河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

08.12.29冬ざれ

2008-12-29 19:41:11 | Weblog
六甲山師走の海を見下ろして
冬ざれの裏六甲を走り抜け
山眠る裏六甲は森の中 *前川氏

今日も日記的俳句で。泰介の退屈しのぎに、同乗して六甲山ドライブウエイへ行ってみる。六甲山ホテルの喫茶店でカレーライス。雪が少し残っていたが、道路は空いていた。溪に囲碁を教える。カンのよいところがある、中1ともなれば分かりが良い。、

08.10.28餅つき

2008-12-28 09:49:02 | Weblog
餅つき機箱より出して子らを待ち
山茶花の散りてもうすぐ冬椿
シクラメン鉢花一つ隣家に

去年よりも旬日早し庭水仙

寒い。泰介らが横浜から午後に、それと浩らと尚子も同じ頃にやって来る予定。
綾部は雪の予想。
今日は日記的俳句を投句することに。今年は例年になく年賀状が早く片付いて閑な年末になった。もっとも暇があっても何も手伝えないが--。今朝方は車を運転している夢を見た。

08.12.26雜詠

2008-12-26 18:08:09 | Weblog
未投句草稿12/30補
 青き星静かに明けて初日かな*
 日に一句スタート台や初日記
 はらからと歌留多競いし頃のあり
 漁始め瀬戸の波風日に躍る*
 地の銘酒冷やで交わして御慶かな
 去年よりも早き水仙日溜りに*
 山茶花の散りて待たれる冬椿
 今年こそチェンジ待ちたし初日記
色秘めて蕾溢れし冬椿
粉雪は箕面の山より舞い来る
裏六甲薄雪残る森の中

年賀状印刷、投函を完了。買い物に付き合い、車の中で、美空ひばりを聞きながら句作を試みる。寒い日。具子は絵の指導を受けに西宮まで。 

08.12.25柚子湯

2008-12-25 18:17:17 | Weblog
柚子湯とは馳走の極みデイの朝
湯煙に柚子湯の香り夢の中
湯の中に柚子漂える故郷はどこ

昨日で年賀状一応終わる。投函は明日になる。デイでは今日まで柚子湯、上手くあたって良かった。前の緑地公園の森の色が1週間で様変わりしているのに驚く。
松井さんが富山名産鱒寿司を届けてくれる。早速賞味させてもらう。見た目も綺麗で上品な味。しらはまゆきの件で成孝さんに電話。

08.12.22水仙花

2008-12-22 21:18:48 | Weblog
丹波路の鄙の豆畑冬鴉
旬日は早きや今朝の水仙花
庭隅に色を残して冬薔薇

泰介から歳暮が届く。(昨日は浩夫妻が来る。一昨日は尚子宅で食事)。田中さんに3連敗で今年を終わる。1月の句会案を考え、予稿作成。

08.12.20オンライ句会(控)

2008-12-20 16:52:17 | Weblog
冬の朝森の樫の木きららかに*
柚一つ投げ入れ湯船に身を沈め *◎正子師特((12/21)
一病と仲良く暮らしクリスマス

今日はアリスで恒例の餅つき。通所者約40人にボランティアの人(男性1人、れい子先生とミンカースの女性5人ほどで、結構賑やかに。帰ってオンライン句会の投句を済ます。小西さんから高崎名産のの漬物パックを一つ頂戴する。包装紙に芭蕉の句が載っている。
尚子宅へ夕食に。良太も後で帰ってきて賑やかに。近く下宿するかもしれない。パソコンを買ったそうな。しかし覚えが早そうだ.尚子の体調が気になる。

08.12.15柚子湯

2008-12-15 22:45:03 | Weblog
ゆくりなく柚子湯に浸るデイの朝
柚子一つ湯に投げ入れよ冬至る
ボランティア合唱団のクリスマス

朝国循の定期検査、凝固時間INRは2.0でVG。夕刻5時から同じく2年ぶりのMRI検査で同じ病院へ、2回も。やはり疲れる。明日はサツキでクリスマス会とか。急速に年の瀬が迫ってくる。楽句会投句を済ます。

08.12.14落ち葉

2008-12-14 11:01:25 | Weblog
冬入り日煌めき流る大河かな
ブナの森落ち葉を土に返しつつ  *小河原宏子
せせらぎのライトアップや冬の音

今西さんが親戚筋の人が出された句集「はらから」を貸してくれていたのに見る余裕がなかった。今日からゆっくり楽しませてもらうことに。何人か俳句を作られる人が居られて、その集成版らしい。
千里中央へ.昼食後田村書店を覗いて帰ったが、それだけで大変草臥れた。倉橋一家が綾部の帰りにに顔を出し上がらずに帰る。

08.12.12冬の霧

2008-12-12 18:16:45 | Weblog
木々小枝剪り落されて冬迎え
紅芙蓉色のみ残る冬の空
淀川の岸辺を埋めて冬の霧

「野の池を囲みて森は冬の色」に小西さんが深いコメントを下さる。「囲める森の」の原案を、「囲みて森は」と推敲したのがよかったのか、言外の情感が大切ということかも。

昨日は将棋竜王戦、70手で渡辺竜王の勝ち。これで3-3の最終戦に。羽生名人が勝って永世竜王→永世7冠制覇が望ましいようにも思うが、やはり追い上げてきた10歳若い渡辺クンにはかなわぬのかも--。

08.12.11冬日

2008-12-11 20:00:57 | Weblog
ガラス戸を透かし冬日の暖かき
霧流る中を真っ直ぐ冬日かな
野の池を囲みて森は冬の色 *小西宏

丹波路の鄙の豆畑冬鴉

昨日の大阪一帯の霧はすごかったそうな。JR、私鉄なども延着、取り消しが続出したらしい。珍しいことだ。花冠創刊号が届く。p15参考になる