愛・地球博、今日から弁当持ち込み解禁。

弁当持ち込みが禁止されていた愛・地球博。
小泉首相のツルの一声で弁当持ち込み規制緩和が検討されていたが、今日から弁当持ち込みが解禁されることになった。
しかし、人気取りのみ得意な政治家に言われなければ、何もしなかった博覧会協会の姿勢には呆れるしかない。

「愛知万博開幕1週間、42万人入場　きょう手作り弁当解禁」

持ち込んでいいのは手作り弁当のみ。
ただし、コンビニ弁当やおにぎりは依然として持ち込み禁止。
また、ペットボトルも持ち込み禁止を続ける。
まるで一昔前の校則みたいだ。

手作り弁当の持ち込みが良くて、コンビニ弁当が×。
その差は何だろうか。
結局、コンビニ弁当については会場内のコンビニで販売される弁当と真っ向から競合する、手作り弁当を持ってくる人は会場内でレストランを利用する割合が低いと踏んだのだろう。
会場内に出店しているレストランもレストランで、「客が減る」という事を言っている。
手作り弁当を持ち込む人が増えれば、客が減る。ということは、弁当の持ち込みができない来場者の足下を見た商品企画を立てていたということか。
殿様商売もたいがいにしろ、と思う。

とりあえず、開幕後1週間の入場者数実績は約68,500人。1週間の人出は合計42万人で協会予想の7割強にとどまっている。しかし、団体客を中心に入場者数は増えているというが、あれだけ前売券を売りさばいておいて、この数字とは・・・。

手作り弁当持ち込み解禁で、入場者数は増えるのか。
とりあえず、週末の動きを注目したい。