2011年7月のブログ記事一覧-河野啓一/花冠同人

11.07.31夕されば

2011-07-31 22:48:58 | Weblog

★背の伸びし孫に囲まれ夏夕べ
★夕されば風涼しくて歩道橋
★夏霧の流れ緩やか丘の辺に

好きな句　★炎熱の歩道に蝉の死して伏す/敬二　盛んに鳴いていた蝉たちも夏の深まりとともに弱ってきます。力を使いはたして地に伏したとしても、それも自然の摂理かと思わせられました。
昼は尚子来、夕刻は浩らが来てくれて箕面ビソラノカプリチョーザで夕食。箕面の山風が吹き抜けて歩道橋の上の涼しいこと。南側の街の灯、路の灯も悪くない。順教寺さんは１４日４時に。

11.07.30端居

2011-07-30 22:18:26 | Weblog

★端居して石を並べる翁かな
★禍の重ね来たるや夏出水
★夏空に楽の音響くデイの午後

@ @kakan54 好きな句　「夏の川横切ってゆく雲の影/有花雨で水量の増えた大川に白い雲の影が映り、流れをゆっくりと横切ってゆきます。広い景に夏たけなわの季節感が投射されていると思います
「夏の川」にコメントをいただきありがとうございます。増位山頂から眼下に流れる市川の様子を詠みました。市川の中流から下流域が一望でき、雲が影を生して流れていくのも見えます。

Aで箕面からのメンバー２人が来て賑やかな音楽会。ドラム、シンバルの音、Kさんのボーカル。芸達者がそろって楽しかった。アンコール曲はなんとサザエさんのテーマ曲！
新潟-福島に大雨の被害、天は悲常なものだ。

11.07.29暑中見舞い

2011-07-29 17:04:02 | Weblog

★雲白しプールへ急ぐ女人あり
★濃く淡く百日紅の並木かな
★北国の友より暑中見舞いかな

@ @kakan53 好きな句　★凌霄花や朝の大気は赤城から/小口泰與　澄み切った朝の空気のなかで凌霄花の色があざやかです。赤城山麓の大きな景が格調高く詠まれていると思いました。　

久しぶりの休日でのんびりする。午後は蝉の声も弱弱しくなってきて、秋近しの風情を感じる。
M先生から久しぶりにメールをもらう。
正子師の俳句日記で「生活する花」がスライドショーで見られるようになっている。みごたえあり。エッセーも、ますます冴えわたる感があり、オーバーワークになられぬかと気になる。

11.07.28夏の鴨

2011-07-28 21:06:52 | Weblog

投句★夏鴨の一家遊べる森の池
★凌霄花街路を朱く染めて散り
★森陰に静かに咲ける合歓の花

好きな句「凌霄花垂れて山里夕暮れる /安藤智久」山里の夏の夕暮れどき、朱い凌霄花が蔓に垂れさがって、華やかでもあり、物憂いようでもあり、季節感が溢れていると思いました。「山里夕暮れる」の措辞が好きです。啓一

Aドライバー氏から緑地の池の鴨の様子を聞く。伊丹の昆陽池からやってきたのだろうという。
何とか青空が半日、梅干しの土用干しもうまく進み出した由。しかし大気の状態は不安定とか、宇治市では１００mmを超える豪雨が降ったとの報道も。

肉牛の稲藁問題の広がりが止まるところを知らない。大きな手抜かりだった。現場を知らないお役人がすべてを差配するのは本来無理な話だ。一方、シナの高速鉄道の事故、後処理や報道規制なども含めて何とも唖然とせざるを得ない。独自技術だとは笑わせるな！

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