武術修行において、
「練習の成果が感じられない」
「いくらやってもうまくなった気がしない」
という伸び悩みを感じる事がありますが、解消する策があります。
それは練習をサボる事です。
そうすると、サボる前と後のギャップの大きさが分かるでしょう。
進歩していない様に感じていても、練習を重ねている限り確実に実力はついています。
自分をあきらめる事はないのです。
管理人も2週間ばかり別の事に熱中して練習をサボっていたら、体が全然動かなくなってしまいました。
今、ひしひしとサボりギャップを感じております。
さて、今年も残りわずか。
年末の忙しい最中、金曜練習会にはやっぱり6人のメンバーが集まりました。
毎度ありがとうございます!
何度かご案内したように推手サークルには先生がいません。
「出自も経験も様々な人達が自分を進化させるためにお互い協力する」のがサークルのコンセプトだからです。
強いて言うならメンバー全員が先生であり生徒である、という事になるでしょう。
日ごろ感じている疑問や、うまく行かない事例を持ち込んでは、その対策をみんなでトライ&エラーする訳です。
此度も様々な試みがなされていました。
Aさんは日ごろから色々な方と推手する機会があるので、その人達への対策という事で一緒に色々研究してみました。
たくさんの人と対戦すると課題も増えますが、それを乗り越えると同じような傾向を持つ人とやった時に有利になることは言うまでもありません。
ここら辺は経験を積むしか対処の方法は無いと思います。
管理人はHKさんやKKさんに翻弄されたり、すっ転がされたりしながら、それをいかに引っくり返すかを虎視眈々と狙っていましたが、良い返しが出来なかったので継続研究中です。
フルコンタクト系の方々は太極拳や他の武術を柔軟に取り入れながら、ご自分の稽古の時にそれを活用しようと研究しておられました。
この探究心の旺盛さには本当に頭が下がります。
といった具合で、それぞれに「秘策」を練る1日でした。
ご参加ありがとうございました。
練習が終わって体育館の外に出ても、なお秘策の追求は続きます。
ただの愛好家の集まりですが、この熱意だけはどこにも引けを取らないのではないでしょうか。