河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

13.07.16蝉鳴く

2013-07-16 09:09:58 | Weblog
2013-07-16 09:07:03
★蝉鳴いて同窓会の案内来る
★ひとつだけ青柿枝に太りゆく
★雨上がり足長蜂の脚長し

国国循に電話かけてくれたが、今日の受診はダメで23日となる。

13.07.15夏夕べ

2013-07-15 09:09:43 | Weblog
2013-07-15 09:07:29
★ワイン開けてほろほろ酔いぬ夏夕べ
★桔梗のさやかな色が風に揺れ
★緑雨上がる朝餉ついばむ庭雀

○夏の海漁火きらら波に映え(7/14)
漁火が波に反射してきらきらと光って見えている夏の海は、まだまだこれから漁が本番という感じでしょうか。そこに躍動感が感じられます。(高橋秀之)

きょうはTさんに4連敗。1局だけ1手を惜しんで10目以上損をして勝ち碁を逆転されたが、あとは全部石を取られてみ帰りの成果が少なく力不足の(10目あまりの)負けが続いた。

13.07.147月ネット句会

2013-07-14 08:20:55 | Weblog
7月ネット句会投句 2013-07-14 08:19:10
★目で追いぬ幼き蜻蛉の舞いゆく先を
★夏の海漁火きらら波に映え ○高橋(句)氏
★涼し色アガパンサスは風の中 *安藤氏

薄日の差す朝、しかし先刻はにわか雨も。浩はまた釣りにゆくそうな。今度は鯵とか。

○夏の海漁火きらら波に映え/ 河野啓一
漁火が波に反射してきらきらと光って見えている夏の海は、まだまだこれから漁が本番という感じでしょうか。そこに躍動感が感じられます。高橋秀

2コメント
013-07-15 08:49:07
★夏休み心弾みし時空かな/古賀一弘
幼時の回想を交えた哲学的な響きのある詠みが魅力と思います。無限の時空を感じる自由な夏休みです。

★昼寝覚ベッドぐらしも日々あらた/矢野文彦
多くベッド暮らしをされている作者の日々新たな感覚。精神活動の若さが伝わってきます。

★石段に沿って紫陽花咲く青さ/高橋句美子
石段に沿って咲き満ちている紫陽花の落ち着いたたずまい。社寺を訪れて感じる日本人の心の原風景の一つでありましょう。

★開ききり今朝の朝顔疵もなし
朝顔を育てて感じたことですが、疵もなく涼やかに開き切ってくれる花は案外少ないようです。今朝の朝顔の素晴らしさに感激です。

13.07.13夜光虫

2013-07-13 20:26:20 | Weblog
2013-07-13 20:25:29
★夜光虫きらきらと波頭寄せてくる
★少年の夢淡かりしかな夜光虫
★浜木綿の風雨に耐えて花をつけ

好きな句「炎ゆる日に向かいゆっくり腕立て伏せ」多田有花
暑さに負けない体力作りでしょうか。酷暑の候、実に素晴らしい詠みかと存じました。そこはかとないユーモアと可笑し味も感じられます。

相変わらずの猛暑続き。
Uさんに15目ほど負け。中盤のねじり合いで「だろう手」が出てしまう。

13.07.11万緑

2013-07-12 10:50:42 | Weblog
2013-07-11 19:30:58
★万緑や釣られし魚の高く跳ね*kuwamotosi
★百日紅咲き初む色ははかなげに
★桔梗の咲いてみどりを透かしおり


★烏賊釣りの船に揺られて若狭湾/河野啓一
夏の夜の日本海の風物詩、烏賊釣り船の漁火は、生まれてこの方その美しい光景は脳裏を離れた事は無いほど懐かしい光景です。嘗て若狭湾にて漁をされた想い出かと拝察致しますが、都会のどのようなネオンの彩にも負けない程の
素朴な美しさです。若狭湾との地名がきいています。

お礼18:55:56桑本栄太郎さま
★烏賊釣りの船に揺られて若狭湾 
の拙句に素敵なコメントを頂戴し、厚くお礼申し上げます。釣り好きの倅が、舞鶴から夜の乗り合い釣船で行って帰りました。その話を聞いたり、刺身や煮付けを堪能したごく最近の経験をもとに句作を試みた次第です。何時も素晴らしいご句評を頂き、有り難うございます。
好きな句 (河野啓一)2013-07-09 19:05:30★学び舎の赤き煉瓦や炎暑来る/桑本栄太郎
京都の歴史のある学び舎を思います。「赤レンガ」と「炎暑取り合わせで、キャンパスの猛暑が想像できるように思いました。

★万緑や釣られし魚の高く跳ね/河野啓一
渓流釣りでしょうか?川面の上に枝がこんもりと張り出し、水の色まで緑色の環境の中で、魚が釣れた一瞬の興奮と、緑の中に浸りきる自身の爽やかな光景が想われます。万緑との季語が活き活としていますね!!。桑本氏

13.07.10初蝉

2013-07-10 21:13:36 | Weblog
2013-07-10 21:32:19
★夕まぐれ初めて弱き蝉の声
★森に沿い初蝉すでに大合唱◎
★新じゃがを獲りしと息が持ち来る

お礼 正子先生
「天と地を結ぶ棚田の早苗かな」
を今日の俳句におとりあげ下され、うれしいご講評を賜りまして誠に有難うございました。句作には発想の飛躍も必要かと悟るところがありました。今後ともご指導宜しくお願い申し上げます。

★朝影のみどりの深き夏ポプラ  正子
青々と茂ったポプラの木です。朝日に照らされて影は深く沈んだ緑色に見え、陽を反すところは浅緑にきらめく。光と影の美を詠まれた季節感の素晴らしい御句と思いました。

○今日の俳句/
隣家の窓に今朝より青簾/河野啓一
隣家の窓を見ると、今朝からは、青簾がかかって目にも涼しげ。隣家も夏支度が整って、夏本番を迎える。(高橋正子)

★蕗の灰汁つきたる指のきしみがち  正子
蕗の葉や茎が大きく伸びて、料理に最適の季節なのでしょう。下ごしらえをする指に灰汁がついてきしむような感覚です。この時季の主婦の思いをさらりと詠まれました。(河野啓一)

★烏賊釣りの船に揺られて若狭湾/河野啓一
夏の夜の日本海の風物詩、烏賊釣り船の漁火は、生まれてこの方その美しい光景は脳裏を離れた事は無いほど懐かしい光景です。嘗て若狭湾にて漁をされた想い出かと拝察致しますが、都会のどのようなネオンの彩にも負けない程の
素朴な美しさです。若狭湾との地名がきいています。桑本氏

13.07.09天の川

2013-07-09 19:06:35 | Weblog

2013-07-09 18:31:51
★梅雨明けて街のみどりの美しく
★天の川見上げ二人の散歩道
★涼風の柿の葉揺らせ過ぎゆきぬ


お礼18:55:56桑本栄太郎さま
★烏賊釣りの船に揺られて若狭湾 
の拙句に素敵なコメントを頂戴し、厚くお礼申し上げます。釣り好きの倅が、舞鶴から夜の乗り合い釣船で行って帰りました。その話を聞いたり、刺身や煮付けを堪能したごく最近の経験をもとに句作を試みた次第です。何時も素晴らしいご句評を頂き、有り難うございます。
好きな句 (河野啓一)2013-07-09 19:05:30★学び舎の赤き煉瓦や炎暑来る/桑本栄太郎
京都の歴史のある学び舎を思います。「赤レンガ」と「炎暑取り合わせで、キャンパスの猛暑が想像できるように思いました。

13.07.08朝顔

2013-07-08 20:46:15 | Weblog
2013-07-08 20:37:33
★朝顔の紫紺の色を筆につけ*多田氏
★烏賊釣りの船に揺られて若狭湾*kuwamotosi

★打ち水をすれば空にも風流る

好きな句 ★島の空大きく横切る天の川/迫田和代
瀬戸の小島の小高い丘に立ったかのような、大きくて爽やかな景を思います。この猛暑も吹っ飛ぶ思いです。

えっと短信202が来る、大変なご苦労だった30周年記念号の入稿が終わった旨。まずはめでたい。こんどの9月号は読みごたえがあるだろう。

全国猛暑の頃に突入。今日関西も梅雨明けとやら。大阪34.9℃
Tさんにまた3連敗。体調も悪くなる。

*
★烏賊釣りの船に揺られて若狭湾/河野啓一
夏の夜の日本海の風物詩、烏賊釣り船の漁火は、生まれてこの方その美しい光景は脳裏を離れた事は無いほど懐かしい光景です。嘗て若狭湾にて漁をされた想い出かと拝察致しますが、都会のどのようなネオンの彩にも負けない程の
素朴な美しさです。若狭湾との地名がきいています。桑本氏

13.07.07天の川

2013-07-07 15:13:17 | Weblog
2013-07-07 15:00:18
★銀漢に願い届けよ笹飾る
★短冊の揺れて蜻蛉の飛ぶごとく
★天の川流れの先は那智の滝

好きな句 ★梅雨茸一夜に数を増やしおり/多田有花
きのこの成長はじつに早いですね!不思議な生命力です。昨日もさる庭園で見かけたばかり、切り株の手前に密生しておりました。秋の季語だったので句作を躊躇しておりましたが、御句のように[梅雨茸」とすれば問題なく、より実態に即していたのですね。教えられました。

浩が烏賊釣りの帰り、真夜中にに寄って泊まって帰る。尚子も寄って、昼飯は久しぶりの手巻き寿司に。
NHK囲碁、坂井と志田は白番坂井が劣勢をひっくり返して中押し勝ち。まだまだ健在だ。

13.07.06蓮の花

2013-07-06 17:33:45 | Weblog
2013-07-06 17:32:49
★蓮の花競い合うなか朝の風
★花南天地に散り敷いて天の星
★割り箸でつまむ毛虫よ蝶かもしれず

Aでは少々眠くてFさんの勧めは断る。昨日のわずか1時間で肘から先が真っ赤に日焼けしている。Eさんに「俳人夏目漱石」を進呈し喜ばれる。Eさんは昨日で84歳とか。