10.05.31アマリリス

水張りて目高をそっと移し替え
アマリリス咲いて快晴空仰ぐ
いつの間に増えしミントや森となり

Tさんと対局。今日も2-1で勝つ。しかし当たり、頓死を何回か注意してもらう。これでは、向うさんも妙な気がするだろう。こちらは、”おとなしく打って欲張らなければ自然に良くなる”、と思っているが--。
昨日の岡田ジャパンは惜しかった。ただ、オウンゴールを２つも犯さざるを得ないほど、イングランドとのゴール前の力の差はまだまだあるようだ。

具子，ドックの予約に空きがでたそうな。

10.05.30風薫る

風薫る海峡の空広々と
青空にジャスミン白く風薫る
北摂の山近く見え風薫る

素晴らしい空。
午後、たまたま、nｈｋスペシアルで多田富雄さんの追悼番組をやっていた。中村圭子さん、演出家某氏の話も総合すると、最近の多田先語録には。
★科学者はシェクスピアを、文学者は相対性理論を。★病気になって悟ったこと：運命を受け入れる力。複雑なことに耐えてゆくのが人生。捨てることによって本質が見えてくる。--能も俳句も共通か。　　いろいろ示唆に富む番組であった。強い意志と幅広く深い思索には改めて驚くほかない。
７７回ダービかー。出走馬１７頭。本命２頭は及ばず。
具子は出品作の搬入に。

10.05.29柿若葉f

柿若葉大きく伸びて今空に*後藤氏
砂浜に根付き陽を浴び浜万年青　○
陽を満たし光る青空バラ赤し

午後素晴らしい青空に。さわやか。この気分を作句に生かしたいもの。
Ｉ氏，Ｎ氏の俳句チラシをＫ氏に見せると、感心してコピーを取らしてほしいとのこと。高齢者パワーのＰＲにちょうど良い。
nhkテレビで京都東山南禅寺界隈の別荘軍の紹介があった。東山を借景に庭屋一如の日本の美。琵琶湖から疏水で水を引いて滝をつくり、水を楽しむ設計理念。庭師連が代々手入れに余念なく、持ち主が変わっても伝統の美を大切にして来ていることなど、興味深い。

10.05.28鮎の宿

四万十のほとり古びし鮎の宿　***飯島氏、小口氏　桑本氏
渓谷に水音高し空晴れて　*上島氏
青葉風吊り橋揺れて祖谷の里

午前中の肌寒さ。たまりかねて床暖をつけ、毛糸を着る。

10.05.27夏薊

北摂の野に咲き出でし夏薊
水音聞く箕面の谷や青楓
海遠く六甲道の青葉かな

Ｉさんに礼を送信花冠６月号の進呈も連絡しておく。

10.05.26大和川

大和川稚魚を漁る夏灯
にごり鮒岸辺に跳ねる大和川
大和より青葉つなぐや大和川 ○

ｋさんが明日でやめて育児に専念するそうな。Ｔさんが若干ながら俳句に興味を示したり。Ｓの皆さん、いろいろ個性的で良い。

5.25山躑躅

きらきらと池の面撫でて青葉風
山肌を真っ赤に燃やし山躑躅
青白く額アジサイの蕾かな

10.05.24かたつむり

雨止みて蝸牛の独り静かなる
かたつむり箕面の山も大雨に
かたつむりスローライフで庭に棲み

朝になってもまだ降っている。梅雨にしては早すぎる。前線の動きが遅いので、雨量も多くなるのだそうな。兵庫、北大阪に大雨洪水警報が出ている。木曜日から予報単位が市区町村別に詳しくなるのだそうだが--クルマのライトがつかないとの報告、大雨のせいか？。

鳩山氏は、普天間問題の迷走ぶりで、週刊誌。テレビで叩かれっぱなし。かってクリントンに話を切り出して普天間返還を決めた橋竜氏と比較されたり--。マンガしか知らないタローさんよりも実害が大きい--。この国には、ほんとにロクな政治家はいないのだねえ。司馬遼太郎が生きていたら何というだろう。

10.05.23花ぎぼし

さゆらぎて軒端に白き花擬宝珠
花ぎぼし淡き光を雨の中
小糠雨ぎぼしの花はゆらゆらと

夜来よく降る。朝正和から電話をもらう。孫の”指導”について輪番制など、卓抜なアイディアをきかされる。一考の余地あり。

10.05.22青葉

森の陰憩えば近くに鶯が
青葉して鶯鳴いて小休止
風渡る緑の中を児ら駆ける

昨日は近くの二の切り薔薇園へ弁当持参で。晴天で日向は暑い。坂道を上無理やり上って花壇の最上部へ出る。ベンチに腰を下ろすと、いきなりケキョ！と鶯が鳴く。姿は見えない。１羽かな？　しかし結構上手に。お寿司を食べ終わるまで、ほぼ途切れなくいろいろ演じてくれたのだ。素晴らしいポイントにでくわしたもの。ときどきゆかねば。帰ってから、草臥れて1時間昼寝。