Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

阿字ヶ浦駅(茨城交通)

2007-09-20 06:56:37 | 鉄道(駅)
単行のディーゼルカーは終着駅に滑り込んだ。
外は相変わらずの小雨模様。

ホームに降り立ち、まず目に入ってきたのは留置されているディーゼルカーだった。

手前が元羽幌炭坑鉄道のキハ22 1。
この車の塗装がかつて茨城交通湊線の制式色だったこともある。
暫く那珂湊で姿を見ないと思っていたら、終点で海水浴客の更衣室と化しているとは。

反対側に回ってみる。

キハ201。
国鉄→鹿島臨海鉄道を経て茨城交通にやってきた。
窓下の前照灯二灯化は鹿島臨海時代に行われている。
このため、後で水島臨海鉄道を経由して入線したキハ205が国鉄時代の姿を色濃く止めているのに対して面相が異なるのが最大の相違点。
このキハ201は1999年に、キハ221は1998年に廃車されている。

構内は広い。
やはり海水浴客輸送で国鉄からの乗り入れ列車が入線していたためだろう。
構内を眺めている分には、妙に風格のある駅だ。


駅舎を一枚。
緑色の壁が印象的な、こぢんまりとした駅舎。
小雨降る中、駅舎を眺めていると、それがこの駅に似合っていると思えるから不思議で仕方ないと自分でも思う。

にほんブログ村 鉄道ブログへ

最新の画像もっと見る