09.06.29むぎわら帽

麦わら帽窓越しに見ゆ妻のゐて *丸山氏
コーヒーの香に一面のみどりかな
紅芙蓉木陰からはや花開く

うす曇り。今朝の腹心地は久しぶりに良好（しかし夕刻失敗あり）。田中さんに黒で1-1。要は思い切り堅くしつつ行けばよい。イーブンでよいのだ。泰介にメール出す。
太郎君と前倒し総裁選支持派、小泉中川武部らの見苦しい綱引きにあきれるばかり。

09.06.28しゃがの花

風舞いて地に伏せるごと射干の花
合歓の花高きへ伸びて雨を待つ
色は知らず蕾の丸きさるすべり

朝から眠い日曜。紫陽花と豆狸の絵に色を塗る。依然として空梅雨模様。タヌキと紫陽花の得に色を塗る。
ｎｈｋの囲碁を久しぶりに全部見る.関棋の古谷6段黒番で日棋の秋山7段に3目半勝ち。地味な戦いともいえぬ寄せ合いで、差が詰まったり開いたり。でも何かと参考になる。堅く打って目形の有無を常に気にしたり、狙ったり。モタレ、カラミが攻めの理想。やや先の問題でもおろそかにしない--。
夕刻コーナンへ付き合う。水彩画のパネルを作るとて、ずいぶんまたされる。きょうはかぜがあってすずしくてよかったが。

09.06.27星凉し

星凉し夜空にかかる北斗星　○　△ →Ⅱ　　藤田氏
夕焼けに川面染めたる中之島　＊桑本氏
北斗星またたき夏の夜深し

今朝は蚊にさんざんやられた。それに朝は冷える。体調必ずしも良ならずだ。句作もおなじ。尚子のくれた帽子が”センスが良い”とて好評。「それは新しいから」、「土台は古いけれど」と言っておく。
アリスから帰ると「俳句界」が送られて来ている。家内には花冠の横に載っていた金子兜太・海程のほうが目についたようだったが。ともあれ信之、正子先生に感謝！

09.06.26 たぬき

浜木綿の蕾伸ばすやしなやかに
咲き初めて朱く晴れやか凌霄花
信楽の狸も濡れて五月雨るる

隣家の門に咲き初む凌霄花
幼蕾のすくと立ちたる浜おもと
陶製の狸も居りぬりぬ梅雨止み間

草臥れてぼんやり。紫陽花と信楽の狸の取り合わせで水彩を一枚、と取り掛かったが、構図で難渋してはかどらぬ。

09.06.25青紫蘇

雨上がり青く濡れたる紫蘇を摘む ○　多田氏
青紫蘇を刻みぶっかけうどんかな
風ともに青葉の森を通り抜け

俳句界への花冠の広告に矢野さんと小生の句が一つずつ載っている！ことを矢野さんに、教えられた。週刊誌2冊。最近の政局を巡って読みごたえあり。
Ｎ先生に白番で一局。大寄せの手前までかなり優勢だったが、一箇所甘く見て放置していた所を狙われ、攻め合いの結果大石が取られて投了。
具子は写生教室の帰り、友達とタコヤキ食べて映画「送り人」を見て帰る。
小川君から先日の集合写真ほかを送ってきている。少し足が出た模様だったが--。

09.06.24雜詠

海風の蒼き窓辺にデイゴ咲く *飯島氏
庭先に雀つぎつぎ夏の朝
梅雨晴れて緑耀く並木道

今日はなぜか胃腸の調子が良くない。夜泰介にメールを出す。又明日から空梅雨模様らしい。旅行等のテーマの写真雑誌がよくヒットしているとか。Ｍ氏、Ｔ氏ら

009.06.23合歓の花

梅雨晴れ間いつしか合歓の花咲いて
くちなしの白き香りに足を止め　　**川名氏、前川氏
紫陽花をピンクに咲かせ夜の雨

尚子のくれたキャップはまず好評であった。なんとなく草臥れた感がしている。

09.06.22夜光虫

友と来て語り明かせり夜光虫
潮の香や光も蒼く夜光虫
夜光虫青き神秘の波の背に　*丸山氏

夏至るともがき集い賑やかに

今日はノクチル会、千里阪急ホテルにて。”豪華”中華料理。雨は止んでいてよかった。1時から4時まで賑やかに。今本は微研 の特任教授で未だに忙しくしている。、US出張は年1回くらい。共同研究しているので.メールでデータの交換など。奥さんは囲碁と俳句とテニスをやってるそうな。杉橋の母者は100歳。賑やかに昔話など。田川は結構早く歩ける。園芸で悪くしていたようだ。松原のノクチルカの話は和具での思い出らしかった。小生のは白浜。
菅江は去年受勲したそうな。彼は院の試験を一回落ちたなどの話も出て、思い出した。
次は東京で、との声もでていた。

09.06.21夏至/父の日

木々の葉の雨に鮮やか夏至る
野球帽被り父の日プレゼント
花南天白く散り敷き咲き続く

夕べは夜通しフッタらしい。やっと梅雨にはいった。泰介と具子とssokに土産を買いに.

09.06.20浜木綿

木々の葉の揺れて短夜明けてゆき
一湾の風を集めて浜木綿咲く　○　宮本氏
浜木綿や岬の奥は蒼い海

アリスの余興は綿菓子作り。色々考えて努力されている。
泰介6時発でやってくる。第二名神は途中から2車線になって渋滞してよくなかったそうな。倉橋夫妻もやってきて夕食を一緒に。作句ははかどらぬ。明日からやっと梅雨らしくなるようだ。