!デケー!

勿論ここを出る時は
「トローリー!!」
と言ったさ。(マジで)



でもでも。
あの黒部ダム名物の 「大放水」・・・
音が聞こえないんですけど~
ま、まさか「水量が減って中止」
なーんて事無いよね?!

と心配してたら。

ちゃんと放水してたよー。

ダムがあまりにもデカすぎて
近くに行かないと聞こえなかっただけ
らしい。
すごっ!


ほらほら。
「黒部ダム」と言えば
よーく見る景色でしょ。




下を見ても凄いけど
上を見ても凄い





お昼は
ダムカレー!

と言いたいところだけど
外で食べたかったので
ダムレストハウスで
ダムカレーまんじゅう
ハサイダーフロート を購入

ソフトクリームが崩れてるのは
写真撮るのを忘れて
パクついてしまったからで(いつもだ)
お店のお姉さんがソフトクリームを
作るのが下手だったからではありません。



新展望広場レインボーテラス
放水観覧ステージ・慰霊碑
といろいろ歩きまわる。
何しろデカイから。
歩くよ~。

遊覧船ガルべ は、水位が低いため
中止してました。

最後
ダム展望台 を残すのみ となった訳だが・・・



高い


それも


外階段



上を見上げながら、
あそこまでの段数を
上りきる事が出来るだろうか?
高所恐怖症の我々が、
こんな岩にくっついてるだけ(失礼)
の階段を上れるのだろうか・・・?
という事で
このダム展望台はあえなく断念。


最後。
記念に ダムカード をもらい
トンネルを歩き黒部ダム駅へと向かう。





黒部ダムからは関電トンネル電気バス。
そのバスを待ってる最中、
ふと横を見ると、ある文字を発見。

ダム展望台階段

ん?!
もしやこれは?

係のお姉さんに尋ねると、
あの、外階段が怖くて上れなかったダム展望台まで
内階段で上れるってさー。

諦めてたダム展望台。
こりゃ上るっきゃないっしょ!
200段以上あるって?
外階段の恐怖が無いだけ余裕余裕。

て事で行きました。
途中ベンチでお休みしながら・・・
(余裕余裕撤回



ダム展望台からの景色です!
ダム湖、放水、堰堤がいっぺんに見られます。




やっぱり上って良かったよ。

て事で満足し、再びバス乗り場へ。


黒部ダムから扇沢まで
関電トンネル電気バス
約15分乗車



これも昔はトロリーバスだったけど
今は電気バスです。



貫通点
富山側、長野側それぞれが掘って行って
貫通した場所。

映画「黒部の太陽」(三船敏郎・石原裕次郎)
で感動したなぁ

ちなみに。
トロリーバスも電気バスも
破砕帯とか貫通点とか県境とか
ゆっくり見てねーって感じは無く
結構フツーのスピードで走るよ



扇沢から信濃大町まで
路線バス
約40分乗車


途中、猿がいた・・・


信濃大町駅




水曜どうでしょう より

駅の感じもだいぶ変わりました




お土産

どこへ行ったか 語らずともわかる






60周年記念てぬぐいたおる



黒部ダムはオバちゃんと
ほぼ同年代だったんだねー。

そんな年に行ったのも何かの縁だわね。






当時は こんな状況からスタートした
ダム造り


(こんなの「外階段が怖い」なんて
言ってる比じゃないね)

映画「黒部の太陽」や、
他ドキュメンタリー番組などで
目にしてた黒部ダム。
人の手で掘り、資材を運び、
事故にあいながらも難所をくぐり抜け。
ホント、こんな山奥に よく造ったよ・・・
(この黒四(クロヨン)ダムは勿論だけど
黒三ダムも大変だったんだよね・・・)

今もダムとして働き続け
観光地として楽しませてくれるのは
昔の人の並々ならぬ苦労があったからこそ
という事も忘れないでいたいね。


さて、洋ちゃんたちは
ここからレンタカーで三重まで行く
という過酷なサイコロの目を出しちゃったけど。
私たちは、ここで1泊。

明日も、ここ信濃大町駅から
ちょっとした旅に出ます。

その様子はまた後日・・・。




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