河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

13.06.30クレソン

2013-06-30 09:50:32 | Weblog
2013-06-30 09:36:47
★クレソンの細根の白く逞しき
★はらはらと散りて松葉はせせらぎに
★合歓の木や咲き満ちて今明らかに

好きな句09:49:30★空の青庭へ散りばめ額の花/佃康水
紫陽花の盛りです 。中でも青い額あじさいの魅力は格別ですね。空の青を庭にちりばめ、との詠みに詩情を感じます。落ち着いた美しいお庭なのでしょうね。

13.06.29新生姜

2013-06-29 21:33:14 | Weblog
2013-06-29 19:32:30
★新生姜漬け込む朝の厨かな
★青田波分けゆくごとくペダル漕ぐ
★松原も富士の青嶺を寿ぎぬ

Aでやはり体調不良、車椅子でトイレへ急行とは冴えぬこと夥しい。
ともこと本田さんへ。2512

13.06.28射干

2013-06-28 15:12:29 | Weblog
2013-06-28 15:11:12
★柿若葉しっかり育ち木陰なる
★射干の緋のきらめきて咲き上る
★ベランダのへちま上れよ空高く

好きな句
好きな句 2013-06-28 15:40:43★射干や明日のつぼみの流れおり/桑本栄太郎
ひおうぎは一日花で、たくさん咲いているように感じますが、実際は毎日花が咲き上ってゆくのですね。緑の背景の中に「流れる」と捉えられたのが素敵です。

ikusima とizumiに電話してみる。どちらも電話が聞き取りにくく難儀する。

13.06.27花冠 9月号校正

2013-06-27 18:46:10 | Weblog

2013-06-27 18:43:30①作品10句 河野啓一 (ご指導有り難うございました)
6句目 魚の店→魚の棚
7句目 島陰→島影
②花冠創刊30周年に寄せて  左から6行目
”高尚な趣味があっていいね、→“高尚な趣味があっていいね”
以上お手数ですが宜しくお願い申し上げます。
 




13.06.26緑雨

2013-06-26 20:09:30 | Weblog
2013-06-26 20:08:17
★鳥声の嬉しく朝の緑雨かな
★雨を得て街の緑のさまざまに
★青葉して六甲山上雲白し

今日は体調不良で散々な一日。
毎日新聞で昨日の本因坊戦、井山裕太が白番中押しで3-2とした由、VG。

13.06.24夏の蝶

2013-06-24 21:01:20 | Weblog
2013-06-24 20:53:23
★夏の蝶放つ園児の声空に*kuwamotosi

★ゆっくりと自転車を漕ぐ青田道◎
★夏の川山より発し子ら群れる

好きな句 (★ほととぎす背中に聞いて山に入る/多田有花
ホトトギスの鳴き声を背後に聞きながら山に入ってゆく。広く爽やかな感じで、季節感あふれる好きな句です。

*★夏の蝶放つ園児の声空に/河野啓一
一度捕まえた蝶を園児が大空へ放っています。
空へ向かって放つその姿勢と、優しい笑顔まで見えてきます。園児のこころは空を自由に飛び交う蝶へ気持ちを託しているようですね!!。それは恰も、作者の心情のようでもあります。

6月24日
★ゆっくりと自転車を漕ぐ青田道/河野啓一
上5の「ゆっくりと」がいい。都会では「青田」を見る機会がないが、少し歩いて郊外に出れば、「青田」に出会うことがある。「青田」の上には広々とした大空あり、いい出会い、いい繋がりの中に出る。すべてが「ゆっくりと」と動き、その中での人間の心も「ゆっくりと」なる。嬉しい句だ。(高橋信之)



国循楠Dr。X線,ECGの追加。大過なし。目メバロチン半量復活の効果はLDLにはっきり反映されており、Drもにっこり。

13.06.23

2013-06-23 11:01:39 | Weblog
2013-06-23 10:12:32
★梅雨晴れ間草木も吾も活き活きと
★梅雨晴れ間表六甲ドライブに
★まろやかにかたき世なれや枇杷実る

お礼 2013-06-23 10:59:44小西宏さま
☆遺伝子を大事に詰めて枇杷実る にコメントを頂き恐縮しました。本来、胚と、大部分が栄養成分胚乳(それぞれ遺伝子に由来)で、正確な表現ではありません。なお類句に「かたくなに遺伝子守り枇杷熟れる/沓名きよ子 というのを見つけました。

13.06.22枇杷の種

2013-06-22 18:52:49 | Weblog
2013-06-22 18:26:01
★遺伝子を大事に詰めて枇杷実る*konisisi

★取り出せば大きく堅い枇杷の種
★荒梅雨の去りて生駒の山青し


枇杷の実はとても甘くておいしい。でも種がもうちょっと小さければいいのになと思っていました。けれど、あれは大事に詰められた遺伝子だったのですね。konisisi

お礼 2013-06-23 10:59:44小西宏さま
☆遺伝子を大事に詰めて枇杷実る にコメントを頂き恐縮しました。本来、胚と、大部分が栄養成分胚乳(それぞれ遺伝子に由来)で、正確な表現ではありません。なお類句に「かたくなに遺伝子守り枇杷熟れる/沓名きよ子 というのを見つけました。

Uさんに3連敗!根気が続かぬか、慾が過ぎて穴があくかのいずれかだ。

13.06.21青柿

2013-06-21 20:34:17 | Weblog
2013-06-21 10:09:30
★梅雨寒の庭に雨傘挿して出る
★紫陽花の軒端に雨水たっぷりと◎
★雨受けて葉蔭に育つ青柿一つ

好きな句
★店内に立ち込む鮑焼く香り/高橋秀之
海岸にほど近い、気の置けない食堂の情景を想像しました。店内の造作に比べ豪華な海の幸料理がすばらしいですね。

台風4号は熱帯性低気圧になり終えたらしいが、朝から降ったりやんだり本格的な梅雨の様相。

病院は見合わせて、109シネマズ箕面へ。ハンバーグをかじりながら見る。「奇跡のリンゴ」東宝映画。津軽のリンゴ農家の美人で快活な一人娘、美栄(菅野美穂)の婿養子となった青年(阿部さだお)が無農薬リンゴ栽培に果敢に挑戦し、10年間の苦闘の末に、妻と子の変わらぬ愛情と舅の理解のもと、すごく甘く艶やかな自然農法リンゴの栽培に成功するまでを描いた感動の物語。

早速句材にしたいと思ったが、季語としてはリンゴは秋。代わりに明日は枇杷を考えることにする。
丁度庭隅の枇杷の種から苗が育ち、道路わきの緑地へ移して、<自然農法>で数年経過したが、今年は立派に何個かの実が着いているそうな。

紫陽花の軒端に雨水たっぷりと★★★★
紫陽花が咲く軒端に雨水がたっぷりと溜まっている。たっぷり溜まった雨水がゆたかで涼しい。(高橋正子)