Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

「おもちゃ電車」に乗って。

2007-12-06 07:48:13 | 鉄道(地方・専用線など)
「おもちゃ電車」は貴志を出発した。
最初は少々馴染めなかった車内の吊広告。
少し時間が経つと大分目が慣れてきた。


考えてみれば、吊広告が「おもちゃ電車」関係で埋め尽くされるという車内の光景は壮観、の一言に尽きる。

他にも数枚吊広告を撮ってみる。

「おもちゃ電車」のイラストが描かれていたり、ロゴマークをデザインしてみたりと吊広告のバリエーションは豊富だ。

電車は大池遊園を過ぎると、段々街中に入ってくる。
それにつれて乗客の数も増えてきたような気もする。
中には「おもちゃ電車」が目当ての人もいるようだ。


「おもちゃ電車」の「おもちゃ電車」たる所以。
車端部の窓を潰して設置された、おもちゃのギャラリースペース。
乗車時間が短いため、じっくり見ることが出来ないのが残念だ。

「おもちゃ電車」は交換駅である伊太祈曽に到着した。
ここで貴志行き電車を待つため少し停車時間ができる。
対向列車を撮ろうと外へ出る。
貴志行きとしてやってきたのは・・・。


「いちご電車」だった。
「おもちゃ電車」と「いちご電車」の並び。
後者の運行予定は事前チェックしていなかっただけに、この並びは予想外。
これが撮れただけでも良かったと思う。

終点和歌山が近づくにつれて乗客の数は増えていく。
それでも座席は全て埋まらない。
お昼という乗車時間を考えても、この混み具合は丁度良いというのか何と言えば良いか。
まぁ、ラッシュアワーでも超満員という事態が起こりえないからこそ、車内の「ゆとり」を面白い方向に引き出した「おもちゃ電車」が出てきたとも言える訳で、違う見地から考えると興味深いだろうなと思う。

終点和歌山には12時47分に着いた。
乗客の多くはJR線への乗り換え口へ消えていった。
そういう自分もその中に混じっていた。

「いちご電車」、「おもちゃ電車」と続いた電車のリニューアルと高付加価値化。
恐らく来年夏に登場するであろう、第三弾はどのような企画で出てくるのだろうか。
今から楽しみでならない。

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