河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

12.11.30銀杏黄葉&花冠2月号投句

2012-11-30 09:10:47 | Weblog
花冠2月号投句 (河野啓一) 2012-11-30 14:35:01
ご指導宜しくお願い致します

枯れ芙蓉枯れつくしたるを剪られけり
日溜まりにもつれもつれて冬の蝶
夕日いま桜紅葉に沈みゆく
初冠雪ふもとに錦ちりばめて×
池の端に釣り人群れし小春かな×
小春日の春日大社の大鳥居
杖突けば道に傾ぎて石蕗の花
銀杏黄葉句帳にはさみ戻り来る
夕月や水面に映る冬紅葉
冬空を飛び来て大和へ八咫鴉×




11.30銀杏黄葉
★青空に柿の枯れ葉のゆらゆらと
★枯れ葉舞う朝のしじまの門辺かな
★銀杏黄葉句帳にはさみ戻り来る



@keijifrt 好きな句★朝市やダイコンの白蕪の赤/敬二 簡明な描写で朝市の彩りが目に浮かびます。啓一

井山裕太が3-0で河野臨の挑戦を退け天元位を防衛。
将棋では渡辺が丸山に4-1で勝って竜王位9連覇。

むやクリニックと沢村内科(流感予防注射)

12.11.29奈良町

2012-11-29 19:42:09 | Weblog



★豊穣の大和の国の小春かな⊛小口氏
★小春日の春日大社の大鳥居⊛*桑本氏 多田氏

★奈良町の賑わいやがて師走かな


@kakan54 好きな句★禅寺に広々とあり冬の空 /有花 酒井家菩提寺のスケッチ拝見しました。冬の空を表現するのに「禅寺」を配された巧みさに教えられました。イメージがよく合うと思います。有り難うございました。啓一


お礼お礼 泰與さま☆豊穣の大和の国の小春かなをお取り上げ下さり嬉しいコメントを誠に有難うございました。偶々絶好の行楽日和に奈良の中心血に出かけまして、昔の万葉時代なども想像して詠んだ次第です。啓一

【好きな句】小春日の春日大社の大鳥居/啓一 句のリズムが心地よいです。さらに「春」が重なり、字の上でもほのぼのとした暖かな雰囲気が伝わってきます。有花

○衆院選挙は看板掲げた小党が乱立して訳が分からないことになってきた。日本の将来のためには石原慎太郎-橋元徹の日本維新の会に託すほかないように思えるのだが--。

嘉田さんが小沢氏に担がれたり、維新-みんなが呼吸が合わなかったり。聖徳太子でも担ぎ出したくなる気持。

12.11.28南天

2012-11-28 17:18:35 | Weblog

★南天の赤き実耀く朝が来る
★カーペット替えて師走に備えけり
★ポインセチア濃く淡くしてとりどりに


@kakan083好きな句★時雨れては晴れて湖北の空気儘/光子 降るかと思えば晴れて一定しない時雨の時期ですね。「湖北の空気儘」の措辞が空模様を自在に詠まれて素晴らしいと思いました

12.11.27白兎海岸

2012-11-27 17:16:15 | Weblog

★伝説の白兎海岸冬の浪
★パノラマの京の錦や冬の空
★車窓より今日も名残の冬紅葉


@kakan960 好きな句 ★点しゆくバスのライトに銀杏黄葉 /栄太郎 夕闇が迫りバスはライトをつけて走ります。と、ライトに照らされて突然、道路に散り敷いた銀杏黄葉が鮮やかに浮かび上がります。句意が明瞭で素晴らしいと思います。啓一

11月11日本日の秀句
★枯れ芙蓉枯れつくしたるを剪られけり/河野啓一‏
芙蓉の花が終わると、実が付く。その実がからからと枯れ、葉もほとんどが落ち、枯れ切ってしまうと、剪るにためらうことはない。さっぱりとした清潔感がある。(高橋正子)


◎11/22先週毎日朝刊[転機」欄葛西敬之 JR東海社長
’63東大法科卒、日本国有鉄道入社。”5年辛抱すれば課長に”
’67.7に1人だけ選ばれてアメリカ留学Wisconsin大経済学部に。
69.2学生スト’警察、ついで州兵が出動。
税金で運営されている大学だから、無駄にしない義務がある、という迅速な動き。
日本では安田講堂でもたもたして最後に攻防戦が。日本の危機対応の差を痛感したという。

帰国後国鉄民営化の第2臨調の課長に。
労使一体で阻止にかかってきたが、初めから本音をガツンとぶつけた。日本ではまず建前論を延々と繰り広げ、万策尽きると本音が出る。正義と理論があれば結局認められる。
今もこうした信念は変わっていない、という。

奇しくも同じ時期にWisconsin
にいて、同じ学園ストと州兵の出動を見て、優秀な人と自分のようなぼんくらでは学ぶことがこうもこうも違うのかと、呆れたり悟ったりだ。卒業年次は10年向こうが若いが--。偶然良い記事に出合ったものだ。孫たちに教訓を残さなければ。

12.11.26八咫鴉

2012-11-26 10:49:55 | Weblog
★冬空を飛び来大和へ八咫鴉
★柿落葉積もれる上に柿も落ち
★氷上の飛沫リンクにジャンプして


夕べから良く降る。昨日の小春日和が嘘のよう。奈良へ出かけて草臥れたか、ぐっすり朝寝をする。
それにしても昨日の絹谷浩二の記紀神話の力作は素晴らしかった、八咫鴉の三本脚の力強さが印象に残る。アマテラスオオミカミは勿論。美人に描かれていて民族の歴史とロマンに満ちていたと言えようか。具子も浩もこうした日本神話は小中学を通じてほとんどまったく習わなかったという。実に嘆かわしいことだ。

12.11.25小春

2012-11-25 18:33:33 | Weblog
-古事記編纂1300年記念美術展/奈良-
★小春日の奈良の都の人の群れ
★まほろばの樹々の彩なす小春かな
★描かれし古事記の昔冬麗ら

具子の運転で浩宅へ奈良県立美術館へ絹谷幸二展を見に行く。絶好の行楽日和とて人と車でごった返していたが、幸い県営Pに入れてゆっくり見学。奈良出身。東京芸大-イタリア自費留学でフレスコ画を研究した、現芸術院会員と大阪芸大教授という大物だけあってたいへん 見ごたえがあった。
古事記の日本神話をモチーフにした近作も多くヨーロッパに負けまいという日本の”宗教画”を狙った感じもあり、卑弥呼、雨の岩戸、天孫降臨(やた鴉)等が自分としては面白かった。今70歳前だが、初期のフレスコ画の裳莢に始まり、点描もまじへ何度か画風を代えて新しい境地に挑戦しているようだった。

12.11.24散り敷いて

2012-11-24 21:23:08 | Weblog

★散り敷いて銀杏黄葉の燦々と⊛黒谷氏
★箕面山粧いのなか車ゆく
★日暮れて道遠きかな冬紅葉



@t_yuki0124 お礼 秀之さま★冬野菜伸びてあふれて苗床に をおとり上げ頂き嬉しいコメント有り難うございました。サラダ用にと播いた水菜が出そろったのですが、植広げの時期を失してこんなことになってしまいました。啓一













@t_yuki0124 好きな句 】★赤き実に光差し込む冬の朝/秀之 朝日に照らされた南天の実でしょうか、ピラカンサでしょうか。つやつやと輝いて目を楽しませてくれますね。冬の朝の素晴らしい雰囲気を感じさせてくれます。啓一












27分河野啓一‏@kakan52

@kakan53 お礼泰與さま ☆陽だまりに小さき芽生え冬ぬくし に温かい共感のコメントをお寄せ下さり嬉しく拝見しました。有り難うございました。啓一

12.11.23冬野菜

2012-11-23 18:20:00 | Weblog
★冬野菜伸びてあふれて苗床に⊛秀之氏
★黄落の柿の木蔭の目白かな
★陽だまりに小さき芽生え冬ぬくし⊛小口氏

好きな句】冬野菜伸びてあふれて苗床に/河野啓一 ★元気に育つ冬野菜の生命力溢れた勢いがいいですね。秀之

★冬野菜伸びてあふれて苗床に ⊛秀之氏@t_yuki0124 お礼 秀之さま★冬野菜伸びてあふれて苗床に をおとり上げ頂き嬉しいコメント有り難うございました。サラダ用にと播いた水菜が出そろったのですが、植広げの時期を失してこんなことになってしまいました。啓一

☆陽だまりに小さき芽生え冬ぬくし/河野啓一 一日、二日または数日にわたって春のような暖かい日が訪れ、その快晴の日に外を歩いていると小さな芽生えを発見した喜びが溢れていますね。うれしいものです。泰與

柿の葉がだんだん黄色くなってきた。しかし小鳥は相変わらずやってきているようだ。
泰介から少しずつ食べると返事が来る。

井山裕太が23歳で7冠中5冠を制したとのニュース。あと名人と棋聖だが、棋聖は来年1月から張うに挑戦と決まってまっている由。


@kakan083 好きな句★余呉に入る車窓の左右に冬紅葉/光子 湖北に向かって車を走らせると余呉の町にはいるあたり紅葉の名所でしょうか。すっきりした詠みで左右の紅葉黄葉の素晴らしい風情が目に浮かぶようです。啓一


午後K女史がやってくる。色いろ家族の健康のことで御苦労があるようだ。何かと参考に成る話も多かった。Mさんは風邪で咳がひどくまたの機会にとのこと。









12.11.23冬野菜

2012-11-23 13:36:55 | Weblog

★黄落の柿の木蔭の目白かな
★陽だまりに小さき芽生え冬ぬくし
★冬野菜伸びてあふれて苗床に



@kakan083 好きな句★余呉に入る車窓の左右に冬紅葉/光子 湖北に向かって車を走らせると余呉の町にはいるあたり紅葉の名所でしょうか。すっきりした詠みで左右の紅葉黄葉の素晴らしい風情が目に浮かぶようです。啓一

BS3でロンドンのアフタヌーンティーの話を見る。1日2食だった時代m空腹に耐えかねた記憶の間で始まった習慣とか。リラックスして友人たちとおしゃべりをするのがねうちだそうな。ティースタンドに凝ったり、茶葉のブレンドに工夫したり、日本のお茶と共通するところあり。胡瓜のサンドイッチが豊かさの象徴であった名残りで、欠かせないものとなっているそうな。ポンド安で、カップ&ソーサー等1000円くらいでもあり、2,3古ほしいものだと思った。我が国と異なり、カップに左手を添えるのはマナーでないという。

12.11.22屋島浦

2012-11-22 20:30:23 | Weblog

★冬の瀬戸小舟舫いし屋島浦★
名を知らず小鳥の遊ぶ雑木かな
★冬紅葉彩なす谷を展望し



好きな句★すっぽりと雪を頂く浅間かな/泰與 浅間山がすっぽりと雪をかぶって、浅間高原にも軽井沢にも冬がやってきたのでしょうね。簡明直截な表現で山の姿も麓の風景も色いろ想像されるような気がします。啓一


御礼 河野啓一様「雪の浅間」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素敵なコメントを頂き、楽しく読ませて頂きました。有難うございました。

正子先生「作品を提げ行く冬の車椅子」を11/28の今日の俳句にご紹介くださり、過分のご評を誠に有難うございます。昔の仲間で作品展をするからと誘われてのことでした。

鑑賞 (河野啓一) 2012-11-22 19:44:15
★芽麦まで遠き夕陽の差しいたり  正子
初冬のころに播かれた麦は今青い芽を出し少しずつ伸び始めています。この時季太陽は低く弱く、夕日は遥かに遠く感じられますが、それでも広い畑に春への希望を伝える如く柔らかな光を注いでいます。ミレーの絵などと一脈通じるような大景を思います。

今日はいい夫婦の日とやら。