6月7日、ユーロ2008が開幕、グループA第1戦の2試合が行われました。
グループAはどうやら大方の見方通りポルトガルとチェコが初戦を制し攻勢、開催国スイスは苦境に立たされました。
開幕戦、開催国の維持にかけてなんとしても勝ち点が欲しいスイスは06W杯無失点の強力な守備力と積極的な攻撃でチェコを追いつめて行きますが、チェフの好守によってゴールは割れず、逆に後半26分、一瞬の好きを突かれ失点、惜しい形で開幕戦を落としグループ突破が難しくなりました。
グループAの本命、ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウドが2得点に絡む活躍でトルコに勝利。初戦を勝利してグループ突破に一歩前進しました。
日本代表は6月7日、アウェイで2010FIFAワールドカップ3次予選第4戦、オマーン代表と対戦しました。
勝利で3次予選突破に王手がかかる日本でしたが、前半13分にゴール前での混戦からムバラクにミドルシュートを決められ1-0。日本は一気に厳しい立場に立たされました。
その後は日本が何度か攻め込むも1点リードしているオマーンは守りを堅めてしまい前半は1-0で終了。
後半戦、負けると3次予選敗退が現実味を帯びてくる日本は積極果敢に攻め込みます。
すると後半8分、玉田が得たPKを遠藤が落ち着いて決めて1-1の同点に、GKアル・ハブシの重心をずらしゴール左隅に流し込みました。
しかし後半13分、闘莉王がエリア内でサレハを倒して痛恨のPK。オマーンにとっては千載一遇のチャンス、日本にとっては絶体絶命の危機でしたが、オマーン選手の放ったシュートコースは楢崎の守備範囲、スコアは変わらず1-1。
その後、日本は何度も攻め込むも詰めが甘くドローで試合終了、日本はアウェイで貴重な勝ち点1を手にしました。
日本は次回アウェイでタイと対戦。
勝利すればオマーンが引き分け以下で3次予選突破決定、引き分け以下だとオマーンが負ければ突破決定、それ以外の結果になると最終戦まで3次予選突破争いは縺れ込みます。
2010FIFAワールドカップアジア3次予選 グループ2順位
1位 バーレーン(勝点10)
2位 日本(勝点7)
3位 オマーン(勝点4)
4位 タイ(勝点1)
日程
6月14日(土)
タイvs日本 日本テレビ 午後7:00~
6月22日(日)
日本vsバーレーン テレビ朝日