昭和の頃、フランスと名のつくものは
豪華なイメージがついた 。
フランスベッド・・・
フランス料理・・・
そして忘れちゃいけないのが
フランス人形
私は小さい頃、このフランス人形が 大大大好きだった。
(いや。 今でも好きだ)
お花をつけた縦ロールの髪
ふんわり広がったキレイなドレス
デパートのおもちゃ売り場へ行くと 飽くことなくみつめていた。
( もうこの頃から宝塚ファンへの道が通じていたんだな・・・)
そんなだから、何かあるごとに「買って!」とねだった。
だが、親もしぶといもんで なかなか買ってくれなかった。
しかし、娘の長年の「買って!」攻撃に根負けしたのか
小学校高学年の頃、やっと やっと 買ってくれた
そのお人形がコレ。
今も実家にあります。
丸~いプラスチックのケースに入ってたので
40年くらい前の物ではあるけれど、結構キレイでしょ
ホントのホントのところを言うと、
実は もうちょっと違うのが欲しかったんだよね~
ドレスがもうちょっと豪華なのとか・・・
なにより髪型が気に入ってなかった。
なんてったって縦ロール派だからね
( どのくらい縦ロールが好きかは コチラ )
「この髪型・・・特に先っちょ シュッ っての
どうにかならなかったかね~・・・」
なんて思っていたのさ。
でもね、何体か飾ってあったお人形の中で
なんで この娘(コ)を選んだかと言うと
一番顔が優しそうだったから
「人形の顔なんて、どれも一緒だろ~」
うん。そうかもしれない。
でも私にはこの娘が一番優しそうな
表情に見えたのさ。
こうして我が家にやっとフランス人形が来てくれた。
嬉しかったなぁ~。
残念な事に、いまやフランス人形を売ってる所は
レトロ雑貨をあつかう所くらいなもんで
まずお目にかかる事がなくなってしまった。
息子が小さい時(今から20年くらい前かな?)
某デパートのおもちゃ売り場に1~2体
売ってたのを記憶している。
(日本人形は皆無だった・・・)
息子もだんだん大きくなり、
おもちゃにも興味を持たなくなって
しばらくデパートのおもちゃ売り場に
行かなくなって久しい頃、
「フランス人形って・・・どうなんだろ?
まだ売ってるのかな?」
と、わざわざ見に行った事があった。
「人形」と名のつくものは、寂しいくらい何も売ってませんでした・・・。
ぬいぐるみさえも、小さな小さなぬいぐるみが
ほんの少し売ってるくらいでした。
時代とはいえ、寂しかったなぁ~・・・。
フランス人形。
今でも、たまに遭遇すると憧れの目で
眺めています
我楽多さんは、本当に女の子らしい憧れを持った少女でいらしたんですね。
私は兄と年が近かったこともあって、少年漫画ばかり読んでいて髪も伸ばしたことなかったんです^^;
おばさんになってから、遅れてきた少女趣味…?になってます^^
宝塚も観たことがないけど…。
そんなヤツですが たまにコメントさせてくださいネ。
しかし、実用一点張りの母にいくらねだっても買ってもらえず、
お友達の家のピアノの上に乗っていた、丸い透明ケースに
入った豪華なドレスのフランス人形を、羨望のまなざしで
眺めたものでした。
いつの間にか見かけなくなりましたね。
その事実が、この名前も形態も昭和らしさのひとつである事を
物語っているのかもしれません。
お人形さんといえば、買ってもらえたのは「ミスロングヘアー」
頭の真ん中に穴が空いていて、そこの髪の毛だけ伸び縮みするという、
今思えばかなりグロテスクだけど、当時の私は愛情と共に
大事にしていました。
もうひとつは、ニューリカちゃん。
立って歩いてって言うけれど、単純に靴底に磁石がついているだけのもの。
歩くときはセットでついてくる、磁石で吸い付くタイプの、
動かすと左右の足が前後して、いかにも歩いているように
見えるものの上に乗っからないと、だめなんですよ。
ちょっと詐欺っぽいけれど、笑えますよね。。。
(おとなしい子ではなかったけど・・・)
髪も四年生までは腰まで長くしてました。
靴に磁石がついてるニューリカちゃん?!
何となく思い出しました!
ジュースの上(フタの上)に立たせたりしませんでしたか?!
こんなコメント返ししか出来ませんが コメント大歓迎です。
よろしかったら、いつでもどこでも コメントお待ちしておりま~す。
私はあのドレスが憧れでした。フランス人形、いつの間に消えていましたね。
ひな人形とかも段飾りよりコンパクト化しているみたいだし、大きなお人形とかは流行らないのでしょうか?
…ぬいぐるみとかは、最近、小峰玩具製作所というメーカーが楽しい製品をだしています(カレイの煮つけとか)。
ピアノの上とか、応接間とか、お嬢様のお部屋とか。
そんなイメージですよね。
今は、人形を飾る という家庭は少ないのでしょう。
(せいぜいフィギュアくらいなもの?)
フランス人形、日本人形、こけし、熊の置物、王将の駒・・・
懐かしの ザ・昭和な飾り物です。
私もこのお顔のフランス人形を持ってます。
買ってもらった時は夢かと思うぐらい嬉しかったです。
戦前のことですが、フランス人形を大事にし過ぎて殆ど飾らないでいたら空襲で失ったという話を聞いたことがあります。
その方は戦後、生活も豊かになって国内外を問わず色んなお人形を集めたそうですけどやはり最初のフランス人形が忘れられなかったそうです。
以来、お人形は飾ってこそ、がポリシーになったとか。
顔は、フランス人形にしてもポーズ人形にしても
似てるけど微妙に違いますよね。
きっと顏を描く作家さんによって微妙に違うのでしょう。
私も この展示会を見て、仕舞われっぱなしの人形、
捨てられてしまった人形、忘れ去られてしまった人形が多い中
再びこうして飾られ 光を浴びるこの子たちは幸せ者だな~
と思いました。