はい!
大変 大変 お待たせしました!
白鳥の星 谷ゆきこ
その6でございます。
白鳥を追い湖へと入って行くカンナ。
列車は動き出し、かおりと離ればなれに
なってしまいます。
前回はコチラ 白鳥の星 その5
さぁ、今回 新たな展開が!!
見逃すな!!
列車が止まり、カンナを捜しに行きますが
どこにも見当たりません。
かおりは、ひとまず旅館におちつき
カンナを捜す事にしました。
ある日 白鳥に導かれるように
山へと入って行くと
カンナにそっくりの女の子がいました。
少女は「さゆり」と名乗りますが
病気のせいと思い込む かおりは
カンナと取り違えてしまいます。
( さゆり だって言ってんじゃん・・・!)
カンナになりすませば
こんな田舎から抜け出せる、
意地悪なおばの家から逃げ出せる、
あこがれの東京へ行ける・・・
そう思った さゆりは、自分はカンナだと
ウソをつきます。
一方 本当のカンナ。
さゆりと間違われ、意地悪なおばさんの
家へと連れて行かれます。
東京へ戻った さゆり(偽カンナ)。
昔と違う姉の姿を見て、妹のアヤメは
本当のカンナではないと疑います。
(本当の)カンナは、さゆりに代わって
大変な仕事を次々にさせられ
つらい生活を送っています。
本当は違う人物だと気付かない皆は
さゆりが とても優しい
いい子になったと驚きます。
村長の孫を子守りしてる時、
村長の娘が帰って来ます。
東京でバレエ研究所を開いています。
バレエ・・・
アン ドゥ トワ・・・
の響きにハッとするカンナ。
つられるように踊るカンナを見て
バレエの才能を見抜きます。
ある日の夜。
山火事で目を覚ましたカンナ。
家にも燃え移りますが、
白鳥の置物を取りに戻った時
ひとり炎に包まれてしまいます。
つづく
1969年 (昭和44年)
小学三年生 7月号 8月号
もぉ!
かおりさんたら あわてんぼ!!
さゆりだ って名乗ってんじゃん。
外見に似合わず そそっかしい 性格
なのかもね。
交通事故とかも起こしちゃうし・・・
やはり今回も妹のアヤメちゃんは鋭い。
ただ一人だけですよ。
本物のカンナじゃないと見抜くのは。
大人って、結構 思い込みすると
なかなか違う方向へ考えが行かない
からねー・・・。
子どもは心がピュアだから
惑わされないんでしょうね。
さて、これから大変なのは名前。
さゆりは さゆり(偽カンナ)
カンナは 本当のカンナ
と表記して行きます。
あ~めんどいなぁ。
さて この先 さゆりはカンナに
なりすまし通せるのでしょうか
そして炎に包まれてしまった
カンナは・・・
次回をお楽しみに
そうそう、さゆりちゃんたら!かおりさんに連れられて東京へ行くときの、ペロッと舌を出したしたたかな顔を覚えてましたよ。
こんなしたたかなカンナちゃんなんて、かおりさんたらもう!
アヤメちゃんは、優しいおねえちゃまが、急に意地悪になったからかわいそう。白鳥のママは、「私がつらく当たっていたせいもあるんだわ」って、陰で泣いてたかも。
しかし、このしたたかさがあるから、バレエの練習もするんでしょうね。
ゆう子ちゃんも、優しい子守りのおねえちゃんになったから、うれしかっただろうな。さゆりちゃんなら、ぐずったら、お尻でもつねりそうだもんな。
あ~、絶対「白鳥の星」も、復刊してほしいです!
カンナそっくりのさゆりの登場で、ややこしい事になるんですよね。
妹のアヤメちゃんはすぐに気がついてるのに、なんで他の人は気づかないでしょうね。
意地悪なおじさんとおばさんは、火事のときカンナちゃんをおいて自分たちだけさっさと逃げるんですよね。カンナちゃん最後は幸せになれるんでしょうか。
いつも白鳥の星のアップ、ホントにありがとうございます。続き楽しみにしています。
この辺りは皆さんよく覚えてるようですね?!
そうですよね。
イナカで育った女の子が(何しろ いでたちがバカボンみたい)
主人公の女の子になりすまし、東京で生きて行こうとしてるんだもん
そりゃ心清き小学生の読者は許せないよね~。
この先もお楽しみに!