リーガ・エスパニョーラ第10節、首位レアル・マドリードは11月7日（日）に本拠地でアトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”を行いました。
■レアル・マドリードのフォーメーション
4-5-1
GK:カシージャス
DF:ペペ、R・カルバーリョ（後半37分→アルビオル）、セルヒオ・ラモス、マルセロ
MF:ケディラ、シャビ・アロンソ、ディ・マリア（後半38分→ディアラ）、C・ロナウド、エジル
FW:イグアイン（後半29分→ベンゼマ）
■試合
マドリーは開始からアトレティコゴールに迫っていき、少しずつ試合の流れを引き寄せて行きました。
前半13分、イグアインの突破からディ・マリアがボールを受け、走りこんでいたR・カルバーリョにパスを出し、これをカルバーリョが確実に決めて1-0！
重要なダービー戦でマドリーが先制します。
前半19分、C・ロナウドが得たFKをエジルが直接決めてマドリーが2-0とします。
マドリーはその後もチャンスを得ますが決めきれません。後半にイグアインが放った強烈なミドルもバーに嫌われてしまい、その後ネットが揺れることはありませんでした。
一方のアトレティコは何度か決定機を掴んだもののカシージャスとクロスバーに嫌われて得点できませんでした。
結局レジェス、フォルラン、アグエロ、シモンのアトレティコ自慢の攻撃陣を相手に完封したマドリーが、ダービーを制しました。
■感想
ダービーということもあり緊張感が漂っていましたが、マドリーが確実に2得点を奪い勝利しました。
1点目は相手DFにボールが当り、偶然カルバーリョの足元に転がり込む幸運に恵まれました。
しかし、2得点目は右利きのシャビ・アロンソが相手にプレッシャーを掛け、左利きのエジルにシュートコースを与えたマドリーの作戦勝ちのFKでした。
マドリーはアトレティコに対して何度か失点しそうになりましたが、見事守りきり（ムルシア戦を除くと）久々に完封勝利しました。
最近は大量得点したものの失点を繰り返し、先日のミラン戦では2失点して危うく負けるところでした。
そんな状況での完封勝利は月末のクラシコに向けての好材料だと思います。
最近、バルサに負けに負け、昨季なんかは無敗記録を更新中だつたというのにホームでバルサにあっさりと完敗する屈辱を受けました。
モウリーニョ監督によって生まれ変わったマドリーに、是非ともバルサを打ち破って欲しいですね！
レアル・マドリード2-0アトレティコ・マドリード
前半13分、R・カルバーリョ（マドリー）
前半19分、【FK】エジル（マドリー）
順位
1位 R・マドリード（勝点26）
2位 バルセロナ（25）
3位 ヴィジャレアル（23）
4位 エスパニョール（18）
5位 ヴァレンシア（17）
6位 レアル・ソシエダード（16)
日程
コパ・デル・レイ4回戦第2戦 11月10日(水) サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsムルシア
リーガ・エスパニョーラ第11節 11月14日(日) エスタディオ・エル・モリノン（ヒホン）
スポルティング・ヒホンvsレアル・マドリード
UEFAチャンピオンズリーグ・グループG第5戦 11月23日(火) アムステルダム・アレーナ（アムステルダム）
アヤックスvsレアル・マドリード