長野電鉄2000系、懐かしの塗装復刻へ。

元小田急電鉄HiSE車を導入した「ゆけむり」が登場したのを機に長野電鉄へ乗りに行きたいという気持ちが日に日に強まっている。
しかし、この記事と長野電鉄のニュースリリースを読んだらもう少し待ってもいいかという気になった。

「マルーン色の特急車両　長野電鉄が運行記念で塗り替え」(信毎おでかけガイド、2/8)

記事を整理してみる。
○長野電鉄2000系A編成を1957年に登場した時と同じ「マルーン」色に塗り替えて2月17日から4年間運行する。
○同じくD編成については赤とクリーム色の「りんごカラー」色に塗り替える。
こちらは7月登場予定。

流石にA編成の「マルーン」色は古い鉄道雑誌でしか見たことはないので、今ひとつピンと来ない。
逆にD編成の赤とクリーム色の「りんごカラー色」の方は「長野電鉄の特急色」という記憶が鉄道雑誌やポケット図鑑等で刷り込まれている。

これで2000系の現行塗装は見納めになるが、個人的には今回の復刻塗装、特に「りんごカラー」が蘇るのが非常に嬉しい。
初めて長野電鉄を訪れた時には既に現行塗装になっていたので、半ば「憧れ」と化していた。
それだけに、ひと目見られるというだけで楽しみだ。
ひょっとしたら1000系「ゆけむり」そっちのけで追い掛け回すような勢いで記事に見入っていた。

という訳で、早ければGW頃を予定していた長野電鉄訪問は少なくとも初夏まで延期。
少なくとも「りんごカラー」色となるD編成の運行開始時期に関する情報が出てくるまで待とうと思う。

もっとも、今回の2000系の復刻塗装、最近の同社の車両の世代交代を考えると「最後の晴れ姿」という気もするのだが。