なんとか9月中にUPが間に合った
はい
お待たせいたしました!
白鳥の星 その9 です
前回はコチラ
白鳥の星 その8
白鳥の星 谷ゆきこ
全ての記憶を思い出したカンナのもとに
あやめとニセモノのカンナが
お見舞いにやって来ました。
この 足の開き方。
偽カンナの傲慢さが出てますね~!
自分の名をかたるあなたは誰なの?!
本当のカンナは私なのに!
でも、この子はこんなにも
おどおどしている
私さえ だまっていれば
この子も幸せになるんだわ・・・
お互いの心のうち、
そして気持ちの移り変わりを
見開きで表現してます!
谷作品にしてはめずらしい。
カンナは何も言わずにいました。
記憶が戻ってないとホッとする
ニセモノのカンナ。
これを見たら記憶が戻るはずと
あやめがお見舞いに持って来たのは
カンナが大事にしてた物と同じ
白鳥の置物でした。
あやめの心を察するのですが
本当の事は言わない方がいいと
置物を見たのは初めてのふりをするカンナ。
悲しむあやめ。
ああ~あやめちゃん・・・
暗闇の中にすっぽりと・・・
か・かわいそうにぃ~~
合同バレエ発表会の主役に選ばれたのは
ニセモノのカンナでした。
バレエの発表会では りっぱに踊り
拍手を浴びました。
舞台を観ていたカンナは、
誰もいなくなった劇場に
いつまでも座っていました。
そして、自分が立てなかった舞台に上がり
踊り出しました。
舞台の上で踊るカンナを見た かおりは
あの踊り方こそ本物のカンナだと気付きます。
あなたは本当はカンナでしょう?!
という問いにも、自分は原田さゆりだと
答えます。
さゆりだと言い張るカンナに
かおりも何も言いませんでした。
バレエの舞台が成功したお祝いに
白鳥家ではパーティーが始まりました。
ニセモノに何の疑いも持たない家族。
自分は間違いをおかしたのではないかと
沈む かおり。
ホラホラ すごいケーキ
家の中には暖炉があって、
その上にはロウソクが
立っている・・・
そんな家、そうそうありませんゼ
白鳥家の金持ちっぷりは
そこここで見られますねー。
ごほうびと言われ、ニセモノのカンナは
「スキーに行きたい」と言います。
かおりはあやめと二人
スキーに連れて行く事にしました。
でも、かおりには何か考えがあるようです。
かおりさん、髪切ったね。
かおりが連れて来たのは村長の家でした。
ニセモノのカンナとさゆりが似ていると
村長夫婦も、さゆりのおじさん夫婦も
驚きます。
そして、あとからさゆり(本物のカンナ)
も来ると聞き 来るんじゃなかったと
後悔します。
ひと汽車遅れで 和田先生と
本物のカンナが到着しました。
誰も二人がすり替わってしまったとは
思っていません。
姿が見えなくなった かおりが
山へ行ってると聞き おじさんは
さゆりに探しに行くように言います。
和田先生と探しに出た本物のカンナですが
初めてのスキーに何度も転んでしまいます。
そして そんな二人の後を
ニセモノのカンナが
そっと見え隠れしながらついて行きます。
そんな時、聞こえてきた不気味な音。
山で育ったニセモノのカンナには、
それが なだれ の音だとすぐにわかりました。
つづく
1970年 (昭和45年)
小学三年生 1月号・2月号
スキーに行って汽車がついた駅が
福島 です!
ここからバスに乗って行く・・・
と言ってたけど、どこらへんなのかな?
もしかしてウチの実家の近くだったりして?!
さゆりは「スキー名人」だそうです。
村の中では さゆりに勝てる子は
ひとりもいなかったそうです。
山育ちで足腰のバネが鍛えられ
そのうえ ちょっとやっただけで
バレエの主役が取れてしまう程の
並外れた運動神経の持ち主なんだろうから
この先謙虚にバレエを続けていけば
本物のカンナよりも凄いバレリーナに
ならないとも限りませんねー
記憶を完全に取り戻したカンナ。
(でも、本当の事は言わない。)
さゆりと名乗る女の子が本当はカンナ
だと確信した かおり。
(でも、強く突っ込まない。)
このへんが谷作品の イライラ所 です
それにしても・・・
まんまとカンナになりすまし
白鳥家に澄まして生活してる
さゆりもさゆりだが、
私さえ黙っていればこの子はこのまま
カンナとして生活していけるんだわと
全てを黙っているつもりのカンナもカンナ。
どっちの肝っ玉の方がデカイんだか
さて、今回 あやめちゃん の
おすまし素敵ポーズが載ってたんで
ご披露します
回を重ねるごとに、
しっかりしてる
利発な子だ
なんてお姉ちゃま思い
かわいい
と 人気がグングンと
うなぎ上りのあやめちゃん
( 多分・・・ )
これからも頑張ってほしいですね
では、なだれが起こった山の中。
三人の行方は・・・!
次回をお楽しみに。
さゆりの事より、アヤメちゃんの事を考えてあげて欲しいよね、人が良すぎだよカンナちゃん。
それにしてもカンナちゃんを押しのけて、さゆりが主役に選ばれ、しかもちゃんと踊れて成功したとは思いませんでした。このあたりの展開は全く覚えていません。この頃は、月刊りぼん読んでたので学年誌はもう買わず、白鳥の星だけ友達から見せて貰ってたのかも知れないです。
続き気になりますね、楽しみに待ってます。
記憶が戻ったり、かおりさんが気付いたり、バレエの発表会があったり、スキーに行ったり
といろんな展開があり過ぎたからかもしれませんね。
どっちでも良い突っ込みを入れても良いですか?
にせもののカンナの傲慢な足の開き方、左足にしかハイソックスをはいてないですね。
こんな めっちゃ目立つ所に描かれてるのに
全然気付きませんでしたワ。