推手サークル!

太極拳を中心に対練ばっかりやりまくっています。
静岡県湖西市がホームです。

ご案内

「推手(すいしゅ)」とは、太極拳の2人でする練習の事です。
套路(型)と推手は車の両輪で、両方やらないと上達は見込めません。

套路は1人でも練習できますが、推手は相手が必要です。
ならば、太極拳好き同士でお互い練習相手になろう、というのがこのサークルの目的です。
対練専門の謎の集いです。
太極拳やったこと無い方でも大丈夫ですので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせはこちらまで。
suishucircle@yahoo.co.jp
右の「メッセージを送る」からでもOKです。

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2024.11.1 11・12月の予定をUP

キンダっこ・またたび

2017-06-10 07:19:39 | 日記
しつこい様ですが、今週末の日曜日は推手サークルジャンボリーです。
皆様のご来場を心よりお待ち致しております。


さて、金曜練習会。
管理人が会場についた時にはKKさんしかいなくて、今日は2人かー、と思っていたらAさんが後から来てくれて辛うじてトリオになりました。
いつもありがとうございます!

Aさんが来られるまで、KKさんと2人でいつものノリでやっていたら体力が保たない、という事で久しぶりにKKさんからキンダを教えて頂くことにしました。


ご存知ない方に説明すると、「キンダ」とは中国武術の関節技の事です。
腕をロックしたり、頭を抱え込んだりして投げ技や打撃に連結する、どちらかというと補助的な技術ですが、知っていると反撃のバリエーションが増えます。
KKさんのキンダは苛烈で、マジで骨が折れそうです。


管理人が悲鳴をあげている所にAさんが到着して、Aさんにも悲鳴をあげて頂くことにします(笑。
だれかが技を掛けられている所を脇から見ていると全体像が見えるので、キンダは3人で練習するといいかも知れません。

指の掴み方とかロックの方向とか、見た目のバイオレンスさと対照的にかなり緻密な技術です。
ちょっとツボを外すと効きません。
目つぶっても出来るようになるまでには相当な練習が必要です。


Aさんとは苦手シチュエーション対策です。
今まで推手してきた内の「やられた場面」を取り出し、どうしたらいいかアイデアを出し合いました。
脇から見ていたKKさんが時々「陳式の場合、こうする」とアドバイスをしてくれるので、それも頂きながら問題点を一つずつ潰しました。
こういうやりとりの積み重ねはとても大切だと思います。


という訳で3人ながら有意義な練習会でした。
ご参加ありがとうございました。


練習後懇談会では、「格闘技vs太極拳」がまた話題に上がりました。
これまでは格闘技にやられているばかりの太極拳でしたが、逆に太極拳が圧倒している例もあります。
KKさんが見つけた動画では、散打の選手とグローブをつけてライトスパーをやっていて、太極拳の人が巧みに間合いを詰めて、ほぼ制していました。

太極拳は「迎撃」というイメージが強いですが、格闘技相手に「待ち」だと連打を浴びてたちまち突っ込まれてしまいます。
そうではなく、むしろ積極的に自分の得意エリアに入れに行った方が優位に立てるようです。
この動画では太極拳の人が格闘技側に必要な間合いを潰し、相手が攻撃出来ない様にしつつ自分の技を掛けていく様子が見られました。

これにインスパイアされた我々は、一方が格闘技役、一方が太極拳、というライトスパーを、照明が消えた体育館の入り口付近で延々と繰り広げたのでありました。


コメント
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