レアル・マドリードキャプテン、ラウル・ゴンサレスは31日、同クラブ所属のアントニオ・カッサーノがカペッロ監督を侮辱したとして、クラブ側が謹慎処分を下した件ついてクラブ側を支持しました。
カッサーノは最近出場機械が与えられていない事に激怒し、カッサーノのローマ時代の監督で現レアル・マドリードの監督であるファビオ・カペッロ監督に対し「俺は先発でプレーするに値するはずだ。あんたは恥知らずだ。ローマでは俺があんたのために尽くしたというのに、これがそれに対する仕打ちか」と不満を爆発させた。
この発言に対しレアルのキャプテンであるラウルは、「これはクラブの問題だけど、その中でもルールが存在することは、誰もが受け入れなければならないこと。僕たちは他の選手のために一生懸命頑張らなければならないし、謙虚になって同じ目的のために働かなければならない。それに偉大なクラブの一員であるという自覚を持つ必要がある」とカッサーノを批判しました。
また、ラウルはリーグ初敗北を喫したヘタフェ戦後にレアルの会長であるカルデロンにチームから退団させて欲しいと申し出た件について「色々なことが上手くいかなくて苦しんだし、ただ会長と話して自分の疑問をぶつけたかっただけなんだ。でも話してすっきりしたよ。会長が僕を信頼してくれていることが分かったし、僕がこれまでやってきたことに価値があると気付いたからね」と話しました。