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ぺちゃこちゃん

2019年07月01日 18時29分02秒 | 懐かしのまんが・今村洋子

私と同年代、近い年代の女子が
「懐かしい~
と思えるマンガだと思う。




ぺちゃこちゃん 今村洋子


  

私の時代は1969年(昭和44年)
「小学一年生」に連載してました。


こちらは 単行本の「ぺちゃこちゃん」

1978年(昭和53年)
1979年(昭和54年)
発行





この単行本は、数年前に古書店で購入。
単行本になってるなんて知らなかった。

多分 いろんな年代に連載してたものを
抜粋して単行本にしたものと思われます。
(私が読んでた頃のは1巻に入ってました)



ぺちゃこちゃん。
本名「はなのたかこ」
でも、鼻ぺちゃだからぺちゃこちゃん。


パパ・ママ・可愛い妹の まみたん
キレイなあさこおばさん
ボーイフレンドのいっちゃん
おませなお友達のゆうこちゃん。
そんな人たちの中で
泣いたり笑ったり怒ったりの
ぺちゃこちゃんが描かれています。

4巻の間には
まみたんが大きくなったり
ママの髪型がオシャレになったり・・・
絵もずいぶんと変わって来ます。

  






  


  





当時の流行ものも取り入れて
バレエやバレーボール
超能力やストリーキングまで飛び出します。




夢の中ではスターがいっぱい。


懐かしい顔がいっぱいいますね~。
みんな覚えてますか?



このマンガの特出すべき人物は
なんと言っても いっちゃん!

「ぺちゃこちゃんとならびたかったんだ」
「この金太郎 ぺちゃこちゃんににてるから
かってもらったんだ」
「ぺちゃこちゃんをいじめるとしょうちしないぞ」
「ぺちゃこちゃんのおへそとてもかわいいもん。
ぼくすきだよ」
「とてもすてきだよ ぺちゃこちゃん」
「いいよ ふとったほうがぺちゃこちゃんらしいもん」
「いいんだよ。ぺちゃこちゃんのほうがだいじだもん」

まぁ~、ぺちゃこちゃん愛が止まらない
(ちょっと恐いくらいだ・・・



4巻まで行くと
学年も上がったのでしょうか



「ぺちゃこ」・・・
まさかの呼び捨て。



そして、ぺちゃこ愛・いっちゃん愛が
ダダ漏れだったふたりも
「男の子たい女の子」で
ケンカするまでに成長しました。



そして最終回は・・・
(ちゃんと最終回があったのだ)



ぺちゃこちゃん・いっちゃん
まさかのお別れ

  

いっちゃんは、パパの仕事の都合で
アメリカに行ってしまうのです



ぺちゃこちゃんにしても
チャコちゃんの日記 にしても
今村洋子先生のマンガは
素直な心や 人を思いやる心が
自然に描かれていて
とてもステキなマンガだと思います。


ぺちゃこちゃんの家は 多分普通の
一般家庭だと思うのだけれど、
おやつにケーキが出て来たり
キレイなワンピースを着ていたり
お正月には必ず着物を着ていたり
芝生のお庭のお家に住んでたり・・・と
「やっぱり都会は違うなぁ」と
驚きと羨ましさを感じたもんです。




学年誌の人気者

となれば付録に登場するのが
紙の着せ替え人形




でも、以前 着せ替え人形 で書いた通り
ぺちゃこちゃんは、他のどの紙人形より
サイズが大きめなんですね~。


だから あんまり出番はなかった

  

学年誌とほぼ同じ大きさの付録だから
このぺちゃこちゃんの着せ替え人形が
いかに大きいかがわかるでしょ


  

このパンタロンと帽子は
ピンキーとキラーズ
の衣装ですね~~!!
当時は爆発的人気者でした。



この「ぺちゃこちゃん」
今は 電子漫画で読めるようですよ

約50年ぶりに ぺちゃこちゃん と
再会してみるのもいいですよネ









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12 コメント

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お懐かしや、ぺちゃこ様! (Saeki)
2019-07-02 08:21:17
私の読んでいたS43年度「小一」では、確か年度の途中から連載開始。その前に連載の今村洋子作品が「のんびり城のちょこまか姫」だったので、おとぎ話から一転日常のお話に変わったのが何気に印象に残ってました。失敗する事も多いぺちゃこちゃんですが、そこがまた読者の目線に近い等身大の親近感。読んでいるこちら側も一緒に“世の理(ことわり)”や“人としての優しさ”を学んでいける作品だったなぁ…などと、ほのぼの思い出されます(もちろん子供の頃はそんな理屈で読んでませんが)。

バレンタインデーのエピソードでしたか、いっちゃんにチョコレートをあげようとしていたぺちゃこちゃん、「○○ちゃん(失念)にいっぱいもらっちゃった」という言葉にやきもちを焼いて「もう、知らないっ!」ーー家に帰ってむくれているところにいっちゃんが訪ねてきて「○○ちゃんは僕のおじさんで、いつも食べきれないほどチョコレートをもらってる。だから“大好きな女の子にあげたいから”って言ってもらったんだ。一緒に食べよう」、と…
いい男すぎます、いっちゃん。こんな愛にあふれた言葉を出そうものなら、当時の男ガキどもに嫌というほど冷やかされまくったはず。でもこういう素直な「心の伝え方」のできる子供になりたい(いや、なりたかった)という気持ちも一方であり… 今からじゃ遅いか。(^^;

まみたんが喋れるまでに成長したところまでは知らなかったです(記憶の中では赤ちゃんのまま)。
あと、いっちゃんとの別れ。私の憶えているエピソード(多分別の掲載誌)では、パパのアメリカ転勤の話を聞きかじって悶々とするぺちゃこちゃんに、いっちゃんが「僕の家に居候すればいいよ」と提案するという内容でした。結局その出張話は「パパのお友達のこと」というオチでしたが。
日常が淡々と続く漫画で、人生の転機である「誰かとの別れ」が描かれるのって、案外とショックがあるものですよね。
返信する
Saekiさんへ (我楽多)
2019-07-04 19:03:17
バレンタインの話は単行本には載っていないようです。

ぺちゃこちゃんがアメリカへ・・・の話はありました。
仰る通り いっちゃんに「ウチに来れば」と言われ一旦は喜ぶけど
可愛い妹のまみちゃんや パパとママと離れて暮らす・・・なんてとても出来ない!
と言う内容ですね。

返信する
ありがとうございます。 (toshi)
2019-07-13 10:20:44
思わずkindleで買っちゃいましたよ。オトナ買い。大好きでした。教えてくれてありがとうございます。バレリーナの、いじめられるマンガは暗くてあまり好きじゃなかったんですよね。ぺちゃこちゃん覚えてる人まわりにいなくて。ウレシイなあ。
返信する
toshiさんへ (我楽多)
2019-07-13 22:18:43
コメントありがとうございます。
買っちゃいましたか?!
まさか再会出来るとは思ってなかった漫画ですものね?!
買っちゃいますよね!

ぺちゃこちゃんは低学年の漫画だから覚えてる人も少ないのかも。
返信する
知らなかった (水無瀬真央)
2019-07-23 12:33:01
s44年度入学なので、
まみちゃんがお喋りしてるのは初めて見ました。

湯たんぽのおねしょ騒動やママを叱るエピソードが思い出されます。

返信する
ぺちゃこちゃん (kyoko)
2019-07-24 22:26:23
初めまして(*^-^*)
kyokoと申します。
なんと(゜o゜)
ぺちゃこちゃんに会えるなんて!
私が読んでいたのはS49年版小学一年生です。
ストリーキング!覚えています(≧▽≦)
確か私が見たお話の記憶ではお風呂屋さんの脱衣所からで妹がストリーキングみたいに裸で外に飛び出してしまって、ぺちゃこちゃんがバスタオルを巻いて慌てて追いかけて外に出て、妹を追いかけて走っているうちにバスタオルが脱げてしまって昼間の商店街を靴下だけはいてスッポンポン走り抜ける。
道行く人たちが「わーストリーキングだ~~」
って言っている、という場面を覚えています。

ぺちゃこちゃんの話をさせていただけたなんて懐かしくてとてもうれしいです(*^-^*)

またおじゃまさせていただきたいです(^O^)
ありがとうございました(*^-^*)
返信する
水無瀬真央さん・kyokoさんへ (我楽多)
2019-07-25 13:02:57
皆さん、結構細かい所まで覚えてるんですね~。
水無瀬さんの言うエピソードも、単行本の中に入ってます。

単行本の後半は、妹のまみちゃんが何かしらの発端でストーリーが始まる話が多くなります。
赤ちゃんの頃のまみちゃんしか知らない時代の人は、
あまりに可愛く美人さんになったまみちゃんにビックリする事でしょう!
返信する
44年度掲載時の連載内容 (水無瀬真央)
2019-08-09 11:38:32
44年度掲載の単行本収録タイトルは
多分以下の通り。
DMMの電子書籍と記憶と
ヤフオクの小学一年生の画像から
付き合わせました。
--
 4月にゅうがくしきのまき
 5月子どもの日のまき
 6月雨ふりのまき
 7月おけいこのまき-
?8月かいすいよくのまき-
 9月ファッション・ショーのまき
?10月うんどうかいのまき-
?11月ぼくじょうのまき-
?12月クリスマスのまき-
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/3b/ac21f6e3968932bfafb91f22f8adf7de.jpgが44年12月号の扉なら確定)
 1月おしょうがつのまき
 2月おねしょのまき
 3月マミたんやーいのまき
--
返信する
水無瀬真央さんへ (我楽多)
2019-08-11 10:42:34
ありがとうございます!

単行本には、主に1巻に44年度の漫画が載ってます。
でも1巻の中味はというと、44年度の漫画だけでなく
他の年度掲載作品も入れて本にしています。
(1巻には19話入ってます)

最初に載せた表紙の作品は、単行本には入っていません。
(クリスマスケーキを落としてしまったのを、マミちゃんのせいにしてしまって・・・
ごめんなさい という内容です)

クリスマスなどのピンポイントの内容は、どの学年誌にも描いたでしょうから
単行本に載せるにあたっては他の作品を載せたためボツになったのでしょうね。

ちなみに、「〇○のまき」という題名は、学年誌掲載時には載っていません。
返信する
DMMで購入 (水無瀬真央)
2019-08-12 09:34:18
ぺちゃこちゃんの電子書籍がDMMで販売されており、1-2巻を購入しました。
最初に載せた表紙の作品は、電子版1巻の最終話に収録されていました。

https://book.dmm.com/detail/k330ahewu00211/?i3_ord=1&i3_ref=search

のんびりじょうのちょこまかひめ もdmmの電子書籍にて購入できます。
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