10.02.27目刺し

伊勢志摩の浜辺思いつ目刺し焼く
色濃くて海思わせる目刺しかな
竹篭に目刺しを並べ絵筆とリ

夕刻には薄日が差してきたが、風は未だ寒い。アリスから帰ると、具子は重い荷物を提げて、やはりまた膝が痛くなったといっている。
２月も明日で終わり。今日くらいの暖かさがずっと続けばよいのだが--。明日は万博の梅林に行ってみるか？

10.02.26春の鴨

野の池を並び滑るは春の鴨
紅白の梅咲き揃う雨の朝
プランターの花苗撫でて春の風

ようやく白梅が満開。紅梅がチラホラという状態。やはり春の雨だ。
このところ。◎には遠いけれど、成績は悪くない。久しぶりに正子師に添削を頂戴する。
温かいと背中の調子は良い。ケアマネさんが朝やってくる。
バンクーバーは女子フィギュア・フリーの決戦。浅田真央はキム・ヨナに負けて銀。安藤美姫もみごとなものだったが、４位にアメリカ（長洲未来）に食い込まれて５位に後退。鈴木アキコは健闘良く８位に入賞。みなよくやったが、相手が強かったということ。

10.02.25棚田の春

空青く山の棚田に春が来る
雨を得て雲と広がる桜芽木　○雨を得て雲に広がる桜芽木（正子師）
花馬酔木あかねの蕾しだれさせ

木曜はやはり疲れて早く寝る。

10.02.24春霞

春霞朝日を支え生駒山　＊下地氏
ふわふわと草の芽踏みて野の小路　○　*黒谷氏
黄水仙つぼみようやく膨らみて

10.02.22雜詠

鹿の群れ草食む朝や春の風
春光の野山を越えて里に満ち
草影に顔一つ見せ蕗の薹

素晴らしい天気。句作も進む。
読売俳壇より；大いに参考になる。
ビスケット春未だ浅き甘さかな　正木ゆう子選
黒船は吾なりけりと泥鰌掘る　矢島渚男選
　枯れきって神様のやう枯れ芒宇多紀代子選

10.02.21野焼き

水仙花群がり咲きて二月なお
野焼きして煙の色の何処までも ○　＊藤田氏
早春の空青く晴れ鳥の声

朝は冷えたが、素晴らしい晴天に。特に西日本はそうらしい。
囲碁将棋チャンネルで偶々、小沢氏（アマ６段くらい）と謝女流本因坊・名人・棋聖の３子局を見る。大局的に堂々と、くっつけて打たず、狙いを秘めた打ち方が参考になった。謝さんはとにかく怪力だそうだったが--。手堅くおとなしく打ってヨセで抜き去り４目勝ったのはさすが。
NHK杯では◎井山裕太‐張１０段戦。M先生から井山名人の就位祝賀会のニュースが来る。
次の日記念品を贈ってくれる。良太と瑛子が久しぶりにやってきてG。小遣いと入学祝少々。

10.02.20沈丁花

沈丁花香り浮びて朝の庭　○
雨を得て盆梅少し膨らむや
冴え返る野の下草も震えおり

10.02.19春の風邪

春の風邪独り見ているバンクーバー
氷上の春ゆるやかにカーリング
ガラス窓かすめ鳥影春浅し ○

具子は出品作の導を受けに大きな巻紙を抱えておでかけ。相変らず寒い日。

10.02.18浅春

浅春の空に伸びたる枯れ欅
雨雲のいつしか去りて春夕日
風のなか苗は静かに春を待つ

バンクーバーはなかなか上手くはいってない。コクボ君は朝青龍的だったが、失敗！それにしてもスピ－ドスケート1000ｍは奇妙なアアクシデントで残念だった。

10.02.16畑打つ

雨を得て畑打つ朝春の土
畑打ちて土の虫たち了とせよ
添乗員春の微笑み送迎車

朝は寒かったが、日中良い天気に。背中はなかなか--。Yサンに白番大差負け。