杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

青空の彼方

2011年12月30日 | 日記
私より少し年下で気心の合うA先生と
午後のひと時、馴染みの店でお茶会である。

街の中心より数十分離れた郊外の喫茶店は、
ランチタイムが終わって、ひと時の静寂を
醸していた。

男同士の信頼関係は女が立ち入る隙もなく、
ツ-とカ-で通じ合う !

私にはこのような友がたくさん居て、和みの
時間を与えてくれる。

「男って奴は・・・いい !」 特に武道系は
じめじめしない、さっぱりとした男道。

“ 貴様と俺とは同期の桜、同じ武道の道で咲く”
男の世界は白と黒、間の中間灰色がない !
不思議だね ?

だから「お前の敵は俺の敵、俺の敵もお前の敵 !」
単純で分りやすい、どうして私はこの道が好き
なんだろう ?

こういう交友が有ると魑魅魍魎、寝業師の世界が
煩わしい、すきっとしない男が苦手 (本音は嫌い)

たまに、私はこうして武道の心得のある男と
お茶を飲んで羽目を外す、これが命の洗濯。

男って奴は、いい !

A先生、どちらかというと人前では寡黙な紳士、
私と2人きりになると饒舌の天才 ?

(お前さんの笑顔は最高よ !)
たまに出る毒舌は天下一品雨あられ ?
ここぞという時の男の一喝は、効果てきめん !

「大事にしまっときなって ? 引き出しが
たくさん有るほうが良いって事よ・・・!」

「じゃあ! そうすっか ?」 いいね ?

こんな男には、上等な女房がついている !
「男を立てて前に出ず、後ろに控えて笑顔出す」

「Uさん、いやいや、それほどでもねえよ ?」
照れて苦笑いの男前 !
夫唱婦随って、この夫婦のことだね !?

(真似させて貰うよ ?) 密かに、思うんだが ?
これだけは真似できねえ ?
我が家は尻に敷かれて泣き笑い、男って辛いね ??

私のブログに優しい人のコメントが入っていた。

私は、その方々を最高の女性として迎え入れる、
例えば、私の憧れの女性を思い浮かべて、
幸福感に浸る、それも不純を排除して高貴なお人を
想像する。

一期一会、この出会いと親切に感謝するのである。

「人皆師」 感激家の私はそのコメントに目を通し
ながら胸が一杯になる。

みなさんが道標、私の進路にブレはない。
今宵も、この年の暮も、親切なお方にめぐり合った、
この幸せを誰に伝えようか !?

心のこもったお歳暮が東京と千葉から届きました。
お礼の電話をしたいのだが、
して良いものかどうかと悩んでいます。

家庭の幸せを祈って、心の中で精一杯の感謝を
捧げることにいたします。

「有難うございました。」

「この幸福感を独り占めにしていいですか ?」

青空の彼方に、私はそっと呼びかけました。・・・。。。

                             合掌



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