こないだ電車に乗っていた時、前に高校生ぐらいの女の子が2人立っていて、
1人はミニスカート・素足でTシャツの「そりゃ寒くないのかい?」というスタイル。
もう一人は上下厚手のジャージにマフラーを顔までグルグル巻の「そりゃ暑くないのかい?」というスタイル。
だったんですが、両極端の2人を見ていたら、今暑いんだか寒いんだか分からなくなってきました。
早くも11月霜月。
体が惑うこの時期、お体には十分お気をつけ下さい。
さて、11月10日は湖西での金曜練習会でした。
もはやレギュラーのお姉さま方と、Aさんを加えたいつものメンバーの5人でやりました。
ご参加ありがとうございます!
管理人が来たときには既にKKさんとAさんとでガツガツやってました(笑。
後からYRさん、Tさん、とメンバーが集まって来ました。
まず管理人はAさんにお相手をお願いしました。
大体、推手する時、右前で始めます。
ほとんど右前でやるので、左前の練習時間が短くなりがちです。
そうすると、どうしても左前が不器用になるので、右前以上に左前を練習しなければいけないな、と痛感しました。
(Aさんの強力な張り出しに対応出来なかった)
あとは、2人ともKKさんにやられているので、いかにしてKKさんの技に対抗するか、という研究もしてみました(笑。
Tさんとは相手を誘い込む方法について考えてみました。
攻撃に対して「来るな!」と腕を固めて対抗すると相手はその攻撃を諦めて別の方向から攻めてきます。
その再攻撃はどこから来るのか分かりません。
また、固めて対抗すると、その「居付き」を利用されやすい。
防御・反撃する側としては、相手の攻撃方向を自分の望む所に固定するのが理想です。
そこで、なるべくリラックスして、「ここに打って来ると倒せますよ」みたいな感じにしておきます。
予めどう攻撃してくるか分かっていれば対処も楽です。
その代わり、最低限の空間だけは腕と体の間に作って、強力に押されても躱せる余裕を確保します。
この「攻撃させるけど攻撃されない」という矛盾をどうバランスさせるかがキモです。
YRさんとは内圏推手を練習しました。
難しいのは攻防が入れ替わる辺りで、腕が離れてしまったり、相手の内側に入り込めなかったりします。
相手の力と自分の力の大きさと方向をうまく一致させる必要があり、それを養成する推手だとも言えます。
最後にKKさんと陳式太極拳の推手をお願いしました。
ここの所、毎回やっている上下の攻防をする推手です。
(名称が分かりませんが)
脚を内側にするか外側にするかで若干捌き方が変わりますが、脚だけに気を取られずに上体と下肢をうまく連動させる必要があります。
あんまり攻め込むと逆に体を回されるので、そうならない様に注意します。
人間は体を捻られると途端に抵抗出来なくなりますから、その限界の見極めとか対処を学ぶのにも良い推手だと思います。
メンバー総当りでグルグル回り、所々で飛ばしたり飛ばされたり、静々とやったり、ああでもないこうでもない、とやりあったり、といった感じで、すっかり涼しくなったのに汗まみれでした(笑。
ご参加頂いた皆様、お疲れ様でした。