日本、2連敗で五輪敗退

2008北京オリンピックサッカー男子グループリーグ第2戦、日本代表は8月10日にナイジェリアと対戦しました。

負けたら五輪敗退が決まる日本はA代表でも活躍している内田を中心とした攻撃で攻めるも、前回のアメリカ戦と同じく最後の詰めが甘くゴールには至らず。
一方のナイジェリアは得意の身体能力を活かしたドリブルで日本ゴールに襲いかかり、後半13分にはイサックがくさびとなりオビンナが先制弾を決めて0-1。

その後もナイジェリアが優勢に試合を進め、後半29分にはアニチェベがトリッキーなプレーで追加点を決めて0-2。
日本も後半39分に豊田が1点を返したものの、その後はチャンスを活かせずに敗北、前回大会同様1試合残して五輪敗退が決まりました。

ファン・デル・ファールト、デビュー戦でゴール！

レアル・マドリードは8月7日にコロンビアのボゴタで地元のインデペンディエンテ・サンタ・フェと対戦しました。

56年ぶりにコロンビアの地で試合を行うレアルはスナイデル、カンナバーロ、イグアイン、セルヒオ・ラモス、カシーリャス、デ・ラ・レッド（ヘタフェからレアルに復帰）とメッツェルダーが休養、ガゴ（アルゼンチン）、ドレンテ（オランダ）、マルセロ（ブラジル）が北京オリンピックに出場するため不在という状況で4日に獲得した新戦力ファン・デル・ファールトがデビューしました。

前半戦、時差ぼけに苦しむレアルに対しサンタ・フェが試合を支配する展開。
レアルはオリンピック出場の夢が断たれたロビーニョを中心とした攻めで少ないながらもチャンスを得ますが得点には至らず。
逆にサンタ・フェが前半終了直前に決めて1-0でハーフタイムへ。

後半戦、シェスター監督はグティ、ロビーニョ、デュデクに代えてファン・デル・ファールト、ロッベン、コディナを投入。フレッシュな選手を入れて試合の活性化を図ります。
すると後半29分、ファン・デル・ファールトが得意のフリーキックから決めて1-1！ベッカムが去った後、レアルはそれに勝るとも劣らないキッカーを2人（スナイデル【怪我により長期離脱中】、ファン・デル・ファールト）獲得しました。
後半32分にはファン・デル・ファールトのフリーキックからペペが決めて1-2、レアルがファン・デル・ファールトの1ゴール1アシストの活躍で逆転勝利しました。

日程
親善試合 8月12日（火）コメルツバンク・アリーナ（フランクフルト、ドイツ）
アイントラハト・フランクフルト（稲本潤一所属）vsレアル・マドリード

NHK地上波放送だと日本は勝てない？！6年続く連敗記録

昨日、8月7日に行われた北京オリンピックサッカー男子グループリーグ第1戦日本vsアメリカの試合は日本の惨敗に終わりました。
この試合に日本が負けたことでNHK地上波放送された日本代表の試合の連続敗戦記録がまた更新されてしまいました。

元々NHKはワールドカップ、オリンピックなどの大きな大会のときしかサッカー中継しないのですが、それを考慮しても負けすぎです。

2002FIFAワールドカップ決勝トーナメント第1戦
日本●0-1○トルコ

2004アテネオリンピックグループリーグ第2戦
日本●2-3○イタリア

2006FIFAワールドカップグループリーグ第1戦
オーストラリア○3-1●日本

2006FIFAワールドカップグループリーグ第3戦
日本●1-4○ブラジル

2008北京オリンピックグループリーグ第1戦
日本●0-1○アメリカ

ちなみにNHK地上波で最後に黒●が付かなかった試合は02W杯グループリーグ第1戦のベルギー戦（2-2）。
アテネ五輪では第1戦パラグアイ戦をフジテレビが放送（敗北）、最終戦は日本テレビ放送でガーナに1-0で勝利（大久保のヘディングシュートで勝利）。
06W杯ではグループリーグ第2戦クロアチア戦をテレビ朝日が放送、試合は川口がPKを押さえるなど際どいところで引き分けました。

北京オリンピックの残りの2試合はテレビ朝日が地上波放送権を獲得したのでこの記録は少なくとも2010FIFAワールドカップ又は2012ロンドンオリンピックまで続きそうです。

追伸
NHKは深夜に録画放送があるようです。

レアル、アーセナルに敗れスナイデル負傷

レアル・マドリードは8月2、3日にレアルマドリード、アーセナル、ユベントス、ハンブルガーSVが参加している2008エレミーツ・カップの2試合（ハンブルガーとアーセナル）を行いました。

第1戦 ハンブルガーSV戦
前半にファン・ニステルローイが先制点を決めるも後半開始早々に追いつかれ1-1の同点。
同点のまま終了するかと思われた終了5分前、カンテラ出身のダニ・パレホ（レンジャース移籍が決定）が決勝点を決めて2-1でレアルが勝利。

第2戦 アーセナル戦
昨シーズン、ティエリー・アンリの穴を埋めたアデバヨールがレアルに幾度となく襲いかかり後半9分、いままで鉄壁の守備を見せていたレアル守備陣が痛恨のPKを与えて1-0。
アーセナルに先制点を奪われると後半14分にはチームの要スナイデルが相手の激しいタックルによって膝を負傷、シーズン開幕に間に合うかは微妙な模様。
試合はそのまま終了。最終的に1位ハンブルガー、2位レアル、3位アーセナル、4位ユベントスという結果となりました。

レアルはこの後コロンビア遠征を行います。

テュラムが現役引退

元フランス代表のリリアン・テュラムが8月1日、心臓疾患を理由に現役引退を表明しました。

テュラムはフランス代表で142試合に出場、1998年のフランスW杯、2年後に行われたユーロ2000を獲得しました。
特に98W杯では準決勝でクロアチアに先制を許した後、テュラムの2得点を決める活躍で逆転勝利を収め、フランスは決勝進出。決勝ではブラジルに勝利して初のワールドカップを手にしました。

テュラムは今期、パリ・サンジェルマンでプレーする予定でしたが、メディカルチェックで心臓に疾患があることが判明して断念し今回の決断に至ったようです。

リリアン・テュラム（元フランス代表）
「家族のことも考えて決断したんだ。パリSGでマルディーニのようになりたかったけど、それは実現できない。このような形でキャリアを終えることになり、すごく悲しい」

ソルダードがヘタフェに移籍

レアル・マドリードのロベルト・ソルダードのヘタフェへの移籍が7月29日にレアルのホームページ上で明かされました。

契約期間は4年で移籍金は400万ユーロ（約6億7000万円）。
ソルダードは2年前にオサスナにレンタル移籍した後、昨シーズンレアルに復帰して活躍を期待されていましたが、結局5試合しか出場できずに終わりました。
今年始めからヘタフェへの移籍が取り沙汰されており、この移籍は驚くべきものではありませんでした。

レアルはヘタフェからソルダードを取り戻す可能性を考えて、契約期間中にソルダードを他クラブに移籍させた場合200万ユーロ（約3億3500万円）を得るというオプションを付けました。
昨シーズン、ベルント・シェスター監督をヘタフェから獲得してから良好だった関係が崩れてしまった両者ですが、デ・ラ・レッドに続きレアルカンテラ出身の実力者を渡したことで関係は修復されつつあるようです。

リバプールがキーンを獲得

イングランド・プレミアリーグのリバプールが7月28日、アイルランド代表主将でトットナムに所属しているロビー・キーンを獲得したことを発表しました。

契約期間は4年で1移籍金は900万ポンド（約41億4000万円）。
イングランド代表ピーター・クラウチがポーツマスに移籍したことによって層が薄くなったFW陣を強化するために獲得に踏み切った模様。