4月中にはUPしようと思ってたのに・・・ すみません。
お待ちかねだった方、大変お待たせしました。
さよなら星 谷ゆきこ 9回目でゴザイマス。
テレビのバレエドラマに出演する事になったため、
有名なテレーズ先生の舞台公演に
出られなくなってしまったすずらんちゃんでした。
小学三年生 1971年(S,46) 11月号 表紙
頭には花の髪飾り、手にはピンクのトウシューズ。いいですねぇ。
テレーズ先生の舞台公演に出られなくて悲しむすずらんちゃんでしたが、
藤先生になぐさめられ、テレビ出演をがんばる事にしました。
テレビ局の人に 「おどりはドラマのふろく」 と言われがっかりしましたが、
一生懸命踊るすずらん。
帰り道、電車の中でテレーズ先生のレッスンを終えた絵里に会いました。
電車を降りた時、女性にぶつかってしまいます。
その女性は、台本を見て この女の子がすずらんだとわかりました。
家へ帰ると北海道の病院から、ママが きとく だと知らせが来てました。
急いでテレビ局へ電話をかけますが、
「ドラマは君ひとりで作ってるんじゃない」と言われてしまいます。
仕方なく先生が一足早く向かう事にしました。
次の日、テレビ局へ行くと、いきなり役が替えられ
もうこなくていい と言われてしまいます。
雪で飛行機が飛ばないので列車で北海道へ向かう事にしました。
ようやく列車が札幌に着きますが、バスは明日の昼まで出ません。
すずらんちゃんは腰まで雪に埋もれながら
ゆりちゃんをおんぶして一歩一歩病院までの道のりを歩いて行きました。
しかし疲れと寒さから雪の中に倒れてしまいます。
どのくらいたったでしょう。
教会の鐘の音と、名前を呼ぶ声に気付きました。
ママの姿が浮かび、こう言います。
「 すずらんちゃん、あなたはテレーズ先生の公演に出られますよ。
ママのぶんも頑張ってね。
それから、ゆりちゃんをたのみますよ 」
ようやく病院に着く二人。
でも、そんな二人を待たずしてママは亡くなってしまいました・・・。
つづく
1971年(S,46)小学三年生 11月号・12月号 より
弟のほしおちゃんに続き、ついにママも
「さよなら星」となってしまいます。
こんなに頑張りやさんで、けなげで、妹思いで、
可愛いすずらんちゃんなのに。
なんでこれほどに悲しい出来事ばかり起こってしまうのでしょうか・・・。
(副題の かなしいバレエまんが はダテじゃありません・・・)
テレビ局の帰りに電車の中で絵里と会いますが・・・。
絵里の顔を見れば、だいたい想像出来ると思うけど、
テレーズ先生のレッスンは、そりゃ素晴らしいわ とか、
プリマバレリーナにしてみせると言われた とか、
先生が帰る時は私もフランスへ行くの とか
そりゃ~もぉ~すずらんちゃんを羨ましがらせようと
いろんな事言うんだよー。
金持ち、顔かわいい、バレエ踊れる、いじわる。
当時の ライバル像 の典型ですな。
これからますますいじわる度が加速しますんで。
お楽しみに・・・( いいのか?!この表現 )
テレビの主役を突然替えられてしまいますが、
当時(小三) この代役の子を見た時、
「えーー!よりによって何でこんなブスな子に替わっちゃうのーー!」
と思いましたね~。
だってカメラの前で踊るすずらんちゃん。
髪型といい、衣装といい、とっても可愛いんだものー
あと、電車のホームでぶつかってしまう女性。
なんだかカギを握ってる人っぽいでしょ?
その通り!
後に又出て来ますんでね。 お忘れなく。
テレビ出演もなくなり、舞台にも出られず、
ママもさよならしてしまったすずらんちゃん。
さぁ、このあとはどうなるのでしょう。
お楽しみに
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すずらんちゃんがテレビ突然降ろされたのは、次回への伏線なのかな?
それにしても絵里さんの唇の端がキュッと上がった不敵なニタリ笑い顔は憎たらしくて、読者の反感煽りますね(笑)
ところで谷先生って、サンスターかどこかの筆箱にバレエのイラスト描いてませんでした?当時同級生の女の子が持ってたような記憶があるんですが。
弟・母親が立て続けに死んじゃうなんて、小三にしてはハードですよね。
それに二人とも結局死因が何なのかよくわからないし・・・。
確かに、当時谷先生は筆箱・下敷き・ノートなどの文房具のイラストをたくさん描いていました。
下敷きならバレリーナの絵柄を見た事はありますが(学年誌のふろくにもありましたし)
筆箱でバレリーナの絵柄はどうなんでしょう??
文房具のイラストは、誰と特定出来るものではなく普通の女の子の絵柄が多かったと思います。
もちろん私は谷先生の作品を全て知ってる訳ではないので断言は出来ませんが
もしかしたら谷先生じゃない方のバレリーナのイラストだったのかもしれませんね。
さらに良くわからない展開で役を降ろされてしまうし、必ず不幸な目がいくつか平行して襲ってくるんですね。
子供の頃はすずらんちゃんが奇麗でバレエが上手、というだけで、ストーリーにはあまり疑問を持たずに読んだのでしょうが、今大人になって見返すと、世の中が彼女のけなげさ、美しさに嫉妬しているとしか思えないです。
それにしても、普段からのすずらんちゃんのファッションも素敵ですよね。ヘアスタイルもぬかりないし。まるでスタイリストがついているみたいで楽しいです。
余談ですが、藤先生のすずらんちゃんに対する接し方、単なる先生と生徒以上のものを感じるのは、物事を真っ直ぐ見ない大人になった私だけだろうか??
本当色々な意味で楽しい作品ですね!次回も楽しみにしてにいますね!
見ようによっては危険なニオイを感じますよね~。
私も、すずらんちゃんのファッションや髪型はいつも「素敵だなぁ」と思って見てます。
今となっては古めかしい感じのファッションも、当時は最先端だったでしょうね。
今はそれも レトロ さを感じて、見てて楽しいです。
さよなら星も そろそろ後半戦です!
まだまだいろんな出来事がすずらんちゃんを襲います。
次回もお楽しみに!!