Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

鳥取駅で新世代ディーゼルカーと出会う。

2008-01-29 07:30:26 | 鉄道(JR)
若桜から乗ってきた二両編成のディーゼルカーは鳥取に着いた。
下車する時、こんなに人が乗っていたのかとその多さに驚く。
その反対側では特急「スーパーいなば8号」が出発を待っている。

使用される車両はキハ187系。
智頭急行や郡家駅で見慣れた車だ。
キハ187系は2001年から営業運転に入ったJR西日本の新世代ディーゼルカー。
登場時一部で「デザイン不在」と言われたが、機能的に割り切ればこうなるか、というデザインは決して嫌いな部類ではない。
ちなみに、「スーパーいなば」には智頭急行通過用のATS-Pを装備した500・1500番代車が使用されている。

その「スーパーいなば」からもう少し米子方へ歩くと、もう一系列の新世代ディーゼルカーを見ることができた。

これこそ、まさしく「箱」。
そう表現するのが相応しいキハ121。
これに片運転台のキハ126が組み合わされて運用される。
それにしても、と思う。
鳥取駅に来たのは記憶を遡ること10年以上前。
その時はキハ58が幅を利かせていたことを思い出す。
ステンレス車の割合が多くなった今と比較して、「汽車旅をしているんだ」という実感があったものだった。

それが世代交代で新しい車両に変わる。
世代交代自体に文句を言うつもりはないが、もう少し温もりのあるデザインにして欲しかったなとキハ121を眺めて思うのだった。

そんな事を思っている内に、「スーパーいなば」は発車していった。
反対側のホームに浜坂行きが入れ替わるように入線してきた。
豊岡方の車両が角張っている。
もしや・・・と思い、近づいてみることにした。

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