河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

09.03.29竹の秋

2009-03-29 11:23:44 | Weblog
山笑う朝陽に冷気消えゆきて
土深く若竹秘めて竹の秋
蜆汁かすかに香る湖の色

昨夜は尚子がやってきて炊き込みご飯とおでんの夕食をたべさせてくれた。具子は10時頃帰宅。会友努力賞なる賞状と副賞を貰って帰る。
 一週間の疲れは朝寝で何とか回復。庭のチューリップが満開朝日に生えて美しい。例年よりも10日くらい早いか? KKRへ行ってみようと言っていたが呼吸が合わず見合せ。

09。03.27花ミモザ

2009-03-27 09:28:36 | Weblog
花ミモザ零れし先は日本海 ◎秀 秀之氏
挿し木して幾年やっと紅椿
バラの芽の剪リ方知らずもどかしき

快晴。寒いといっても春は春。今日の投句を済ませて、ssokへ行こうと車に乗ったが、エンジンがかからない! JAFを呼んで30分。結局ssokへ行ってシェーバーを買う。

09.03.24春嵐

2009-03-24 07:50:57 | Weblog
春嵐墨絵の中の野山かな
芽柳の翻りおり風の中
船の灯の波のまにまに春の朝

22(日)の印象から作句したが今一つだった。
今日はサツキの日、やはり疲れが残っている。WBC決勝戦を殆んど見ていた。延長10回5-3で韓国に勝ち2連覇とは目出度い。
溪君は11時ごろの望みに乗り、1時15分には新横浜から着いた、と電話があったそうな。
初めてのひとり旅でよい経験になり、自信も付いたと思われる。





09.03.23春の湖

2009-03-23 13:39:37 | Weblog
‐鳥取県湯梨浜町に旅して-
梨の花湖畔に白く可憐なる
白魚(シラウオ)を掬いて透ける湖の水 ○佳句(信之師評)特選6句 *柳原氏
春の湖波のまにまに鳥遊ぶ

21,22の両日鳥取県瀬北部西北部(東郷温泉、境港)へ浩一家に連れてもらい、横浜の溪君も加えて愉しく旅をした。初日快晴。二、日目午後雨が降ったが、水木しげる記念館などもみて8時無事帰着。草臥れて投句は23日となる。侍ジャパンは目出度く9-4でアメリカに勝ち、明日韓国と決戦に。溪君は明日帰るとのこと。

09.03.21春分

2009-03-21 08:51:10 | Weblog
(繊維団地から箕面山を眺めて)
北摂の山春分の陽に映えて
春の山刻々と日の色映し
箕面山ふもとに咲ける白木蓮

横浜の溪君が新幹線ではじめてのひとり旅。8時過ぎ新大阪から電話があって家内が千中
へ迎えに行く。鳥取まで7人+荷物満載の旅は浩としても気が張るだろう。俳句とスケッチと従兄弟交流(初めて)や、釣りや温泉を楽しもうというよ欲張った計画。

09.03.20鶯

2009-03-20 11:03:00 | Weblog
鶯が鳴いたと妻の言う声が *秀之氏
庭先に鶯の声うれしき朝
庭の朝鶯来たり鳴いて去る

朝には夜来の雨もあがったが、少し肌寒い。彼岸ゆえと妻が仏壇に花を飾っている。ラッパ水仙とクリスマスローズ。上手くマッチしている。朝食後家内が、鶯が鳴いている!という。蜜柑の木のあたり、小さな地味な鳥が見えた。鳴声はまだ余り上手くない。ssokに付き合う。

★空に揺る木蓮真白影揺らし/祝恵子
木蓮は中国原産の落葉高木で、玉蘭の別名もあるように僅かに陰影を帯び、白く風に揺れる豊かさは壮観です。偶然、箕面の山近くで綺麗な満開の木をみかけたばかりで、まさにそのとおりかの風情が印象的でした。(河野啓一)

09。03.19初蝶

2009-03-19 21:42:37 | Weblog
初蝶や土俵の上を舞うごとく
初蝶の風をかき分け消えにけり *宮本氏
初蝶や発表会の窓の外

矢野さんと”記念会について報交換。17人で部屋は一杯に。
ジャパンキューバ戦をちらちら見る。5‐0で勝つ。帰って花冠5月号原稿確認。
「水草生う」が、3/15の佳句になっていて、多田さんが素敵なコメントをつけてくれている。これで6月号の骨組みもなんとか出来たか。

09.03.18初桜

2009-03-18 11:05:08 | Weblog
箕面川流れのままに初桜
ちらほらと流れに沿いし桜かな *前川氏
黄水仙咲き競いおり陽の匂い

朝一番にプラージュへ。今日も晴れて暖かい。「もう桜が咲いてますよ」「どこ?」 「川の下のほう」 「カルフールの川?」「そうです」。これで場所が特定できたので、句作に使わせてもらう。WBCキューバ戦を見る。監督の思い切りがちがってた。気合負け。
山下‐張の王座戦、中小野田9段解説を観る。見合い、利き、手数、ダメ詰まりを誘いつつ封鎖、などの作戦を学ぶ。小川、松井氏に電話。