SOCCER NISUTA

なせば成る!!!!
レアル・マドリードについて書いていきます。

旅の始まり

2008-02-06 23:47:01 | 2010FIFAワールドカップ


2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会アジア地区3次予選、グループ2。
日本代表は2月6日にタイ代表と埼玉スタジアム2002で対戦。日本はオシム監督から岡田監督に代わって3試合目で早くも大一番を迎えた。

会場は2002FIFAワールドカップ日本の初戦ベルギー戦、2006FIFAワールドカップ1次予選オマーン戦で使用された埼玉スタジアム。
今回は前回の予選に比べて比較的楽(日本などのシード国にとっては)で前回大会は予選グループ第1ラウンドは上位1チームのみ最終ラウンドに進めるという方式だったが、今大会はシード国以外は1、2ラウンドを勝ち進まないと出場できず、シード指定の国が参戦する第3ラウンド(前大会の第1ラウンドにあたる)では上位2チームが最終予選に進める方式となっている。

前半戦
岡田監督就任3試合目にして早くも迎えた大一番。日本は序盤から果敢に攻めあがりタイゴールを狙った。
雪が振る中で迎えた前半21分、中田英寿の7番を受け継いだ遠藤保仁のフリーキックがタイゴールを揺らし1-0。日本は上々の滑りだし。
先制を許したタイは歓喜に沸く埼玉スタジアムを一瞬にして凍りつかせるミドルシュートを前半22分に決めて1-1。川口はまったく反応できず、2006FIFAワールドカップのブラジル戦のジュニーニョのゴールを思い起こさせるような失点。

その後日本は素早いパス回しでタイゴールに迫るも全員で守りを固めるタイ守備陣を崩せずに前半終了。カウンター攻撃を狙うタイに何度かシュートを放たれたものの、失点シーン以外でとくに危ないシーンはなかった。

後半戦
前回のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で2得点と大活躍した山瀬功治が再びチームを救った。
ドリブルで相手陣内に切り込むとペナルティエリア内で混戦、混乱の中相手ディフェンダーのクリアボールが中村憲剛にあたり大久保の目の前へ、反応した大久保のシュートがゴールネットを揺らして2-1。日本が勝ち越し。
後半18分、ワシラバーンが2度目の警告を受けて退場。10人となったタイを日本は今まで以上に攻め立て、後半20分にはフリーキックから中澤がヘディングシュートを決めて3-1

目前に迫る勝利、しかし日本イレブンは後半30分すぎから少々疲れ気味で集中力を欠きじょじょにタイが攻め始めるも、タイの方も疲れの色を隠せず日本の勝利は時間の問題に。
後半45分、今までミスをしなかったタイが失態を犯す。をフリーにしてしまい4-1。ノーマーク状態の巻が簡単に駄目押し点を決めて日本が勝利。

総括
試合前の予想ではタイが攻めてくると言われていただけに、肩透かしを食らったような感じでした。
日本が攻め立てたからなのか、端からカウンター戦略だったのかは分かりませんが日本が長い茨の道の最初の一歩を白星で飾ったことは間違いありません。

次戦は3月26日のバーレーン戦、このチームは06W杯最終予選で対戦した相手。第1戦は相手のオウンゴール、第2戦は小笠原のゴールで勝利。この2戦で日本は本大会出場をほぼ手中に収め、逆にバーレーンはプレーオフに回ることがほぼ決定(実際プレーオフに回り、そこで敗退)バーレーンにとってはオウンゴールの借りも含め、雪辱戦として挑んでくるでしょう。

そして6月2日はオマーンと対戦。このチームとは06W杯1次予選で対戦しています。
初戦は日本にとって1998FIFAワールドカップ出場決定戦イラン戦以来のW杯ということで、これまで以上の注目の中行なわれました。試合はロスタイムに久保が決めて日本が勝利。それ以降、日本は最終予選アウェイのイラン戦以外全勝中です。

日本代表4-1タイ代表
前半21分、遠藤
前半22分、ウィノータイ
後半8分、大久保
後半20分、中澤
後半45分、巻