10.12.29f冬の空

冬の空霞みて青し風貯めて
竹林の色は明るし風寒し ○
一年の疲れ貯めたる昼寝かな

デイＳは今日で正月休み。ＵのＳさん振替で来てくれる。正月は４日（火）からやはり振替で。具子の西山ＤＲは６日。国循の斎藤ＤＲは１２（火）
浩に朝電話して、正月の予定をまたまた変えてもらう。”２人して何でそんなにコロコ変わるの？”と言われる。いずれにせよ３１,１日は全国的に大寒波だそうな。
福井君から花冠受け取った旨のはがきが来る。”立派な趣味”と云ってくれる。松原君からはすぐにメールが来たが、Ｉ君からは何も言ってこない。さすが大物。

10.12.28つむじ風

つむじ風落葉巻き上げ去りゆきぬ
西の空暗しと見るや時雨かな
歳末の魚市場へと子ら出掛け

10.12.27年賀状書く

年賀状書き終えほっと冬夕日
刈り込まれ冬の来るや大通り
冬夕日受けてパラボラアンテナは

朝から大騒ぎして具子とバトルを繰り返す。彼女は分かりもしないのに自分の憶測を主張し強情だ。というのもこんどのＰＣでは筆グルメが１０段階ほど（7→16）バージョンアップしていて、判らぬ手順が多く、使い勝手が違ってイライラしたから。試行錯誤がこんなに大変とは思わなかった。スタートがもう１週間早かったら愉しくやれたたかもしれぬ。
隣家のＢＳアンテナが夕陽を受けて光っている。陽の光も電波も、本質は同じ電磁波だ。
夜８時にやっと具子の分も含めて印刷し終わった。
折しも世界フィギュア大会のエキシビションの放映中。浅田真央チャンがすっかり女性らしい柔らかみをだしている。織田信成クンも。奥さんと赤ちゃんが見にきている。
　

10.12.26マフラー

粧いを落とし箕面の山眠る
枯れ枝に上りつめたる蔦枯れて
マフラーを二重に巻いて妻出かけ

JR高松駅には待合室がなく、風が吹きさらしの構造になってる。切符売り場コーナーは温かいが、椅子がない---帰ってきた具子が文句タラタラ。きのうはほんとに寒い１日だった。
今日は空青く、火は暖かく、気温は低いが（朝８時室内５度）、硝子戸の中ではうららかな冬日和。法事の案内をやっと発信する。

10.12.24大寒波

クリスマスケーキちらりと老夫婦
マスクして皆足早に通り過ぎ
綿雲の漂う空や大寒波

クリスマス寒波とやらがやってきて、当地も今年一番の寒さらしい。具子に付き合って、買い物に。コロンバンでピラフセット。色良く味良く満足。お供えとお土産を買って帰宅。続いて幼児はいくつかあったが、２人とも昼寝をしてしまって夕方になる。

鹿児島の鍋鶴と真鶴にＨ5Ｎ1型の鳥インフルウイルスが検出されたとのニュース。１羽ずつ予防注射出来ればよいのに、と具子。ナベヅルは世界の90％が出水市に飛来するとか。えらいこっちゃ。一方人のインフルは全国的に大流行の兆しで香港Ａ型が６０％という。去年の新型は影を潜めたらしい。

１０.１２．２３山眠る

冬月の低くかかれる丘の上
白鷺や静かに冬のときを止め*藤田氏
見るたびに粧い落し山眠る*黒谷氏

Ｋの送迎車の中で、大きなお月さまが大福餅のように見えたという人が。そういえば、Ａでは明後日が餅つきの日だ。若竹池に白鷺が９羽、川鵜が１１羽居たという人も。俳句に出来そうで難しいものだ。具子が「ＮＨＫ俳壇」を買ってきてくれる。自己流では不可、少しこの種の雑誌を読まねば。

10.12.22冬至

厨隅南瓜ころがる冬至の日
さざめきて実南天は薄日浴び○
冬雲を掻き分け光り空青し


さすが冬至で日暮が早い。一昨日は、Ｍ先生からもらった関西棋院坂井碁聖祝賀会の土産のディスクの開き方がやっとわかってやれやれ。「コンピュータ」を開けて、「リムーバブルディスク」をクリックして１呼吸待つと、それでよい。妙なところをクリックすると、デジタルのデータがいっぱい出てきて混乱する。なお、画面のレスポンスがＨＤよりかなり遅いことを心得ておく必要があるようだ。あわてものには落とし穴だった。
第３日曜日の楽話会投句を忘れていて、Ｎ氏、Ｉ氏にエライ迷惑をかけた。詫びメールを打つ。
昨日から黛まどか/茂木の「俳句脳」を再読する。漱石、寅彦の俳句観、キレの効用など改めて参考になる。

10.12.21冬霧

冬霧の中に二列の灯しかな
冬靄に包まれ街は音もなく
霧の海並木も町もすっぽりと

10.12.19枯れ蓮

枯れ枝に遊ぶ小鳥の尾が可愛い
寒椿つぼみの数の多きかな
枯れ蓮や色見えず深き水の中

朝寒かったが、晴天でこの時季にしては日差しが強い。穏やかな日曜日。柿の枯枝に小鳥が次々とやってくる。小さな枯れ葉が風に揺れている。
今年は獅子頭、八重椿，何れもびっしりと蕾がついて、当たり年らしい。

10.12.18葉牡丹

葉牡丹を植えて小さき植木鉢
曇り空鳥声ありて温かき
餅つきの話出ておりデイの午後　*山中氏