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2010FIFAワールドカップ・南アフリカ大会、スペイン総括

2010-07-12 22:31:00 | 2010FIFAワールドカップ


1ヶ月におよぶ激闘の末、スペイン代表が史上初の優勝を飾り閉幕した2010FIFAワールドカップ・南アフリカ大会。
初のアフリカ大会、初の開催国1次リーグ敗退、スペイン初の決勝戦進出、スペイン初のW杯優勝など初物づくしの大会となりました。

さらにスペインは優勝国としては過去最少得点(8得点)、過去最少失点タイ(2失点)という記録もつくりました。
これは、スペインが欧州王者となり研究され尽くされていたことが伺える記録ですが、そんな状況でも優勝したスペインはやはり“強い”ということが実証されたともいえるのではないでしょうか。

最少失点に関しては、パスサッカーによるキープによる部分も大きく、まさに『攻めは最大の防御』という言葉を体現したともいえます。
勿論、カシージャスとプジョル、ジェラール・ピケによるレアル・マドリー&バルサ選手により形成された鉄壁の守備も十分に偉大な記録に貢献していたと思います(特に決勝戦のカシージャスの好守は圧巻でした)。
そしてスペイン代表の殆どの選手がバルサ(または元バルサ)である中で、レアルのカシージャスとシャビ・アロンソ、セルヒオ・ラモス、アルベロア、アルビオルはよく適応していたと思います(適応できてなかったら、フランスやイングランドみたいに内紛状態だったかもね)。

カシージャスに関しては、レアル勢が少数という状況でよく主将を勤め上げました。
大会前はバルサ正GKビクトール・バルデスの方が優れているとファンやマスコミに批判され、初戦のスイス戦では「恋人のサラ(西のTVレポーター)に見惚れて失点した」など言われ無き批判にも晒されました。
しかし、大会が終わってみれば最優秀GKに輝く活躍で批判は間違いであったことを自らの力で証明してみせました(決勝戦終了後、恋人のサラと人目をはばからず熱い包容を交わしていました…)。

初戦黒星から、様々な困難末に辿り着いた世界王者の椅子。
スペインはこの1ヶ月で、欧州最強から、世界最強にランクを上げたのは間違いありません。
リーガなどで若い人材も育っているため、このW杯初優勝はスペイン代表の黄金期の幕開けといっても過言ではないでしょう。
4年後、王国ブラジルで開催されるW杯でスペインは連覇に向かって猛進しているに違いありません。

スペイン代表メンバー(赤は決勝戦&準決勝先発)
■GK
イケル・カシージャス(レアル・マドリード)
ビクトール・バルデス(バルセロナ)
レイナ(リヴァプール)
■DF
ラウル・アルビオル(レアル)
ジェラール・ピケ(バルサ)
カルロス・マルチェナ(ヴァレンシア)
カルレス・プジョル(バルサ)
ホアン・カプデヴィラ(バルサ)
セルヒオ・ラモス(レアル)

アルバロ・アルベロア(スペイン)
■MF
シャビ・エルナンデス(バルサ)
アンドレス・イニエスタ(バルサ)

セスク・ファブレガス(アーセナル)
シャビ・アロンソ(レアル)
セルヒオ・ブスケツ(バルサ)
ハヴィエル・マルティネス(アスレティック・ビルバオ)
ダヴィド・シルバ(ヴァレンシア)
■FW
フェルナンド・トレース(リヴァプール)
ダヴィド・ヴィジャ(ヴァレンシア/バルサ)
フアン・マタ(ヴァレンシア)
ペドロ・ロドリゲス(バルサ)
フェルナンド・ジョレンテ(ビルバオ)
ヘスス・ナバス(セヴィージャ)



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