例えば100点満点のテストで50点を取ったとします。
「出来た問題は置いといて、出来なかった問題を出来るようにしよう」と勉強すれば点数は確実に上がるでしょう。
しかし「出来た問題を完璧に出来るようにしよう」と勉強し直しても、また50点しか取れません。
これと同じことがあらゆる習い事に言えると思います。
「大抵の人は自分の出来る事の精度を上げようとするが、上達したいなら出来ない事を少しずつ出来るようにしなきゃダメです」
というような話をお世話になっている先生から聞いて、自分がいくら練習しても上手くならない理由が分かりました。
小革新の積み重ねが大事なのです。
さて、10月に入ったんですが、暑いです。
窓を開けても熱い風が入ってきます。
日本は亜熱帯に突入したのでしょうか。
そのうちウチの畑でパイナップルが栽培出来るようになるかも知れません。
夏の延長かつ規則でエアコンは使えない部屋で対練、という、ダルい管理人がもっとも恐れた状況下での愛知日曜練習会には、それをものともせず6人のメンバーが集いました。
ありがとうございます!
とりあえず窓も扉も全開にしました(笑。
推手サークルの練習には、みんなで準備体操したりとか、一緒に型をやるといったルーチンワークがありません。
全部アドリブです。
その日に来たメンバーがやりたい事をやりたい様にやります。
管理人とNさんが対練をしている間、他の皆さんで何か難しい議論をしていました。
自分が知らない事を聞いたり、認識を改めるのは大事な事だと思いますので、議論は大いにするべきです。
汗だくだく垂らして練習するよりも早く上達するかもしれません。
NNさんとは「中正」をキープする練習をしてみました。
定歩推手だと倒されまいと体を前、後ろに傾けてバランスを取ったりしますが、逆に姿勢を真っ直ぐに保ったまま足で逃げます。
実際に戦う時は体が傾くとピンチになるので、こういうクセをつけるのは重要です。
TSさんとはハイスピードの四正推手をやりました。
考えている余裕がないので、体に染み付いた動きしか出来ません。
逆に言うと出来なかった動きは身についていないと分かるので、時々こうやって確認するといいんじゃないでしょうか。
他にも合気上げをしていたりとか、実に多彩な練習風景でした。
みんな汗だくになっていましたけど(笑。
ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。