新宿から上野へ移動する。
上野発10時50分発いわき行に乗り、本来の目的地へ出発する。
最初の予定では5時10分発のいわき行に乗る事にしていたから、5時間以上遅れている。
乗車したのは415系。しかもセミクロスシート装備車という事もあって、ようやく「旅に出るんだ」という実感が湧いてくる。
それまでは、とにかく雪に閉ざされた名古屋駅の印象が強すぎて今ひとつリラックスできなかった。
その後は、ポカポカと暖かい光を浴びて眠りに落ちた。時折目を覚ますが、また眠る。それを繰り返した。
目的地である勝田には13時3分着。ここから茨城交通に乗り換える。
中間改札口で一日フリーきっぷを買って、単行のディーゼルカーに乗る。
当初の予定では阿字ヶ浦まで往復する事にしていたが、時間も遅くなってきているので、車庫がある那珂湊までの往復に止める事にせざるを得なかった。
その那珂湊には13時26分に着いた。ここで勝田行列車と交換する。
駅に隣接している車庫には垂涎の光景が広がっていた。
ここだけ時間の流れが止まっているような気がした。
旧国鉄準急色をまとったキハ2004。
元留萌鉄道のこの車が、旧国鉄準急色になる事に違和感を覚える人もいるかもしれない。
しかし、こうやって間近で眺めていると違和感をあまり感じないのは何故だろう。
そのキハ2004と連結されているのはクリーム色に紺色の旧国鉄標準色となったキハ222。こちらは羽幌炭鉱鉄道からの転入車。
留萌鉄道も羽幌炭鉱鉄道も北海道で産出される石炭を運ぶ鉄道だったが、既に廃止されてから30年以上の時が過ぎている。
この二両の奥には、国鉄標準色となったキハ205が留置されていた。
反対側を見ると、こんな車両もいる。
このあたりは以前と全く変わっていない。
眺めているだけで楽しく、穏やかな気分になる。
改札口を出よう・・・と移動しながらケキ102を撮る。
ロッド式の動力伝達方式が珍しい機関車だったが、車籍を最近失っている筈だ。
次は改札口を出て、側面から撮ってみる。
勝田側へ少し歩いて国鉄から鹿島臨海鉄道を経てやってきたキハ203を撮る。
キハ205とは異なり、鹿島臨海鉄道時代に正面が改造されている。そのせいもあってかあまり注目されていないような感がある。
元は同じ国鉄キハ20なのだが。
駅に戻り、記念切符類を購入して14時11分発の勝田行に乗る。
あまり乗客はいないのかな・・・と思ったら意外に多く(と言っても座席の3割が埋まる程度だが)乗っていたのには驚いた。
勝田から常磐線に乗り換え、石岡で下車。
時計を見ると15時を回っている。
本当なら、鹿島鉄道に少しでも乗車してみようかと思っていたが先述した理由によりあっけなく潰えてしまった。
せっかく立ち寄る以上、写真ぐらいは撮っておきたいと思う。
常磐線のホームから真っ赤に塗り替えられたDD902を撮る。
茶色時代の印象が強いが、見事なまでのイメージチェンジになっている。
鹿島鉄道ホームでは電飾を付けたKR-500形が停車していた。
夜になると電飾が綺麗なんだろうな、と思う。
しかし、夜は予定が入っているため夜までいられない。
残念でならない。
最後に、構内に停車しているディーゼルカーの三並びを撮って石岡を後にした。
石岡から土浦までは415系セミクロスシート車の4連、ここまでは良かった。
しかし、土浦から乗ったのは同じ415系でもロングシート車。
まぁ外も暗くなってきたし、休息するには良い塩梅と一眠りを決め込む。
夜は知人と酒を飲み、「ムーンライトながら91号」の始発駅である品川に辿りついたのは発車10分前。
列車が西に向けて動き出すと、意識がそこで途絶えた。
上野発10時50分発いわき行に乗り、本来の目的地へ出発する。
最初の予定では5時10分発のいわき行に乗る事にしていたから、5時間以上遅れている。
乗車したのは415系。しかもセミクロスシート装備車という事もあって、ようやく「旅に出るんだ」という実感が湧いてくる。
それまでは、とにかく雪に閉ざされた名古屋駅の印象が強すぎて今ひとつリラックスできなかった。
その後は、ポカポカと暖かい光を浴びて眠りに落ちた。時折目を覚ますが、また眠る。それを繰り返した。
目的地である勝田には13時3分着。ここから茨城交通に乗り換える。
中間改札口で一日フリーきっぷを買って、単行のディーゼルカーに乗る。
当初の予定では阿字ヶ浦まで往復する事にしていたが、時間も遅くなってきているので、車庫がある那珂湊までの往復に止める事にせざるを得なかった。
その那珂湊には13時26分に着いた。ここで勝田行列車と交換する。
駅に隣接している車庫には垂涎の光景が広がっていた。
ここだけ時間の流れが止まっているような気がした。
旧国鉄準急色をまとったキハ2004。
元留萌鉄道のこの車が、旧国鉄準急色になる事に違和感を覚える人もいるかもしれない。
しかし、こうやって間近で眺めていると違和感をあまり感じないのは何故だろう。
そのキハ2004と連結されているのはクリーム色に紺色の旧国鉄標準色となったキハ222。こちらは羽幌炭鉱鉄道からの転入車。
留萌鉄道も羽幌炭鉱鉄道も北海道で産出される石炭を運ぶ鉄道だったが、既に廃止されてから30年以上の時が過ぎている。
この二両の奥には、国鉄標準色となったキハ205が留置されていた。
反対側を見ると、こんな車両もいる。
このあたりは以前と全く変わっていない。
眺めているだけで楽しく、穏やかな気分になる。
改札口を出よう・・・と移動しながらケキ102を撮る。
ロッド式の動力伝達方式が珍しい機関車だったが、車籍を最近失っている筈だ。
次は改札口を出て、側面から撮ってみる。
勝田側へ少し歩いて国鉄から鹿島臨海鉄道を経てやってきたキハ203を撮る。
キハ205とは異なり、鹿島臨海鉄道時代に正面が改造されている。そのせいもあってかあまり注目されていないような感がある。
元は同じ国鉄キハ20なのだが。
駅に戻り、記念切符類を購入して14時11分発の勝田行に乗る。
あまり乗客はいないのかな・・・と思ったら意外に多く(と言っても座席の3割が埋まる程度だが)乗っていたのには驚いた。
勝田から常磐線に乗り換え、石岡で下車。
時計を見ると15時を回っている。
本当なら、鹿島鉄道に少しでも乗車してみようかと思っていたが先述した理由によりあっけなく潰えてしまった。
せっかく立ち寄る以上、写真ぐらいは撮っておきたいと思う。
常磐線のホームから真っ赤に塗り替えられたDD902を撮る。
茶色時代の印象が強いが、見事なまでのイメージチェンジになっている。
鹿島鉄道ホームでは電飾を付けたKR-500形が停車していた。
夜になると電飾が綺麗なんだろうな、と思う。
しかし、夜は予定が入っているため夜までいられない。
残念でならない。
最後に、構内に停車しているディーゼルカーの三並びを撮って石岡を後にした。
石岡から土浦までは415系セミクロスシート車の4連、ここまでは良かった。
しかし、土浦から乗ったのは同じ415系でもロングシート車。
まぁ外も暗くなってきたし、休息するには良い塩梅と一眠りを決め込む。
夜は知人と酒を飲み、「ムーンライトながら91号」の始発駅である品川に辿りついたのは発車10分前。
列車が西に向けて動き出すと、意識がそこで途絶えた。