河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

09.01.30 待春

2009-01-30 14:55:33 | Weblog
春待ちて音楽CD買い求め
新築の門に鉢花春隣 *藤田洋子氏
池の面に水鳥群れて春近し

昼から雨の予報で、ラビへ買い物に。CDとFAXのインクリボン。広すぎて不便だが、店員さんは閑らしく親切。みすぎへ寄って食料品とP.オブコニカの鉢植1つ。ちょうど12時にポツリと雨が降り出した。AMの田辺聖子のインタビューがよかった。ご亭主の川野サンとは話が良く合って38歳で結婚し、36年間連れ添った由。今80歳。前向きで楽天的な生き方には教えられる。平安時代の一般人の暮らしを書きたいと言ってる。
夜BS‐3のエコツアも面白く見る。

09.01.29春近し

2009-01-29 19:49:13 | Weblog
春近し朝日に垣根きらきらと
小春日の囲碁幸いに初勝利   *渋谷氏
春待ちて小さき草花植え替える *臼井氏

送迎車の中からみると、バベや山茶花の垣根が実にきららかに朝日を反して耀いている。今日は三月下旬並の陽気になるそうな。
1ヶ月ぶりに中村先生と一局囲む。地を稼いだ後3箇所の根無し石を皆凌いで中押し勝ち。今年の第一局で幸先よきこと限りなし。夕刻、泰介から電話。メールが行かないので心配になったらしい。

09.01.28春近し

2009-01-28 10:49:43 | Weblog
春近し朝日のことに明るくて
隣家の霜迅く融けし春隣
春を待つテレビ料理を眺めおり

8時まで朝寝。朝日が明るく射し込んで春の到来が実感される。具子は絵画教室の”新年会”で、今年は幹事の順番で何かと忙しいらしい。
澄子さんと大阪ガスからそれぞれ原電話あり。関藤さんのDVDをいいろいろ試してみる。たくさん入っていて、VG。

09.01.27山眠る

2009-01-27 17:47:37 | Weblog
クエ鍋を囲み一献浜の宿
寒波来て去り行き山は尚眠る
紅蕾の満ち溢れきて八重椿


色深く熾火残して焚火果つ/河野啓一(正子添削)1/25の秀句に。

焚火が消えるときに、あかあかと熾火が残る。名残惜しさとも、さびしさとも。原句は、「消ゆ」であったが、詩の効果を出すために、思いを入れた言葉、「果つ」と添削した。
僅かなとことで全く句が変わってしまう。大変勉強になった。これを機会にスランプから抜け出たいもの。

09.01.26寒雀

2009-01-26 14:59:24 | Weblog
寒雀群れ啄ばみて空に散る
寒鈴ま横に飛んで消えにけり
保険料天引き通知寒雀

相変らず寒い日。国循の予約取り消し電話がつながらない。2時から4時とかの間隔も狭すぎる.やっとかかって聞いてみると3台の電話でフル回転ひっきりなしだそうだ。
  近頃スランプにて、ずっと選Ⅱの低空飛行。他の人が上手すぎるのだ。
初場所が終わり、なんと意外な結果になったのも、やはり天性のものなのだろう。
昨夜のBS-3「戦艦武蔵の最後」には考えさせられた。頑迷固陋な戦争指導者のせいでどれだけの国費が、又若人の命が無駄にされたことか。海戦における航空機の優位性を自ら立証した後も、尚大艦巨砲主義を信じていた参謀たち。今の自民党の指導者たちも
同じことではないか?  愚にもつかぬ体裁上のことで時間を空費し、時代の流れも国民の考えも読めないのだ。資質と私利私欲の問題
だ。オバマを見習え!と言いたい。

09.01.25焚火

2009-01-25 18:37:08 | Weblog
色深く熾火残して焚火消ゆ
牡丹雪残りて昭和名残かな
初場所の済みて何やら拍子抜け

牡丹雪が降ってうっすら地面に。ハービス会の打ち合わせ、何とかまとまる。2/8(日)に。
最近余りパッとしないが、4月号の投句案を考え始める。3月号の原稿で、小西宏氏が国際線のパイロットだったとわかって興味深い。ヨーロッパ航路の機長だったようだ。せせらぎに下手な回想句など出して恥かしい。
大相撲初場所は朝青龍の優勝で終わる。場所前の稽古総見では皆だまされていたのやも。

09.01.24くえ鍋

2009-01-24 23:08:23 | Weblog
黒潮の幸を求めて冬の旅 吉紀詠
岩陰にしぶきの寄せて冬の海
くえ鍋の湯気あたたかく汲む一献

今日は又すごく寒い日、みな震えていた。アリスの昼食は寄せ鍋。余興は神社をしつらえて、おみくじを引かせて神様が登場して託宣をのたまう。利用者を飽きさせないよう色いろいろ苦心されているようだ。尚子が立ち寄ってくれてぜんざいを食べて帰る。湯川秀樹自伝を貸す。細見宅、松井さんに電話。日にちの調整が必要。

09.01.23冬靄

2009-01-23 14:41:32 | Weblog
冬靄の入り江静かに鴎舞う
対岸に湯煙の見ゆ冬の旅
年酒汲むはらから集う出湯かな

昨夜は草臥れていたか、10時間以上寝てしまう。ところが正和から今朝メールが入っている。家族の反対を押して、篠山へ百姓に出かけたらしい。全員当てに礼状を打つ。入れ違いに康雄から写真が入っている。5カップルみな夫々に良い歳になったもの。

鴨と違って鴎は季語ではないことを確認してホッとする。昨日の白魚は春(2月)故、春近し(冬)と重なって?だが--。
オバマ氏は行動敏速なようだが、こちらのタローサンらは急がぬことを内輪もめでねじりあっていて、仕事が遅く大変困ったことだ。KYの最たるもの。

09.01.22南紀の旅

2009-01-22 20:31:06 | Weblog
黒潮を追いて南紀へ冬の旅 *小口氏
紀州路は湯煙の中冬の雨     **祝氏 篠木氏
白魚や勝浦漁港春近し

4時半白浜からやっと帰着。寒い!ともこが、風邪引いたようで心配。慎司が奈良学園合格と電話かけてくる。ヤレヤレ

09.01.18小春日

2009-01-19 14:16:33 | Weblog
髪を刈る気分も小春昼下がり
草花の色ちらほらと冬ぬくし *井上氏
小春日やはや植えられし花の苗

今日は昨日までと打って変わった陽気。3月ごろの気温とか。昼前プラージュへ散髪に。
午後大ガスの人が点検に。国会中継をちらちら見ながらパソコンに向かう。岩井氏から楽句会の速報と若干のコメントが来る。あやめさんの句が一番良いと思う。岩井氏は季重にうるさ過ぎる。