ミラン、リヴァプールなど決勝Tへ

チャンピオンズリーグ第4節が31日、1日格地で行なわれ決勝トーナメント進出チームが8チーム決定しました。

予備予選から出場した グループＨのACミランは、ホームのアンデルヒト戦でブラジル代表カカがハットトリックの大活躍でチームを勝利に導き決勝トーナメント進出が決まりました。
グループEでは、初戦でレアル・マドリードを粉砕したリヨンがウクライナの雄ディナモ・キエフをホームで1-0で下し決勝トーナメントへの切符を手にしました。

グループＦでは、中村が所属するセルティックがアウェイでベンフィカに敗れ決勝トーナメントは持ち越しとなり、同グループに属するマンチェスター・ユナイテッドはアウェイで格下のコペンハーゲンに足下を掬われ決勝トーナメント進出を次節に持ち越す結果となりました。

チャンピオンズリーグ第4節 11月1日の結果
■グループＥ
リヨン1-0ディナモ・キエフ
レアル・マドリード1-0ステアウア・ブカレスト
■グループＦ
コペンハーゲン1-0マンチェスター・ユナイテッド
ベンフィカ3-0セルティック
■グループＧ
ハンブルガーSV1-3ポルト
アーセナル0-0CSKAモスクワ
■グループＨ
ACミラン4-1アンデルレヒト
AEKアテネ1-0リール

決勝トーナメント進出チーム
グループＣ：リヴァプール、ＰＳＶ
グループＤ：バレンシア
グループＥ：リヨン、レアルマドリード
グループＨ：ACミラン

レアル、決勝T進出

チャンピオンズリーグ第4節、レアル・マドリードvsステアウア・ブカレストの試合が1日レアルのホームスタジアム、サンティアゴ・ベルナベウで行われました。

この試合引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるレアル・マドリードは、負ければグループリーグ敗退が決まるステアウア・ブカレストの堅い守備に苦しめられゴールを奪えず試合が進行するという嫌な展開となりました。

この日のステアウアの守備が堅いことを象徴しるシーンは、前半42分のレアルの波状攻撃。ディアラのセンタリングをファン・ニステルローイが合わせゴールと思いきや相手ディフェンスがクリア、そのリバウンドを再びニステルローイが頭で狙うもまたもクリアされゴールならず、そのこぼれ球をロビーニョがシュートするも枠外へ飛び、レアルが絶好のチャンスを逃がし前半終了。

後半ベッカムを投入し先制点を狙うレアルは、グティのフリーキック、ラウルのシュート、ベッカムのコーナーキックでゴールを狙うもステアウアの堅いディフェンスに阻まれゴールならず、後半21分にはニコリタのシュートがレアルを襲いましたがカシージャスがセーブし事なきを得ました。

そして、そのステアウアの攻撃から僅か3分後の後半24分。レアルにサッカーの神が微笑みます。先ほどレアルのイレブンの肝を冷やさせたニコリタのバックパスがステアウアゴールへ転がり、レアルが相手の自殺点によって先制点を挙げました。

その幸運なゴールから3分後の後半27分、レアルはPKのチャンスを得ますが“欲張るな”とばかりにファン・ニステルローイの放ったシュートはクロスバーを超えてゴールならず。その後、ロナウドが出場するなどレアルは追加点を狙いましたが1-0のまま試合終了。レアルは相手のオウンゴールにより勝ち点3を獲得、決勝トーナメント進出を決めました。

レアル・マドリード1-0ステアウア・ブカレスト
後半24分、オウンゴール（ニコリタ）（レアル）

日程
リーガ・エスパニョーラ第9節 11月5日（日）
レアル・マドリードvsセルタ

コパ・デル・レイ トーナメント第2戦 11月9日（木）
レアル・マドリードvsエシハ

チャンピオンズリーグ予選グループ第5節 11月21日（火）
レアル・マドリードvsリヨン


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まさかのPK失敗