やっと少し落ち着きそうです。
デンマーク、ライブと続き、
もちろん、その間、仕事、講演は数多くありましたが、
自分の中では「ニューロリハビリテーションセミナー」を無事に開催できることがずっと頭の片隅にありました。
金曜日は、千里で「神経理学療法部会」の講演。
300名ほど来ていただき、最後に片麻痺の手の考察をしました。
これは挑戦的仮説であり、是非ともその証明に入りたいと思います。
それ以外は従来から話していることですが、
今回は「クリニカルリーズニング」から話しました。
初心者には難しかったかもしれませんが、
「難しいけどおもしろい」が私の定番になってきたので、
それを意識しました。
そろそろ臨床を意識した展開に入りたいと思います。
もちろん、神経現象の解読にも向かいます。
講演を21時に終え、その後、
部会長の吉尾先生、甲南女子大学の神沢先生、松谷先生、森ノ宮医療大学の松田先生と三田屋で22時まで食事。
あわただしい中でも、いろんな意見交換をしました。
千里から上本町まで車で送っていただき、終電に無事に間に合うことができました。
都会は終電文化です。
関西に7年ですが、まだこれになじめません。
翌日、畿央大学においてニューロリハビリテーションセミナー基礎編を開催することになりました。
全国から200名のセラピストらを迎えることができました。
180ページにわたる資料を渡す際に
受講料に見合ったものを落ち帰っていただけているだろうかと、不安でしたが、
大丈夫なようでした。
200名はおおよそ3日間で締切という高速締め切りでしたが、
臨床家のみならず教員にもきていただき、
ニューロリハビリテーションが教育の現場でも浸透していけばと思いました。
今回は「基礎編」であり、
脳の進化、発生、発達、シナプス、ミエリンの構造・発達からはじまり、
脳幹の構造、それぞれの働き、機能的連結、そして脊髄に至る投射路、
上行路、下行路の名称変更、皮質脊髄路切断後の神経可塑性、
辺縁系、特に扁桃体、海馬、帯状回の構造と機能、
情動の神経メカニズムなどが初日は説明されました。
終了後、質疑応答はやめて、講師陣、院生がテーブルを回りながら討議、質問に答えるのが意外と功を奏し、みなさんから積極的な質問をいただきました。
脳の関係性は双方向性です!
18時半に初日を終えることができ、
19時より懇親会。
うちの教員陣のチームのよさが垣間見ることができました。
個はチームのよさによって最大限に発揮できる。
長期増強です。
一つのニューロンでは何もできないが、
シナプス、そしてミエリン化が進み、
互いに関係づければ、全体的なものだけでなく、
個の力も引き出すことができる。
職場の関係性がいかに重要であるか、
脳の科学からも説明できます。
お互いに足の引っ張り合いや、
あるいは表面だけの関係であれば、
いかに個が死んでしまうかわかるでしょう、
ダークニューロン化しないように、
そして、新たなニューロンのさまたげとなるようなアポトーシスがないように、
社会構造も整える必要があります。
最近いろんなところに公園に行きますが、
建設的な意見にあっていません。
若いセラピストが多いのですが、懐疑的かついわゆる愚痴が多いです。
さて、翌日は、基底核、小脳の構造、そして皮質領域との連結
あるいは脳幹との連結が語られ、
主に運動制御、学習の神経メカニズムに方向が向きました。
その後、院生2名から後頭葉、側頭葉における視覚認知系の順序、
そしてそれぞれの機能が詳細に語られました。
概して、2つの視覚系でさっとさっと語られてしまいますが、
院生2名がよく理解しながら報告してくれました。
続いて、頭頂葉におけるS1,S2の構造、階層性処理機構、
5野、7野、39野、40野の機能についてアクティブタッチも含めて解説がなされました。
人間の体と脳の一体化がここにあります。
ここは自分自身でも勉強を深めてもらいたいと思います。
課題を作る上でとても重要な領域です。
そのあと、私が前頭葉について、
運動野、高次運動野、前頭前野に分けて、
その機能を説明しました。
さて何事も経験です・
Outputしないとfeedbackは得られないのです。
それが外部ではなく、内部がとても重要なのです。
私自身がどう感じるか、それが決定的に学習に関与します。
何も感じられなければ学習はないです。
これは患者さんの脳にも言えることなのですが、
セラピスト自身にも言えます。
毎日、同じことの繰り返しであれば、誤差は生まれません。
いかにチャレンジが重要であるか、
しかし、それは身の丈にあったものでしか、ドーパミンは出ないのです。
いずれにしても、初仕事を終えたことにスタッフ一同喜びを感じています。
我々、話す側が楽しくなければ、楽しみながら話していないと、
聞く側は楽しくありません。
それが脳と脳の関係性、共感システムになるのです。
これが何よりも大切なものなのです。
どのような高尚なことを話しても、オーディエンスの心をつかまないと何もなりません。
それに関してはいつも反省したりすることころです。
いずれにしても、脳をもっと知りたい!という意欲はかきたてられたかなと思います。
私はスタッフの講義を聞いて、知らないことがありましたので、
もっと勉強しなければと思いました。
デンマーク、ライブと続き、
もちろん、その間、仕事、講演は数多くありましたが、
自分の中では「ニューロリハビリテーションセミナー」を無事に開催できることがずっと頭の片隅にありました。
金曜日は、千里で「神経理学療法部会」の講演。
300名ほど来ていただき、最後に片麻痺の手の考察をしました。
これは挑戦的仮説であり、是非ともその証明に入りたいと思います。
それ以外は従来から話していることですが、
今回は「クリニカルリーズニング」から話しました。
初心者には難しかったかもしれませんが、
「難しいけどおもしろい」が私の定番になってきたので、
それを意識しました。
そろそろ臨床を意識した展開に入りたいと思います。
もちろん、神経現象の解読にも向かいます。
講演を21時に終え、その後、
部会長の吉尾先生、甲南女子大学の神沢先生、松谷先生、森ノ宮医療大学の松田先生と三田屋で22時まで食事。
あわただしい中でも、いろんな意見交換をしました。
千里から上本町まで車で送っていただき、終電に無事に間に合うことができました。
都会は終電文化です。
関西に7年ですが、まだこれになじめません。
翌日、畿央大学においてニューロリハビリテーションセミナー基礎編を開催することになりました。
全国から200名のセラピストらを迎えることができました。
180ページにわたる資料を渡す際に
受講料に見合ったものを落ち帰っていただけているだろうかと、不安でしたが、
大丈夫なようでした。
200名はおおよそ3日間で締切という高速締め切りでしたが、
臨床家のみならず教員にもきていただき、
ニューロリハビリテーションが教育の現場でも浸透していけばと思いました。
今回は「基礎編」であり、
脳の進化、発生、発達、シナプス、ミエリンの構造・発達からはじまり、
脳幹の構造、それぞれの働き、機能的連結、そして脊髄に至る投射路、
上行路、下行路の名称変更、皮質脊髄路切断後の神経可塑性、
辺縁系、特に扁桃体、海馬、帯状回の構造と機能、
情動の神経メカニズムなどが初日は説明されました。
終了後、質疑応答はやめて、講師陣、院生がテーブルを回りながら討議、質問に答えるのが意外と功を奏し、みなさんから積極的な質問をいただきました。
脳の関係性は双方向性です!
18時半に初日を終えることができ、
19時より懇親会。
うちの教員陣のチームのよさが垣間見ることができました。
個はチームのよさによって最大限に発揮できる。
長期増強です。
一つのニューロンでは何もできないが、
シナプス、そしてミエリン化が進み、
互いに関係づければ、全体的なものだけでなく、
個の力も引き出すことができる。
職場の関係性がいかに重要であるか、
脳の科学からも説明できます。
お互いに足の引っ張り合いや、
あるいは表面だけの関係であれば、
いかに個が死んでしまうかわかるでしょう、
ダークニューロン化しないように、
そして、新たなニューロンのさまたげとなるようなアポトーシスがないように、
社会構造も整える必要があります。
最近いろんなところに公園に行きますが、
建設的な意見にあっていません。
若いセラピストが多いのですが、懐疑的かついわゆる愚痴が多いです。
さて、翌日は、基底核、小脳の構造、そして皮質領域との連結
あるいは脳幹との連結が語られ、
主に運動制御、学習の神経メカニズムに方向が向きました。
その後、院生2名から後頭葉、側頭葉における視覚認知系の順序、
そしてそれぞれの機能が詳細に語られました。
概して、2つの視覚系でさっとさっと語られてしまいますが、
院生2名がよく理解しながら報告してくれました。
続いて、頭頂葉におけるS1,S2の構造、階層性処理機構、
5野、7野、39野、40野の機能についてアクティブタッチも含めて解説がなされました。
人間の体と脳の一体化がここにあります。
ここは自分自身でも勉強を深めてもらいたいと思います。
課題を作る上でとても重要な領域です。
そのあと、私が前頭葉について、
運動野、高次運動野、前頭前野に分けて、
その機能を説明しました。
さて何事も経験です・
Outputしないとfeedbackは得られないのです。
それが外部ではなく、内部がとても重要なのです。
私自身がどう感じるか、それが決定的に学習に関与します。
何も感じられなければ学習はないです。
これは患者さんの脳にも言えることなのですが、
セラピスト自身にも言えます。
毎日、同じことの繰り返しであれば、誤差は生まれません。
いかにチャレンジが重要であるか、
しかし、それは身の丈にあったものでしか、ドーパミンは出ないのです。
いずれにしても、初仕事を終えたことにスタッフ一同喜びを感じています。
我々、話す側が楽しくなければ、楽しみながら話していないと、
聞く側は楽しくありません。
それが脳と脳の関係性、共感システムになるのです。
これが何よりも大切なものなのです。
どのような高尚なことを話しても、オーディエンスの心をつかまないと何もなりません。
それに関してはいつも反省したりすることころです。
いずれにしても、脳をもっと知りたい!という意欲はかきたてられたかなと思います。
私はスタッフの講義を聞いて、知らないことがありましたので、
もっと勉強しなければと思いました。