河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

13.01.31UFO

2013-01-31 17:24:25 | Weblog
★咲き遅れひっそり白き花八手
★寒木瓜の木陰に紅い花を着け
★UFOを見たとのうわさ春近し

Aから帰って一泊旅行を申し込んでみるが。景気が上向いてきたのか2/11~のは全部万席。
2/1にはビソラへ映画を見に行く。ストロベリーナイトという刑事もの。終わってカプリチョーザで軽食を取って帰宅。トラピックスのツアの残りを申し込んだが、バスで片道300kmのコース、しかも雪深いところとあって断念。

13.01.30日脚伸ぶ

2013-01-30 17:03:09 | Weblog
★待春の木々の梢や展望台
★レース越し朝日煌めき春近し
★日脚伸ぶ大川に長し橋の影
  
良い天気だったが夕刻には風が寒くなってくる。
読売旅行で黒川温泉・湯布院が成立しそうなのでそこに申し込むことに成否は明朝。

好きな句)★起き抜けの窓に耀う松の雪/康水 朝起きて窓辺に松の枝が雪をかぶり耀いて見える。寒い朝のきらびやかな景が目に浮かびます。優美な言い回しにいつもながら教えられました。


13.01.29冬滝

2013-01-29 17:24:44 | Weblog
★冬滝の流れ静かに箕面山
★枯蔦に捉えられたる柿落葉
★寒明けを待ちて離せぬちゃんちゃんこ

Sで大高寮歌を歌うとは思ってもみなかった。 Mさんにコーラス部があったか聞いてみたところ、あったけれども歌ったのは寮歌ばかり、とていきなり歌い出したので唱和した次第。
Iさんと同い年。それも2月生まれのようだった。

和坊は何とか回復の方向へ。

13.01.28三寒四温

2013-01-28 11:09:56 | Weblog
★庭草の形のままに今朝の雪
★寒中の日光瞳を射る如く
★受験子よ進め三寒四温かな

昨日で大相撲は終わり。業栄どう豪栄道
好きな句 丸餅のごとく手水の厚氷/宏
今年の冬はことのほか寒く、子供のころを思い出すような厚氷も見かけます。昔を思い出してひとしきり共感を覚えました。「丸餅」がいいですね。

13.01.27雪の朝&4月素案

2013-01-27 10:47:44 | Weblog
★真白なる雪屋根照らし朝日かな
★ジュリアンも門辺に雪をかぶりたり
★寒禽のすがた絵本に見当たらず

今朝はもっとも気温が低かった。10&4℃。雪積もったと云える朝。
家々の屋根と庭草が2~3cmの綿帽子を着ている。日差しは明るい。

4月号素案
寒暁や空紺青に染まりいて◎
梢みな夕陽を受けて春近し○
冬菜サラダ妻の自慢の自家栽培
風一陣樹々きらめかす冬日かな
寒林を映し野の池鳥集う○
奥丹波山また山の雪なれば*
節分会篝火赤く参道に○*井上氏
春立ちて頬に優しき朝の風*下地氏
春浅き庭の鳥声烏鷺囲む
早春の光纏いて鳥は樹に*

★立春の浜辺望めば海光る
瑞々し無限の夜空寒北斗
 (予備)

13.01.26春隣

2013-01-26 18:36:35 | Weblog
★朝空に鳥声止まず春隣
★春隣人との出会い積み重ね
★枯れ木道辿ればそこに青き芽も

いい天気だが寒い日。鳥の囀りが裏庭でも表でもひっきりなしに続いていて、やはり春が近いことを思わせる。但しなんという鳥かは分からない。

日馬富士が鶴竜を破り、14戦全勝で千秋楽を待たず横綱としての初優勝を決めた。
豪栄道は7-7で、明日に勝ち越しを掛けることに。

130125冬菜

2013-01-25 11:38:37 | Weblog
★近づけばみどり溢れて冬菜畑
★ランチには冬菜サラダをひとつまみ
★風一陣木々きらめかす冬日かな

好きな句 ★遠山の雪嶺定か鳶の笛 雪山も見えず鳶の笛も聞こえぬ大阪に住んでおりますと御句の清冽な感じに心惹かれます。雪嶺定か、いいですね。

晴れ上がって温かい陽光。室内で日向ぼっこしているとまさに春隣だ。
Mケアマネさんの定期訪問。3月には介護保険の切り替えがあるという。

13.01.24コハクチョウ

2013-01-24 20:51:21 | Weblog
★野の池に来たり遊べるコハクチョウ
★苑の池鴨の集いいて波静か
★梢みな夕日を受けて春近し4s

佃康水さま
「朴の花」ご出版おめでとうございました。この度は句集ご恵送にあずかり、厚く御礼申し上げます。
 一昨年大阪での花冠フェスティバルでお目にかかりました時には何かとご心配をおかけいたしました。その後いつも御句を拝見しては教えられることばかりですが、今、大いに楽しみながら「朴の花」を読了させていただいたところです。
 句集の帯に載せられている秀句は勿論ですが、それ以外にも私の好きな句をいくつか挙げさせていただきますと。
管弦船万灯揚げて海に出づ
名水へ辿る山路や木下闇
葛饅頭笹の葉濡らし受け皿に
春筍の先のみどりや土を割る
真青なる空や吉備路の桃の花
瀬戸内の島陰しずめ十三夜
老鶯や森の深くに啼き止まず
川風に目覚めて空へ鯉のぼり

今後ともよろしくお願いいたします。

13.01.23冬花壇

2013-01-23 20:21:07 | Weblog
★校庭に陽光注ぐ霜の朝
★にび色の雲分けて飛ぶ寒烏
★竹造り巳を象れる冬花壇

朝の睡眠が浅かったか今日は眠くて困る。
昨日1/22の投句で久しぶりに4★を得、正子師の添削とご講評も頂戴した。[寒暁」を正しく使い得なかった反省はあるが、「紺青」はあれでぴったりだったたとささやかな自信になる。

113.01.22寒暁

2013-01-22 18:40:09 | Weblog
★冬暁や空紺青に染まりいて→寒◎
★寒禽の舞うや晴れたる丘の上
★初場所や櫓太鼓が風に乗り
  

Sでvitalが125/69/60/36.7℃。すべてVG
朝の雨は次第に晴れて夕刻は晴天が広がる。

冬暁や空紺青に染まりいて(原句)
寒暁や空紺青に染まりいて★★★★(正子添削)
寒暁は夜明け。日の出前の空の緊張感と透明感が「紺青」でよく表現され、大変美しい空となっている。(高橋正子)