08.11.30日向ぼこ12.1投句

人情のかく温かき日向ぼこ
玻璃戸越し柿の葉揺れて冬晴れに
木枯らしの過ぎゆくままに山の色　　今週の秀句に

木枯らしが吹き過ぎてゆくが、山は泰然として、木枯らしよ、勝手に吹けと、吹かれるままの色である。「融通」の心境。（高橋正子）


具子は尚子とＳＳＯＫへ。羽根布団を買いに。
日向ぼっこをしながら山崎衆院議員と青葉かおり4段の５子局を見る。山崎氏の読みの深さ！終盤下手からコウを仕掛けたりして大竹名誉碁聖を感心させ、結局２目勝ち。終わったと見えても改めて磐面全体をを見渡して分かれ、手残り等を吟味する習慣が大切という。碁の好きな政治家でこれまで登場した人は、管、小沢、与謝野、今日の山崎氏ら。それぞれ碁風は違うという。
１１月も今日で終わり。

08.1128山粧う

樫の葉の枯れて箕面の山粧う
木枯らしの過ぎ行くままに山の色
黄に朱に彩濃くなりて箕面山

豊中病院吉村Ｄｒ.受診。ＰＳＡは５で、年から考えてもあと半年ごとの検査でよかろうという。プラージュで散髪。コーナンで葉牡丹の苗など。箕面の山の色が随分濃くなって見応えが出てきた。
ここまで入力したところでハタと気付いて、国会中継、タローさんとイチローさんの党首討論を見る。タロウさんは就任後の話と違う、と指摘されて顔が歪む場面も。「綸言汗の如し」という譬えが良くわからなかったようでもあった。
インド、ムンバイのテロでホテルに閉じ込められていた日本人何人かが無事脱出したとニュース。
松原宅に見舞いの電話する。

08.11.26柿の実

柿の実をバケツ一杯収穫す
瀬戸内の空や蜜柑の色の濃き
みかん山実り豊かに海青し

朝から素晴らしい小春日和。具子は出かけ、句作の整理。創刊号への投句分に良いのがいくつか抜けていたことに気付く。２句は既に季節遅れで、来年廻し？
昨日は坪内老人に黒番３目の辛勝。ＣＴＶで置碁５子局を見る。中盤過ぎから３０目は損している。下手は考えた末に損な手を打つが。プロ（解説石田芳夫）（はチラと見ただけでキーポイントがわかるようだ。石音のした反対側で盤全体が重要.との格言もあったことを思い出す。
斜め日を窓に小春の留守居かな、に渋谷氏が共感のコメントをくれる。矢野さんが投句再開した模様。

08.11.24小春

斜め日を窓に小春の留守居かな
雨催い明かり灯して紅芙蓉
渡り来て白鳥散歩する岸辺
（好きな句）
一日の始まり先ずは落葉焚く /宮本和美
季節感のなかに穏やかな生活のリズムが感じられます

腰の調子が随分よくなって嬉しい。囲碁はサッパリ。田中さんに歯が立たない。
スポーツ大陸）中野浩一選手は世界戦で1０連勝。王のホームラン記録の陰で、国内では注目されなかったが、欧米では評価が高く、ためにシドニー五輪よりケイリンが正式種目に採用されたそうな.肋骨を折っても怯まず、ものすごいリハビリで脅威の回復
をし連勝した由。名前だけは知っていたが--。朝の「空から紅葉紀行」と「爆門学問・京大」も面白かった。

08.11.23すすき

芒散る淋しさつのる丘の上
大和路の芒の里や風のまま
銀波揺れ風のままなる花芒

小春日に木洩れ日浴びて留守居かな

腰は8割方軽快してきた。やはり　使わないで大事にしたほうが良い。
浩らと和也来。bisphosphonate剤の商品名等菊聞く。和也と１局。柿をちぎってくれた後、ＳＳＯＫへ。

08.11.21落ち葉

何もなき空や彩なる柿落葉
隣家と朝の挨拶落葉掃く
鈴懸の落葉散り敷く遊歩道

熊井さんから電話。北町２丁目の岸田さんから夜、柿のお礼とて電話が来る。
腰の調子はイマイチで冴えない。朝は雪が少し舞っていた。市民病院でＰＳＡの採血。
鈴木さんと藤井さんに葉書。

08.11.19紅葉狩り

（箕面ドライブウエイ周遊）
木洩れ日を真っ赤に透かし山紅葉
紅葉狩りサルの家族に出会いけり
紅葉して山路の空の真青なり

もみじ葉を招く薄や風のまま
真青なる空を背負いて山粧う


「好きな句」
千里きて白鳥「ふわり漂いぬ」/小河原宏子　

寒い！6℃‐11℃、師走並の一日。アリスから箕面ドライブウエイ経由勝尾寺往復。ちょうど良い程度の紅葉。サルがけっこうおおくでてきていたが、下のほうへ移ってきている感じ。
具子は仲間と京都へ。寒かったに違いない。　

08.11.18木枯らし

木枯らしや残りし柿に射す夕日
全木を染めて桜の紅葉かな
唐黍を剥けばぎっしり粒弾む 正子師 特選/５句

今日関西で木枯らし1号。去年と同じという夕方のＴＶニュース。寒い1日だった。
国循診察日。長い廊下で難儀し、腰は簡単には全治しそうにない。ソウル俳句会を読む。やはり初代の主宰の句が眼についた。来月15日に2年ぶりのＭＲＩの予約。

08。11.15紅葉

さるすべりふと気がつけば薄紅葉
お濠端木々色付きて冬の陣
粧うや湖東三山紅葉して

上千本桜紅葉の吉野山

お濠端木々色付きて秋深し

腰と右肩の痛みはかなりましになったが、完全ではない。昨日の原案を推敲して、結局上記の通りとした。いくらでも表現方法はあるが、選択眼が問題ということかも。
中尾植木職は新婚さんで、弁当も作ってくれる行き届いた奥さんのようだ。柿の木がかなり通しよくなっている。挿し木した椿は切られずに澄んだが、蕾はついてないようだ。

08.11.14冬に入る

木洩れ日の陽射し嬉しく冬に入る
冬に入る柿の赤さも小さくて
柿熟れて夕焼け空に包まれる（ｔ）

朝起きて右肩関節が痛い。腰は少し増マシしになったが、右手の自由が利かず、満身創痍の感。貼り薬とロキソニンに期待する。昼頃少しマシになってきた。今日も良い天気で小春日和の最後かもしれないとＴＶはいう。足立美術館は阪急交通に電話して断っておく。
中尾君が朝から表の生垣を刈ってくれている。具子は歯医者へ往復で、ふくらはぎを傷めたと言っている。高齢者世帯だ。
太郎サンの国語！が読売新聞紙上でも揶揄されている。嗚呼。