杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

正月2日

2012年01月03日 | 日記
正月2日、昨日と打って変わって青空が
広がってきた。

厄落としで有名な神社に向かう、
所要時間は約一時間半、沢山の参拝客で
賑わっていた。

初めてお参りするため途中、車を止めて
携帯電話で話中の若者に声をかけた。

庭先に居た彼は用件を聞くとにこやかな
笑顔を返して奥に入って行った。

気立ての優しい奥さんが出てこられて
親切に教えてもらった。

あと10分ほど走るとコンビニの手前に
ある事を教えられた。

「正月早々に親切にしてもらい何よりも
ありがたかったですよ !」 私の感謝に、

彼の顔がはじけた !

「良かったですね ! 気をつけて・・・」

境内では多くの参拝客がお守りを手に取って
品定めしていた、
私も家内安全の破魔矢を所望した。

じゃこ天の実演販売の前に立ち、揚げたての
じゃこ天を買って、熱いのを頬ばった、
これが何んと旨い !

車の中は暖房を効かせているとはいえ、
外の天気と相まって、春日和の心地良さ、
西条辺りまで走って、午後過ぎ帰宅した。

時間が計られたようにぴったりと都合よく
間に合ったので、念願の映画を観に行く。

「聯合艦隊司令長官 山本五十六」

開演10分前、数を数えると約50名程の
観客が静かに待っていた、
ほとんどが年配のご夫婦である。

其の当時の軍隊の視野の狭い世界観の中で
米国留学の経験のある山本長官の対米史観
は受け入れられる筈もなく、
日本は泥沼の戦争に引き込まれて行く事に
なる。

何時の世も、狭い了見のエリ-ト達を頂くと
どうなるかの見本である。

日本国民は、歴史の経験を学ぶ事が出来ず、
相も変らず、エスタブリッシュメント達の
犠牲になる。

今の時代の政治と経済を見れば一目瞭然で
ある。

作り物とはいえ半藤一利の原作である、
軍上層部の人間模様は、
現代の霞ヶ関官僚の姿が重なるようで ?
政治の貧困を改めて痛感した。

夕方早めに終わったので帰り道、
天使の館で熱いコ-ヒ-を頂いた。

天使さん、女神さんが挙ってにこやかに
仕事始めであった。

重信川河川敷は淡い夕闇が支配していた。

「元気でいるかい !」
私は、闇に向かって呼びかけた。

帰宅すると、Bsダイジェストで箱根駅伝
往路のクライマックスが待っていた。・・・。。。

                        合掌



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