河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

12.04.30緑摘む

2012-04-30 11:44:51 | Weblog
★若緑摘みて見晴らす生駒山*小西氏
★むらさきのジャーマンアイリスそよかぜに
★春深し狭庭を埋めて草伸びる

そよ風が流れているが曇り空。庭は草が伸び放題。夜は雨とか。浩がやってくるとてパソコンの指南をまた頼むことにする。

大飯原発の再稼働の件で④チャンネル・みのもんたには共感しきり。大体、地震大国、活断層だらけのこの国に50何基かの原発を並べ、安全神話で反対派を押さえつけ阻害してきた役所、政治家、御用学者と電力会社、地方自治体らが、福島で危険性の実証された今頃になって、、同じ人間で同じシステムで、安全だ安全だといくら言っても信頼されるわけがない。地震学者たちも3.11以来慎重になって活断層の上に立地しているなどと言い出す始末。万一もう一度事故が起こったら”日本沈没”だのに。昨日の朝のNhkの討論会でもそんな感じがした。地震と津波以外にも危険なことは起こりうるかもしれないのに。大日本帝国大本営のような感じ。わが民族の劣等性をひしひしと感じるここ何日かだ。

昨日は尚子の田舎のお義母さんが来られて、有意義でたのしいひとときを過ごした。

12.04.27記念日

2012-04-27 10:37:09 | Weblog
朝焼けの東の空や蘆若葉
春深し入江の水の色濃くて
お早うと記念日の朝夏近し

爽やかな朝。万博公園はどうかと話が出る。そういえば今がちょうど新緑の素晴らしいころか。
青樹句会に今日から投句することに。
デートは千里阪急Hの福貴寿司の昼食だけで帰宅。2人共年相応の疲れやすさ?
アマゾンで本2冊ほど買っておく。柳澤桂子、趙治勲。

昨日4/26の朝日朝刊科学欄
山中伸弥京大教授 (若い人たちに)
あれこれ考える前に行動してたくさん失敗してほしいと思います。私も部活や自治会など何でもやりました。中学で始めた柔道では10回以上骨折したり。バンドのギター兼ボーカルで文化祭で歌ったこともあります。
受験問題には正解がありますが、社会問題は勉強だけでは解決しません。若い人はいくら失敗したっていいんです。

12.04.15花冷え

2012-04-15 10:39:28 | Weblog
★床暖房止めて我慢の花冷える
★城跡の濠の水にも花筏
★アイリスの葉は包丁のごと伸びて来し

昨日もそうだったが、朝の寒さには閉口。最後のサクラを見に出かけるべきだろうが、なんとか我慢をして④チャンネルなどを見ているうちに、お嬢さんがやってくる。阪神中日戦などTV

12.04.14花吹雪

2012-04-14 22:02:15 | Weblog
★花屑の厚く積もりて風に揺れ
★花吹雪さらさら流れときもまた
★青空に散りて跳ねたる柿若葉

ALからお花見ドライブでNT内を巡る。所により花屑が厚く積もっているところも。花びらをくっつけた松ぼっくりが転がっている。明日で見ごろは終わりそうだ。 

★雉啼くや子二人育てつつ暮らす  正子
雉の鳴き声は古来詩歌で春の妻恋の声として詠われてきた由。また子を思う愛情の深い鳥と言われており、国鳥にも選定されています。このお作は先生の松山時代に詠まれたものかと拝察致しますが、お子達お二人を慈しみ育てられた日々の充実したお暮しが想像出来る素晴らしい御句と思いました。、