Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

「入構券」を買って若桜駅構内を散策する。

2008-01-25 07:03:24 | 鉄道(地方・専用線など)
若桜鉄道の終着駅・若桜駅には三つの「名物」がある。
一つは古びた給水塔。
一つは旧国鉄時代から残る、ターンテーブル。
そしてもう一つが、兵庫県多可町からやってきたC12 167。

これらのお陰で単なる終着駅での折り返しが退屈なものにならなくて済む。
早速、「入構券」を買う。
入場券はあくまでもホームまで、SLやターンテーブルを近くで見ようと思ったらこの入構券が必要になる。
300円也。

窓口で入構券を購入してホームから下りる。
そして順路に従って歩いていくと、ターンテーブルが見えてくる。

綺麗に整備されたターンテーブルを眺めていると、いつでも蒸気機関車が上に乗っても良さそうな雰囲気をたたえている。

ターンテーブルの前にはC12 167が鎮座している。
給水塔をバックに佇む姿は現役時代を彷彿とさせる。
このまま静態保存するのかな・・・と思いきや、若桜鉄道の公式HPを見ると、今年3月からSLの構内運行を始めるという。
恐らく圧搾空気を使用したものと思うが、ひょっとしたら「現役復帰」も視野に入っているのかもしれない。
今は夢物語のレベルかもしれないが。


入構券を買った人にもう一つ特典がある。
それは駅構内からホームに佇む車両が撮れること。
若桜鉄道のホームは片面1線であることが多く、形式写真とまで行かなくとも車両全体を写し込める場所は限定されている。

若桜駅構内からホームに佇む車両を狙えば、そうした問題点もほぼ解消される。
こればかりは行ってみなければわからないことだ。
さて、そうこうしている内に折り返し列車の発車時間が迫ってきた。
そろそろ車内に戻ることにしよう。

にほんブログ村 鉄道ブログへ

最新の画像もっと見る